熟年熟女の出逢い、いついつまでも男と女

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事のおこりは一通のエアメール

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    話は前回のユカさんの話と続くが
    ユカさんが9月の連休の婚前旅行から帰って
    10月になるとすぐに彼がユカさんの家に現れ
    父親にユカさんとの結婚の許しを求めてきた。
    なかなかの行動派であったようだ。

     当時のユカさん

    父親は卒業して間もない娘をまだ嫁に出したくなかったらしいが、
    今般の経緯や旅行を許可した手前から
    断り切れずに結婚を認めたらしい。
    ユカさんはそんな父親の姿を人ごとのように
    ぼんやり横で聞いていたという。

    まだ心のなかでは1年すこし前に別れた先輩のことが
    旅行中でも何度も思い出されてくるそんな状態なのに
    彼と並んだ布団に寝ながらこのまま身体を求められたら
    嫌やと言って抗っても無理やり犯されるだろうなと
    そんなことをぼんやり考えていたという。
    そのうち旅の疲れからか深い眠りに陥ってしまった。
    朝、目が覚めてユカさんはなにごともなかったことを知った。
    「よく眠れたな」と状況に鈍感な自分に呆れたという。
    ある意味初心なところをまだ残した娘であったのだ。

    あの夜、彼に無理やりに処女を奪われていたら
    先輩のことはその日から忘れることが出来たかと聞いてみたが、
    彼とは本当に何もなかったから、それはわからないと
    ユカさんは笑いながら何度も繰り返すだけだ。
    その頃、捨て鉢な気持になっていたのかなとも言った。

    小生も何度も婚前旅行の経験があるが
    男女二人きりの旅館の部屋で女性と何もなく
    一夜を静かに過ごすなんて絶対考えられない。
    上の若々しいユカさんの写真を見て男なら到底諦めきれないだろうに。
    昔の男女にはそんなケースも多少はあったんだろうか?

    しかしユカさんは俄然そう言ってはばからない。
    しかしそのことが大きく影響するような
    人生の選択が期しくもすぐ後に迫っていたのだから
    ある意味驚きの人生だと言う。

    11月になると婚約とその他の諸々のことが
    彼女の思惑を越えて周囲でどんどん進められていったらしい。
    もうこの先は後戻りができないまでになっていた。
    ユカさんが興奮して言うには、そんなときだった。
    棚の物を取ろうとして脚立を動かせたとき
    ポロリとその座布団の隙間から落ちた一通の封筒があった。
    それはなんといまだ心に残っていたあの先輩の
    パリからのエアメールだった。

    それはパリ発10月30日消印の先輩からの便りだった。
    母親はユカさんに見せないようにとわざと隠していたらしいが
    なんと皮肉なものか、ポロリと畳の上に落ちてしまったのだ。

    それはなんと先輩のパリからの1年ぶりの便りだった。
    ユカさんと別れてから先輩はパリに飛び出していったらしい。
    さりげなく書かれた三枚の手紙には誕生日のお祝いと
    前年の誕生日に会ったユカさんのスナップ写真が同封されていた。
    封筒には写真も当時のそのままの形で残されている。
    眩しそうに写る若いユカさんの表情がほほ笑んでいる。
    ファインダーを向けている相手に投げる微笑みが優しい。

    ユカさんが密かに何度も待ち望んでいた便りだ。
    前の年の秋から約1年の空白を埋めるものだ。
    手紙にはこの暮れに大阪に帰るつもりだと書かれていた。
    具体的なことはそれだけだったが
    その時のユカさんはびっくりして声も出なかったという。

    すぐに今の自分の立場を思って愕然としたという。
    結婚の約束まですでにしてしまっている。
    婚前旅行まで済ましてしまっている。
    真偽のほどはわからないが、せめてもの幸いに
    肉体関係だけはかろうじてなかったとすれば
    それだけがまだ彼女にはほっとさせることだったろう。

    さあどうしよう。
    先輩のメールには具体的な事はなにも書かれていない。
    この暮れに日本に帰りたいということだけだ。
    実家に帰るのかどこへ帰るのかも分からない?
    今の所在すらわからない。

    その日からユカさんの苦しい胸の内が
    あれこれと急に激しく乱れ始めたという。
    結納や結婚式の様式など無味乾燥な事々が
    彼との間で話され始めていた時だけに
    それも上の空に、ユカさんの苦悩する心の内は
    誰にも相談することすら出来なかった。

    写真の箱の中に納められたままのメモや
    友達との間で交わされた当時の書簡を読みあげながら、
    彼女は照れながらその当時の胸の内の苦しさを語った。
    「そんな映画や小説の中にあるようなことが本当にあったの?」
    小生が信じられないと言うと
    ユカさんは古びたエアメールの封筒を取り出してきた。

    「これを何度、読み返したことか…」
    そういって小生の手に封筒を渡してきた。
    先輩の手で横文字と日本語で住所が書かれていて、
    PAR・AVIONと赤字であたかもエアメールという感じだ。

    小生はこのブログの記事を書きたくなってこっそりと
    彼女のスキをみてスマホで封筒を写しておいた。
    これがこの写真だ。

    こうしてユカさんは誰にも打ち明けることもなく
    やがて重大な決心をしていくことになったらしい。
    婚約を無かったものにして先輩の心の内をもう一度
    自分の目と耳で確認しなければ
    それからの自分の人生はもう送れないのだと思ったそうだ。

    まだ自分は若いのだ。
    納得いく結論もなく分かれていった先輩の
    本当の気持をもう一度はっきり知りたい。
    今はなにがあっても先輩ともう一度話し合ってみたい。
    どうなるかわからないが、流されるように過ぎ行く
    自分の人生にその時、はっきりNoを突き付けたのだという。

    もう1か月遅かったら後戻りは出来なかっただろう。
    だけど頑張れば今だったらもとに戻れる。
    そう決心したユカさんは勇気をもって
    結婚はなかったものにして欲しいと改めて彼に言ったそうだ。
    もう一度やり直そうと彼は荒れ狂い大きなもめごとになったが、
    がんと阻む彼女の姿に婚約相手の男は去っていった。

    その時、ユカさんは自分の意志で真っ赤に燃えた。
    彼女の青春の日だったのだろう。
    しかしその後、先輩の消息はなかなかはっきりしなかった。
    先輩の実家にも手紙を書いたし、
    友達にも問い合わせの手紙や電話をかけまくった。
    ても返事は帰ってこなかった。
    どうも実家にすら連絡はないらしい。

    共通の友達に問い合わせてみても
    突然の連絡に戸惑うばかりで、
    その所在すらわからなかった。
    パリから帰る直前にスペインに行くことになったとか
    いろいろな噂が耳に入ったが
    ユカさんはなんとか先輩に連絡を取れるように
    頑張ったが分からなかった。

    「もう一度先輩に会って気持ちを確かめたい。
    なんとかもう一度会って話しがしたい。
    そうでなければ私はもう誰かに恋することも
    お嫁にもいけない」
    そのころ、そう何度も呟いていたという。

    そうしてユカさんは先輩の夢を見ながらも
    時間とともに先輩の姿は遠のいていった。
    一通のエアメールを最後に姿を現すことはなかった。

    そうしてユカさんは処女のまま熟女になっていった。
    ほんとうに処女かどうかは小生には知る由もないが、
    彼女が言うにはあの夜、なにもなかったという。
    本当にそんなことってあるのだろうか。

    これらのまるで小説のようなユカさんの恋の行方と
    顛末を聞きながらやっぱりチャンスは前向きにつかむことが
    人生どんな時でも大事だと思った。

    婚約者の失敗はあの夜、どんなことをしてでもユカさんを口説き
    彼女を犯せる絶好のチャンスをしっかりモノにするべきであった。
    たった一突き出来なかったことが婚約の破棄に繋がり、
    ユカさんの青春をあたら虚しくさせてしまったのだ。

    「婚約者とあの時結ばれていたほうが
    その方がなんぼも良かったのにね。
    ユカさんもお嫁に行けたし婚約者も失恋しなくて
    綺麗なユカさんをとっぷり抱けたのにね」
    そう小生は冗談ぽく窯をかけてみたが
    「いやね」
    そう言ってユカさんは変にはにかむだけだった。
    いくつになっても青春の苦い記憶は
    懐かしく甘酸っぱいものだ。

     

    ユカさんの若かりしそのころの写真を一枚もらった。
    婚約破棄をした直後の姿だという。
    今回は特に、封筒の盗み撮りとこれらの写真をUPしてみたい。
    これがユカさんの青春の墓標として…。

    小生はそのようなユカさんの苦い青春を知れば知るほど
    少しでも癒してあげようと
    ますます彼女をやさしく可愛がって
    やりたくなったものだ。

    これこそまったく
    C'est la vie. だ。

     

     

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    熟女の処女ではなかったかも?

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      この連休中、ユカさんと大阪城の天守閣に上った。
      後半は京都醍醐寺の新緑の桜並木の散策に出かけた。
      二人の逢瀬は例年のごとく和やかに過ぎた。

      暖かで穏やかな連休の休みは静かだった。
      そのあと、埋め合わせもきっちり連休明けにさせられた。
      母親のショートステイの宵に食事に呼ばれ、
      いつものように二人きりで今までの思い出などに
      あれこれと笑いさざめき話の華が咲いた。

      今まであまりなかったことだったが
      食後にゆったりコーヒの香りを嗅ぎながら
      居間の檀卓に寄り添ってユカさんの
      卒業アルバムや若い頃のアルバムなどを見せられた。
      今までに何度か若いころの話をしたことがあったが
      それはあくまで情交までの時間潰しで
      アルバムを開けながらじっくり見て楽しんだのはない。

      女子大生の頃から初々しい新入所員のころの写真が
      何冊かのアルバムや写真の束にまとめられていた。
      一枚一枚ページを捲りながら
      横に寄り沿って丁寧にコメントを付けてくれた。

      彼女の女子大生のころは色白の固太りで
      脹脛などむっちりと男好きのする身体を
      惜しげもなくさらけ出していた。
      ミニスカート全盛の頃なのか
      今ではびっくりするほどぴちぴちした
      太ももを晒した写真が並んでいた。

      女の子の友達と旅行先でポーズをとっている写真や
      学生の集団写真がならんでいたりする。
      そのなかに結構の男性の写真が紛れていた。

      小生はさりげなく男性の写真に注意して
      「この人は?」と聞いていったが、
      友達の彼氏と一緒に写っているのだとか
      当時のボーイフレンドの一人とか
      多少のはにかみを交えながら教えてくれた。

      そのなかに部屋に男と二人だけで写っているのがあった。
      明らかに旅館の一室で表情は硬かったが
      ツーショットで写っているのである。

      「この写真は?」
      小生はさりげなく訊いてみた。
      お見合いで紹介されてちょっと付き合っていた人だという。
      それでなくとも雰囲気は旅館の一室だ。
      「旅行にいったときの?」
      さりげなく窯をかけてみた。

      それから小生の詮索が始まった。
      はじめユカさんは飛騨高山に
      何人かの友達といっしょに旅行に行った時の写真だと
      はぐらかすように言っていたが
      次々と問い詰めていくうちに
      ふたりで旅行をした時の写真だという。
      雰囲気が二人きりのツーショトまるだしだ。

      別に小生が気にすることもない昔のことだから
      ことさらに問題にすることではないが
      小生には今やユカさんのプライベートのことは
      昔のことであってもやはり気になる。
      しかも二人きりの婚前旅行のような
      写真が出てきたのではさすがに穏やかではない。
      どきっとして、嫉妬で顔からかすかに汗が吹いた。

      「若いころの婚前旅行?」
      さすがにそう尋ねざるを得なかった。
      以前、ユカさんは処女だといっていたのに、
      だまされたような気になっていた。
      婚前旅行にいって夜に何もなく終わることはない。

      ユカさんは仕方がないなというように、
      まだ22歳のころ、ある人の是非との紹介で
      偶然を装って紹介された人なのだといった。
      そのあと相手は結婚を前提にと付き合うことになったのだが、
      ユカさんにはまだ卒業前に分かれていった年上の先輩のことが
      気持ちの底にいつも忘れられないまま残っていた。

      初めてプロポーズをされた3っつ年上の青年だ。
      しかし仕事もないままの芸術肌の人で、
      両親に卒業したらと紹介したのだが、
      まったくけんもほろろで相手にならないほどに反対され、
      先輩の卒業とともに疎遠になっていった。
      それでもはっきり別れたわけではなかったから
      いつまでも彼女には埋火のように彼のことが心の底にあった。

      そんな状態が続いていた。
      だから結婚前提と紹介されたものの彼とは
      あやふやに惰性のような形で付き合っていたそうだ。

      そんな形だが取巻きの話だけがどんどん進んでいった。
      彼氏のほうは乗り気になって、
      「二人で旅行にいって、もっとお互いのことをよく知りたい」
      そうユカさんの両親に申し込みがあったそうだ。

      彼女の父親に手紙でそう頼んでくると
      父親は彼女のあやふやな気持ちを知ることなく
      「責任ある行動」という言葉を信じて認めたらしい。
      ある意味彼女には後許可をとるような形で
      親と相手の主導する婚前旅行だったそうだ。
      父親に許可を取ったことでどんどんスケジュールを
      進めていく彼氏の言ううままになってしまった。

      何枚かの写真にはやや硬い表情のユカさんと
      なぜかそれ以上に緊張したような男性が並んで写ってる。
      小生は妙な嫉妬を覚えた。
      ユカさんの瑞々しくぴちぴちした姿が目の前にある。
      この男が彼女の発モンを味わったかもと思うだけで
      なぜか嫉妬の炎がうずんでくる。

      たった一度や二度の交わいなど今までの
      彼女との逢瀬を考えただけで取るに足らないものだが、
      それが処女となると「なんでこの男やねん」
      という気になってしまう。
      初ヒットの記念ボールを横取りされた野球選手のようなもんだ。

      ユカさんはその時は
      このまま同じ部屋で泊まれば簡単に犯されるだろうと
      さすがそう思ったらしいが、彼はなにもしなかったという。
      小生には信じがたいがユカさんはそう言って
      「ほんとよ」とはにかんで笑った。
      どうも父親に「責任ある行動」と宣言してしまった手前
      かえって彼女の処女を味わうことが
      出来なくなったのではないかと小生は想像してしまう。

      それでもこの刺激的なシュチエーションを
      知れば知るほどますます小生を
      嫉妬させて次から次えと詮索の根を伸ばしてしまった。

      この小生の嫉妬がユカさんの思わぬ話をほじくり
      あれこれ詮索することに発展して
      それがユカさんの熟女まで処女であったかどうかの
      そんな過去を教えてくれることになった。

      ユカさんには意外な人生の悪戯に巻き込まれ
      激しい青春の息吹とからまって若き日の喜びも悲しみも
      一気に青春の日々を駆け抜けていったという。
      その証がこの婚前旅行の写真やその他の品に
      充分残されているということらしい。

       

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      新緑の頃が今年もやってきた

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        来週から今年も大型連休が始まる。
        何時ものように四月は周囲がばたばたとしていて
        予想をしていたが小生もその影響を少なからず受けた。
        そんな感じで変更の手続きやなんやで
        いつのまにか四月も半ばを過ぎてしまった。

        ユカさんとは職場の部署が離れたせいか
        メールがしょっちゅう来るようになった。
        お昼を一緒に食べに行こうかとか
        合いの日には逢瀬のお誘いがひんぱんにくる。
        人の目が身近で少なくなって、かえって
        自由度が増したような気になっているのだろう。

        ついに今年、連休の京都のお泊りは無しとなった。
        どちらからともなく京都のイベントは
        去年の除夜の鐘で終わったようになってしまった。

        今年は何度か日帰りデートをしようと言うが
        むしろ彼女は二人で一緒に居れるだけでいいと
        そんなユカさんの雰囲気になっていた。

        連休にはいる前の週、
        母親のショートスティの夜は
        小生の仕事のない日だから
        しつこいユカさんのお誘いもあって
        そのまま彼女の家に会いにいった。

        その気まんまんで時間休をとって
        ユカさんは夕食の準備をしながら小生を待っていた。
        彼女自らの手料理の夕食を頂いていつものように
        座敷の畳の上で犯すように抱き合った。
        この流れはいつものようだが
        犯すように抱くのはまだまだ新鮮さを残している。

        連休前の暖かい夜気に包まれた女体を、
        すべすべとなめし皮のように人肌の温かさで
        滑っぽく伸びる柔らかな肌を味わいつくした。

        愛しく思う女の肌はつるつると白く
        惚れ惚れと愛くるしいものに思える。
        最近、とみに老いを感じるようになってから
        ユカさんに嫌われないようにいろいろな手管を
        その日も改めて駆逐してみようと試みてみた。

        ⇒今までにないスチィエーションで抱く。
        ⇒出来るだけじらしているように時間をかける。
        ⇒性愛の基本はキスにあると思っている。
        ⇒「愛しているよ」といいながら飽きるほどキスをする。
        ⇒体じゅうを何度も何度も時間をかけて嘗め回す。
        ⇒出来れば彼女の身体が挿入を促すまでは交わらない。
        ⇒小生の体でユカさんを喜ばせられるタイニングを計る。
        ⇒中折れしないように注意する。
        ⇒中折れしたらうまく体裁をつける。
        ⇒挿入したら頑張って抜かないようにする。
        ⇒自分なりに彼女に嫌われないように精をだす。

        最近再びこんなことを肝に銘じてユカさんを見つめる。
        連休まえのその日逢瀬はこの心がけどおり頑張ってみた。
        食後のほっこりしたあとコーヒを飲みながら
        彼女の背後から這い寄り唇を吸い合いながら
        座敷の畳の上に押し倒すように抱き据えた。

        一枚一枚着衣のボタンをはずし丸い腰から抜き取り
        まだまだまぐ合うことの興奮が激しかった頃の
        そんな情景と同じような濡れ場を演出しようとした。

        座敷はこうこうと二人の姿を照らし出していた。
        ユカさんの身体は付き合い始めからいつも水っぽい。
        最初の時、神社の回廊で目の前に広がる肢体は
        蟻の門渡りまでぬるぬるに鈍く光って滴っていた。
        そんなことを思うと小生も身体の先を硬く尖らせた。
        嘗め廻る身体の部分をいままでより広くするようにした。

        陰毛の生際を唾液を含ませてぬるぬると嘗め
        出来るだけ襞の周りをゆっくりと嘗め廻った。
        どんなに時間をかけても彼女は嫌と言わなかったが
        その日は、情交のゆっくりした進展に
        ユカさんの方から「入ってきて」と
        耐えられないようにかすかに囁いてきた。
        気づかぬように無視を続けると何度も囁き
        腰をかすかに押し付けてくるばかりになった。

        最近柔らかめになっている小生の身体も
        彼女のささやきに刺激されてかぐっと硬くなり
        ぶじゅっというような音がかすかに聞こえるかのように
        ぬるぬるにしたたる襞の中に深々と根元まで挿入した。
        それを待っていたようにユカさんの身体が
        異様な動きをしながら固く抱きしめてきた。

        「しっかり抱きしめてくれるだけでいい」
        そんな小生の苦悩を知っているかのように
        最近のユカさんは
        抱かれながらなんども囁くようになった。
        これは彼女のささやかな心遣いなのだろうか。

        いろいろの手管を考えて
        彼女の誘いに飲み込まれていきたい。
        そんなことをますます思う。
        若いころの思いとダブって
        ユカさんのことが複雑に絡んで
        人生を考えるようになったのであろうか?

        老いとは淋しくも味のある
        そんな時間なのだろう。

         

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        四月からふたりの仕事に変化が

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          何時ものように四月は周囲がばたばたとしていて
          予想をしていたが小生もその影響を少なからず受けた。
          そんな感じで変更の手続きやなんやで
          いつのまにか四月も半ばを過ぎてしまった。

          小生も年齢規定で非常勤の勤務体制になった。
          週三日の非常勤になって微妙な変化にまだ慣れていない。
          ユカさんの所属も移動になった。
          知り合ってから初めての移動になって
          毎日朝顔を合わすこともままならなくなった。
          同じ部署に長くいたことから今年の移動は
          予想はしていたがやっぱりという結果になった。

          別に彼女の担当が移動したからといって
          別棟になったわけでもなく
          同じフロアの端と端になっただけだが
          それでも好きな時に小生のデスクの周りに
          彼女が来ることも難しくなった。

          彼女の匂いがいつも嗅げなくなるのは残念だ。
          そのほうが二人の付合いに変化を与えてくれるだろうが
          今のところメールの遣り取りが頻繁になっただけで
          毎週一度の逢瀬は何とか維持している。

          小生にあり余る時間が出来たことで
          これから生活にどんな変化が出るか想像ができない。
          それでも仕事が一区切りとなったことで
          いろいろな物の整理に時間を使てみたくなった。
          誰もが思う気持なのかもしれない。

          屋根裏に収納していた物を下ろし、
          収納されたダンボール箱を開けて
          整理しながら処分をするものは処分を、
          残しておこうと思うものは
          内容を記録しながら再度収納したり
          処分する大量の過去の記録の数々を処分した。

          そのなかで若いころの友人と交わした手紙や
          色あせたノートの数々がごっそりと見つかった。
          屋根裏にまとめて放り上げておいたとは
          記憶にあったがどのような形で置いていたか
          まったく記憶から消えてしまっていたから
          宝箱を開けるような不思議な懐かしさを伴って
          目の前にごっそりと現れてきた。

          こないだ思いがけづ若いころの日記帳が出てきて
          興奮して読みふけったのはどこかに書いたが、
          今回の手紙類もやはり刺激的だった。
          今と違って当時はメールもない時代だ
          こまごまと手紙の中に男女の遣り取りが残っていた。

          記憶の底に消えていったような事柄が
          思った以上に消えた記憶を呼び覚ますように
          リアルに蘇ってきたもんだ。
          思い込んでいた記憶が思ったのと違っていたものもあった。

          それぞれ昔、付き合っていた彼女たちとの別れは、
          抜き差しならぬ切羽詰まった男女の局面になって
          突然、彼女たちの決心が堰を切って溢れ出してくる。
          そんな複雑な事情が手紙の文面として残っていた。

          完全にそんな細かな綾はすでに記憶の彼方に霞んで
          「ああそうなんだ!」
          そう呟くようなびっくりの事が手紙に交わされていりした。

          卒業にあたって独断で京都で就職を内定させ
          くにの親と険悪な状態になっていると綴っていた彼女。
          その手紙の後、突然の別れの手紙が来たのもわかった。
          「なぜ京都で就職するのだ?好きな男でもいるのか?」
          そう親に聞かれてもなんとも返事ができない私…。
          そうなじっていた彼女。

          もうひとつの別れの手紙は激しいことばが滲んでいた。
          「真剣にあなたを愛しました。
          私はただあなたを愛し続けました」
          そのような言葉が続き
          「思い出などではなく私が生きているかぎり
          私の内にあなたが存在するのです…」
          数か月、新婚の夫婦のように頻繁に愛し合った
          その彼女の最後の書置きに綴られていた言葉。
          小生をなじる親の介入を知り
          去っていった彼女。
          悲しいかなこんな激しく悲しい言葉も
          小生の記憶から何時しか掠れてしまっていた。
          今回読み直して、その衝撃は大きかった。
          数十年の時を挟んで彼女の姿が鮮明に蘇ってきた。
          どんな哲学書よりも、いま人生の何たるかを
          教えてくれたような…。
          これが男と女なのだと…。

          人生の黄昏に自分の人生を
          形作ったあの頃の
          人生の些細なボタンの掛け違いで
          別れていく。思わぬ偶然で人生の
          綾が新たに交わっていくという
          そんなことなども改めて思っている。

          ユカさんとの生々しい絆の糸も
          思い返しても不思議なちょっとした
          偶然と思わぬ人生の悪戯が重なっていた。
          小生の最後の人生に色を添えてくれたと
          今では感謝している。

          C'est la vie.
          たった一度とはいえ
          それが人生の生きる意味かなと思うのだが…。

           

          若いころの女たち | permalink | comments(4) | -

          花のもと何時までも密かに

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            今年のホワイトデーは爽やかに
            夜半を過ぎても皐月を思わす暖かな宵だった。
            たしかに今年と言わずこの頃の陽気は悩ましい。
            街が噴きこぼれるほどの雪に包まれて
            その雪の狭間から菜の花の鮮やかな色が零れる。
            陽だまりの中で白い肌が明るく映える
            そんな中、心浮きたつホワイトデーになった。

            ユカさんと出会うひと昔も前のことになるが、
            ある懐かしい思いを残した彼女を思い出す。
            それは小生初めての不倫になるのだが
            春の日の陽だまりのなかで何度も抱き合った
            シングルマザーの彼女のことだ。

            「若いころの女たち」のカテゴリーの記載の
            所どころに挿入している抱き合う男女の絵は
            ユカさんと知り合うより十何年ほど前に
            愛した元彼女の思い出のビデオ画像から撮っている。

            残された動画から艶めいたショットを切り取った絵だ。
            こっそり残された小生とその彼女との
            貴重な情交の動画だが、今でもその貴重な動画からは
            爽やかな二人の姿が彷彿させられる。

            これらの絵に映る男は小生の今より二十何年も前の姿だ。
            当時、シングルマザーと爽やかな関係を続けていた。
            セフレで始まった関係ではなく
            ある偶然から彼女の小学生の娘に勉強を見るようになった。
            母娘が中学受験に必死に頑張っているのを知って、
            塾のことから勉強など色々相談に乗ったのが始まりだった。

            国立の附属中学に娘が合格できたことなどがあり
            何時の間にか彼女とは近しい関係になった。
            ある偶然から突然、男と女の仲になった。
            小生のほうから惚れてしまった女性であったから
            情交のシーンでは爽やかな思いしか残っていない。
            どんなときでもすこぶる明るい表情しか見せない彼女に
            小生はまったく心を奪われてしまった。
            抱き合うたびに憑かれたように何度も
            「愛してる」を彼女の耳元に囁き続けただろうか。

            小生には思い出に残る動画だが、
            もちろん彼女はこんな録画が残っているとは知らない。
            当時から小生はSONYのハンディ・カムの
            かなり熱心なファンだった。
            最初は彼女のきれいな肌身を映しておきたかっただけだが
            何時の間にか生肌に晒された彼女の生き生きした
            そんな姿がどうしても欲しくなった。
            しかもカメラを意識させないためには
            隠し撮りしかなかった。

            娘が学校に行っている隙に
            気持が合えば密かに彼女の家で抱きあった。
            あらゆる手くだを凝らして彼女の家の二階で
            ビデオをうまく設置した部屋に彼女を誘い込んだ。
            隠して撮ることの高揚感は凄かった。
            小生はいつもよりはげしく興奮していた。
            そのように苦労して残されたたった一枚のDVDに
            我々の逢瀬の艶めかしい姿が残った。

            彼女の肌あいを映像に残したかったのもあったが
            ブログを開ければすぐに彼女と逢えるように
            密かに記録しておきたかった。
            こんな思いに駆られたのは彼女が初めてだった。
            小生が古くからのビデオ・マニアであったから
            動画を残したくなるのはあたりまえかなと思っていた。

            小生は当時、彼女のことが好きで好きで仕方がなかった。
            いつも彼女を生肌の温かみをうかがえる姿を見ていたかった。
            彼女の女体も匂いも肌も気に入っていたし
            さらりと何ごとにもこだわらない肌合いが好きだった。
            小生の胸の下に抱かれながら笑顔が尽きることがなかった。
            このブログには所どころにそんな懐かしさをこめて
            彼女との優しい情交の絵を散らばめている。

            小生の好みは本来、
            少しふっくらしたぐらいの肌が好きだったが、
            好きになる女は生肌の透くように滑らかな肌に
            硬太りのむっちりと匂う女がなぜか多い。
            ふっくらと柔らかな福まんに吸われるように
            交わるのがいいと憧れていたのだが
            ユカさんも元カノの彼女も同じようにぬるりと
            舐めるように締め付けてくるような
            そんな交わりになってしまう。

            学生時代に付き合いのあったK子たんが
            体の相性では一番、小生の好みにあっていたのだろうが、
            人生とは上手くいかないもんだと思う。
            しかもK子たんの福まんは残念ながら
            どうしても味わうことが出来なかった。
            それはこの歳になっても思い残す後悔になっている。
            (これは以前どこかに書いたかな)

            初めて、取り留めなくこの元カノの事を書いてみたが
            ユカさんもどこかそんな彼女に似ている。
            ユカさんは処女だったから奥手なところが似ていたからか
            二人はいつまでも羞恥の表情が零れてくる。
            彼女は娘の父親と初めての時に
            「なんでそんなところを触るの?」
            そんなことを真顔で尋ねたのだと
            面白そうに言って、けらけらと笑っていた。

            しかし、女の匂いはユカさんのほうがいまでは濃い。
            いつのまにか女の奥深い所から噴き出すような
            そんな色気が色濃く匂うまでになっている。
            小生と交わった日々はユカさんのほうが
            比べものにならないぐらい多い。
            元カノとはお互いに仕事を持ち
            娘の影を気にしながらの付き合いだったから
            僅か二十数回の交わりだった。

            しかしその短い間に、
            小生は身も心も一心に彼女に注ぎ込んだ。
            だが男と女の別れは想像もできない事がからむから
            突然どうしょうもなくなってくることもある。
            やがてこの一枚のDVDを残して彼女は去っていった。

            男女の仲はとわに続くことはないと分かっていても、
            別れに彼女の悲しい涙を見ることがなかったのが、
            せめてもの慰めといえる。
            それがトラウマになっているのか
            いまでも小生はいつも、ユカさんが突然、
            小生から離れていく恐れに悩まされている。

             

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            いつもの Birthday-mail に思う

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              二月の末、小生の??歳の誕生日がまた来た。
              この歳になると冥土への一里塚みたいなものだが、
              まだささやかなメッセージで祝ってくれる友もいる。

              ちらほら高瀬川のさくら

              もちろんセフレのユカさんからは若もん顔負けの
              絵文字を散らばめたメールが送られてくる。
              誕生日はバレンタインとホワイトディの間だから
              今や色褪せてきたバレンタインより最近では
              小生の誕生日にユカさんはご執心だ。
              いつも値の張るささやかなプレゼントに
              いい香りの匂う艶めかしい肌まで添えてくれる。

              それとは別にづっと前から、毎年一度、
              この日にTelかMailを送ってくる親友がいる。
              中学から大学までの学生時代を共に暮らした親友だが、
              今では大きな産婦人科病院を息子に譲って、
              老医院長として悠々自適の隠居生活に入っている。

              深夜遅く下宿の襤褸布団にくるまれて、
              将来を語り合い、雨夜の品定めよろしく
              男女の艶話を語らい続けた。

              あの聖心女子大に通う恋人と学生結婚するときには
              小生が何度も京都から東京まで駆けつけて
              彼を助けて裏細工に助力したこともある。
              とんでもなくお嬢さんだから大変だった。
              今でもそんな事から「借り」を感じているのだろう。
              年の一度、これだけはと今も思い込んでいるようだ。

              学生時代の当時、定食屋で丼飯を頬張りながら
              「俺とこの病院、年商4億やて、凄いことかな?」
              そんなことをぽつりと言ったのを思い出す。
              卒業直後のフリーターのような生活をしている
              小生には想像のできない話だ。

              それでも自分の生き様を頑なに貫く小生を
              今でも認めているようなそんなところが残っている。
              今では病院は数十憶の年商があるはずだが
              小生の前ではジャガーを乗り回していることも
              どこか恥ずかしそうにぽつりと言うだけだ。
              「医者は外車に乗らんとバリューがつかんのや」
              そんなことを言いながら、
              「俺が医者でやっていけたのも…今も恩にきてる」
              なぜかそんなことを最近特に言う。

              一昨年、そんな学生時代の友の一人が先立った。
              死後の連絡だった。我々には知らせるなと言っていた。
              「俺も、連絡はしないからな」
              小生もそういって笑ったが、
              「わかった、わかった」と
              彼は寂しく笑っていた。

              誰ともこんな後ろ向きの話はしたくない。
              今も昔も男と女の話は命の息吹があっていいものだ。
              そんなことを思いながら彼との思い出話は尽きない。

              解剖の実習にもぐりこんだこともあった。
              昔は悠長なものだった。医学生に交じって
              白衣を着ているだけで実習室に潜り込むことができた。

              その年の大学入試では合格最低点は
              医学部より理学部の方が高かったから
              医学部に願書を出していれば医学部に受かっていた。
              その後も何度もそんなことを彼から言われていたが、
              解剖の実習を見て小生は医者にはなれないと思った。
              医者になった彼を尊敬したもんだ。

              産婦人科医の面白い話もいろいろ聞かされた。
              当時から、医学生は女遊びが激しかったらしい。
              そのなかでも、まったく女遊びのしなかったインターン生が
              最初の患者の膣を診察したときに
              慌てて指を膣の中に滑り込ませて慌てたとか。

              街で赤ちゃんを抱っこした若い奥さんに挨拶されても
              その若奥さんの名前はいつも分からなかったが
              診察台に足を開いたままの姿を前にすると
              誰かすぐ分かるもんだと…。
              女のデルタの相は百人百様だと言っていた。
              陰毛の相は大きく分けると3つになるらしい。
              生理中の女性と性交すれば出血が止まらなくなるから
              タオルを尻の下に引いて挿入せねばならない。
              膣と肛門の筋肉は八の字につながっている。
              肛門を絞めると膣は絞まる。
              こんなことをいつも楽しく語らっていた。

              彼にはユカさんのことは言っていない。
              彼は小生を硬い男と思っているはずだ。
              学生のころのイメージがいつまでも残るものだ。

              「俺はいまでも現役だよ」
              何年か前、彼はそう言った。
              昔の若いころのようにいい女だなと思えば、
              必死になって誘うそうだ。
              有り余る医者の小遣いを注ぎ込んで必死に口説くのだそうだ。
              そうすることが昔取った杵柄ではないが
              彼の今を生きる糧になっているのだろう。
              可愛いなと思う女の子がいれば歳は関係なく
              必死に口説くのだそうだ。

              小生はユカさんにどっぷり浸かることで
              今を楽しむことに必死になっている。
              彼は今だに現役であることにこだわっている。

              庭の細かに散った梅の花びらが小雨に濡れて
              小生の新しい年齢の日々に進んでいく。
              いつもこの頃そんな気持ちで春を迎えてきた。

              明日はユカさんの母親が
              ショートステイに行く日で帰ってこない。
              生温かな彼女の肌に溺れるもよし。
              そんな気持ちにもなっている。

               

              熟年・熟女 | permalink | comments(2) | -

              vosanovaさん、どうもです

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                やっと庭の梅もちらほらほころび、
                ひよどりの影がその梅の花びらに挿して、
                ようやく春の暖かさに憩える頃がきたようです。

                さらりと快い生肌の触れ合いが楽しめる
                そんな春の息吹をなごむ頃になってきました。
                小生は彼女の生暖かい肌にさらりと触れる
                そんな肌合いがたまらなく好きです。

                 

                男と女の性愛と情の絆が色濃く絡む
                愛苦しいほどの刹那さを春は感じます。
                肌と肌とがさらりと張りあうように
                お互いの命の精を吸い合うかのような
                そんな苦おしさを感じるぐらいです。

                「女の肌が恋しくなる…いいですね。
                それは特定の人へですか。
                性愛自体がそういうものなのでしょうか。
                シニアこそ語りたいですね。」

                このvosanovaさんのコメントに
                あれこれと応えているうちに、
                とんでもなく生々しく長くなってしまったので
                このブログの記事として転記してみました。

                vosanovaさんへの語りとともに
                小生の彼女との性愛の今までの感情を
                懐かしく巻き戻してみました。

                「女の肌が恋しくなる…」
                最近、これは彼女の肌にしかありません。
                肌の触れ合いの先には
                彼女の膣の中にぐっと挿入していくときの
                まだ初々しさの残る彼女の、うっと息を詰める
                そんな切ない表情は堪らなく可愛くなります。
                小生は昔からそのときの女性の表情が好きです。

                男を受け入れる瞬間の女の表情は
                この上もなく瑞々しく美しく可愛いものです。
                何歳になってもすべての女性は
                男にとってはこの上もなく魅力ある美女です。
                一糸まとわぬ生身の肌は女の最高の魅力です。
                女であることですべてが素晴らしいと
                小生は熟年になってからいつも思います。

                彼女はなににもまして日に日に美しく
                小生にとっては艶めかしく悩ましいものです。
                小生には可愛くて仕方がありません。
                熟年になって性欲の落ち着きが
                より彼女の細やかな女の魅力に触れて
                嗅ぎ取るように気付いていったのかは分かりませんが、
                確かに膣の中に入っている自分の物が
                膣の中できゅっと強く締め付けられたとき
                その彼女の深い情愛のほとばしりを感じながら
                その気持よさは耐えられません。

                深々と陰陽交わりながらお互いの
                言葉なき囁きを膣の中で絡め合っている
                そんなときが堪らなく興奮させられます。
                彼女も「そのままじっとしていて」と
                ぴくりぴくりと小生を締め付けながら語らい
                奥に奥にと飲み込みながらしがみついてきます。

                舌をからめ唇を吸い合いながらそのまま深々と交わり、
                小生、苦おしげに大声で叫びあげたいような
                そんな堪らなさに突かれることもあります。
                たぶんそんな小生の切ない感情が
                彼女にもぬるぬるになった肌合いに感じて、
                小生を奥へ奥へと飲みこもうとするのでしょう。

                性愛とは常にこのように彼女を抱きたいと
                思っているから肌が欲しくなるのだと思います。
                しかも男の方は一枚一枚とゆっくり
                着衣を脱がしながらその女性のあらゆる
                表情を楽しんでいくものと思っています。

                雌雄の交わりだけで出し入れするだけの
                性愛は男にとっても寂しいものでしょう。
                男は特に熟年になれば肌の触れ合いの一齣一齣、
                彼女のきれいな生身の透けるような姿を味わいながら
                奥深く交わっていくのが出来るようになり
                それが性愛と情愛を味わういい頃合い
                となるのではと思っています。

                小生は性愛と情愛とは同じものだと
                彼女との触れ合いで思うようになっています。
                ゆっくりと時間をかけて交わることが
                多くなって、そう最近は思っています。
                一糸纏わぬ姿でお互いの唇を吸い合いながら
                深々と奥深くまじわったまま、同時に
                無言の囁きを膣の中で締め付けられながら、
                それに応えてピクピクと蠢かしたりして
                切なく情愛の語らいを続ける。
                性愛とはこのようなものではないでしょうか。

                そして感極まり、
                男は耐えられぬように激しくぐっと腰を突いて出し入れ
                女はあえぎのけぞり男を抱きしめ
                二人は一つの塊に固まったまま
                やがて溶けるようにまどろんでいくのでしょう。

                そしてまた
                「彼女の肌が恋しくなる」頃、
                わずかになった残りの時間も命も惜しむことなく…。
                性愛は男にとってこんなものだと思うのですが。
                としても、女性はすべからく美しくすばらしいと…。
                そう思います。

                 

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                城崎温泉の蟹が「かに道楽」になった

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                  今年の厳しい冬の寒さはどうしたことか。
                  何度も何度も日本中を寒波が襲い一月二月と
                  とくに日本海側は記録ずくめの豪雪に見舞われている。

                  ユカさんと姫初めをした日の別れ際に
                  二月には城崎に蟹を食べに行こうとなった。
                  箕面の大江戸温泉が気に入ったらしく
                  城崎にも大江戸温泉があるから
                  そこへ行こうと熱心におねだりをされた。

                  惚れた弱みでもないだろうが
                  またまたユカさんに押し切られて、
                  城崎の大江戸温泉に予約を入れてしまった。
                  まあうまいことに部屋をゲットすることができて
                  「食えるぞ!…食えるぞ!…蟹が食えるぞ!…」
                  そんな感じに盛り上がったが
                  何度も何度も山陰にやってくる豪雪の寒波に
                  遂に早々とキャンセルしてしまった。

                  ユカさんはがっかりしていたが
                  誰も自然の営みには勝てない。
                  その代わりに京都の「かに屋」さんか「かに道楽」で
                  蟹を食べさせてということになった。
                  むしろリーズナブルになったことで小生、内心ほっとした。

                  連休の日に一号線沿いの「かに道楽」に予約を入れて
                  その埋め合わせをすることで何となく納まったが、
                  「温泉はどうするの?」とユカさんは
                  困らせるように悪戯っぽくにっこりと笑ったもんだ。
                  温泉と蟹をペアで予約していたということらしい。
                  本当に欲深で困ったものだ。

                  連休の日はユカさんは上機嫌だった。
                  やけに風の冷たい日だったが「かに道楽」の中は
                  床暖のきいたあたたかな店だった。
                  蟹のフルコースで彼女の機嫌は最高だった。

                  蟹をつつきながら話は恒例になった
                  五月の新緑のころの京都旅行になったが、
                  もう行く所がなくなったのではないかと
                  また新しいイベントを考えようよと言いだした。
                  あれこれとユカさんはますます盛り沢山に
                  小生を押しに押して困らせてくる。

                  前の週の逢瀬では彼女のつるつると柔らかな
                  生肌を抱きながらますます脂の乗った滑らかさに
                  いつの間にかとろけるような柔らかい
                  女体に変わったなとそんな事を感じていた。
                  愛撫ばかりに執心している小生の耳元に
                  「入って!…入ってきて!」
                  あえぐような柔らかい彼女の囁きで
                  初めてかもしれない挿入のおねだりをされた。

                  ユカさんの肌の感触がきゅうに近頃変わり始めた。
                  それが何を意味するのかは小生には分からない。
                  ほかに男が出来たとかそんなこととは到底思えないが、
                  透けるように白い柔らかな肌合いは清潔さを匂わせて
                  まだ赤みを残した割れ目の生々しさがより艶めかしく、
                  無性に愛くるしさを感じさせられて何度も抱きしめてしまう。

                  熟女の生々しい女体の変化をじかに味わいながら
                  雌雄の奥の深い味わいを心せかるる思いに感じるのは
                  幸せなことなのだろうか。

                  「かに道楽」を出てからまだ宵のうちに
                  彼女を家に送りとどけてから
                  彼女の家の都合で時間がとれなかったこともあるが
                  何もなく分かれてきたのは珍しい。
                  小生も複雑な気持ちになった。
                  きっと彼女も何か感じているだろう。

                  熟年の身の複雑な気持ちがますます
                  露わに心の底に埋み始めていることに
                  はっと気づかされることだ。

                   

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                  今年は初めからすっきりといかないのかな

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                    たった一年だが、去年と今年で
                    ユカさんとの触れ合いに雌雄の関係ではないが
                    何かがなんとなくしっくりこない違和感がある。
                    体力が極端に落ち始めたのを自覚し始めたのか
                    血圧が高かったり肝機能の検査値がよくなかったり。

                    このように雄の身体は衰えがにじり寄ってくるのかなと
                    そんなことを本当に実感として思うことがある。
                    それよりも身体を動かすととにかく痛みが残る。

                    ものを運んだりちょっとした作業に根をつめると
                    いろいろと身体の痛みになって返ってくる。
                    なんでこんなところが痛いのだろうかと
                    じっくり考えてみると大量の資料をコピーしたときに
                    何回も資料を押えつけていたから、その力が入っていたからと
                    それは若い者には到底想像の出来ないものだ。

                    それは当然のことに雌雄の艶めかしい行為にも言える。
                    まず行為にのめり込む時間が長ければ肢体がダル重くなる。
                    二日ぐらいの後の動きに微妙な影響を与えてくる。
                    なんでここが痛いのだろうと思いをいたすと
                    ユカさんとの身体のくねる絡みのなかであんな形で
                    無理な力を入れていたりしたかなとか
                    無理なラーゲの身体の入れ方がすぐに反映してくるなと思う。

                    もう現役はあとわずかかと思う瞬間だが、
                    このような痛みは少し経てば次ぎ次ぎと痛みが動いていく。
                    これが老いというものなのか…。
                    力任せのぬるぬるした雌雄の繋がりは汗ずくになるが
                    そんな若いカップルたちにはとうてい分らぬだろう。

                    本当の雌雄の深い喜びの行為には力はいらないことが
                    本当に分かってくるのは熟年・熟女になってからだが、
                    そのころには心身ともにとっぷりと睦会うことのできる
                    パートナーのいないことがおおにしてあるのが残念だ。

                    小生が性の深みを感じ始めたのはユカさんを知って
                    百回を超える親密なまぐわいの経験した頃からだと思う。
                    ユカさんは処女であったが男の身体を知ってしまうと
                    目覚めたように女体が急激に生々しく熟していったことにもよる。

                    ふたりには、まず避妊をする必要がなかったこと。
                    雌雄の行為の触れ合う時間がたっぷりとれたことや
                    やがて挿入にこだわらなくてもお互いの身体を愛することで
                    充分に心が癒されるようになったことや、
                    雌雄の挿入からじっと深々とまじわっているだけで
                    抜き差しをすることもなくピクピクと生の触れ合いで
                    雌雄の気持を語り合えることが出来るようになったころから、
                    肌合いや匂いの中で性愛の深みを感じるようになったのだろう。

                    前回、vosanovaさんからアクメのことについてお話があったが、
                    今まで女体のそのことに考えが及んだこともなかったことだ。
                    vosanovaさんが女の人だったから、そんな質問が出来たのだろうが、
                    小生はユカさんが射精時にどのようなアクメの状態にあったのかは
                    本当は分っていなかったことにハッと気付いたのだが、
                    これはユカさんに改まって聞いてみるのも何故かおもはゆい。

                    男には女の人のオーガズムがどんなものかはまったく分りえない。
                    いろいろなすごい快感があることは聞いているが
                    我々二人が精を放った直後に無我の境地にさすらっている
                    そんな状態のときの彼女がどんな深いアクメの中にあるのか?
                    はたまた、心理的に安らかにさまよっているだけで
                    充分満足しているだけなのかどうかは分からない。

                    ただいつも彼女が言っているのは
                    「ふうっと前後不覚に微睡みの世界に落ち込んでしまう。
                    体中がしゅわしゅわと泡立ってすっと空中に浮かび上がっていくように
                    なにもかもが意識の外に飛んで消えてしまうようになって
                    気が付くとあなたの腕の中でまどろんでいる」

                    本当にアクメとはどんなものだろう。
                    女の人に聞いてみたいが、これは人それぞれだろうし、
                    そんな女体の奥の奥に隠れているような神秘を
                    聞くことはできないだろう。
                    本当にどんな時にどんなことを感じているのだろうか?

                    我々ふたりはそんな思いとは別に元旦の姫初めの埋め合わせを
                    その後すぐ、彼女の母親の初ショートステイの日に
                    彼女のベッドの中でとっぷりと味わうことになった。
                    今年も二人のセフレの生活が無事に始まった。

                    そのあと、vosanovaさんの疑問をそれとなく
                    ユカさんに囁いてみたが、ふふんと受けて
                    そのままなにも言わずに再び微睡みに落ちていくばかりだ。

                     

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                    大晦日の姫初め、初めてお預け

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                      今年の除夜の鐘は方広寺になった。
                      ユカさんと共に今年最後に突く
                      メモリアル除夜の鐘に相応しい梵鐘だ。
                      家康が大阪・夏の陣冬の陣の口実に使ったいう梵鐘は
                      ある意味、不思議な思いが滲んでくるのも相応しい。

                      方広寺の梵鐘は日本の三大梵鐘と言われている。
                      素晴らしい迫力を持って鐘楼に静かに下げられていた。
                      十時半を過ぎるころ方広寺の境内に向かったが
                      もう二十組ばかりの行列が鐘楼の周りを
                      ぐるりと取り巻くように並んでいた。

                       

                       Cafeより

                      今年の大晦日は出足が遅れた。
                      約束の時間を大きく遅れて京阪七条でユカさんと落ち合う。
                      清水坂の下、東山通・馬町の近く、若者向けの
                      バックパッカー達も泊まるような小さなホテルに向かった。
                      あえて変化を狙って興味半分に選んだ。
                      遅く、七時過ぎにチェックイン。

                      いつものようにふたりで
                      八坂さんにお参りすることから始まる。
                      石段下の北西角にあるCafeにひとまず一息つく。
                      ここは昨年にも一息ついたCafeだ。
                      いつもクラシックが流れる素人っぽいCafeのようだ。

                       

                       

                       

                      東山のいつもの散歩道を辿って
                      方広寺の方に移動を始めた。にぎやかな界隈を
                      離れているから途中は人が少ない。
                      出会う人はみんな外来種の人ばかり。
                      本当に外人の多くなったことだ。
                      除夜の鐘までなんで外人が突きに来るのだろう。

                      ここは整理券もなく並んだ順に十五分前から
                      般若心経の読経の音とともに除夜の鐘が鳴り始まる。
                      紫の衣をまとった老僧侶が最初のひと突きを打つ。
                      地の底から吹き上げるような柔らかな音だ。
                      今まで打った梵鐘の中では特に
                      柔らかで優しい鐘の音だった。
                      流石にこれが日本三大梵鐘の響きだろう。

                      われわれの一つ前の順番で
                      今年のカウントダウンを告げるざわめきの声が起こった。
                      ユカさんは残念そうに小生を見ながら
                      去年の清水寺では二人が打ち終わったとき
                      カウントダウンでワッと大きな歓声が上がったのを思い出して
                      「残念やわ」と何度も言った。

                      五人グループになってさあと引綱を握らされた。
                      引綱は今回はとてつもなく重かった
                      呼吸を合わせて掛け声よろしく一気に打ち込んだ。
                      思ったより低く地を這うような柔らかな音が
                      余韻を残してゆっくりと流れた。
                      不思議な安らいだ気持ちが後に残った。

                      「最後の除夜の鐘に相応しかったね」
                      ユカさんは感慨深く何度もそう呟く。
                      遠くに夜空に真っ白な京都タワーの輝きに
                      ふっと大きく息を吐いていた。
                      そんなユカさんの吐く息がかすかに白く見えた。

                      隣の豊国神社の参拝の人の列を照らす明かりを後に
                      ふたりはもう境内を離れることにしようとなった。
                      例年になく寒さは感じなかったが年が改まるころになって
                      ぐっと底冷えの風が肌寒かった。

                      ホテルまでは近かった。
                      いつもはタクシーで洛中のホテルまでとって返したが
                      今年は近かったから楽に帰れた。
                      さすがに小生はかなり疲れていた。
                      寒さと列に並ぶ時間待ちは熟年の身には流石に疲れた。

                      ホテルに帰ってから、
                      ホテルに風呂がないことも分かった。
                      シャワーがあるが深夜は音が立つので
                      遠慮して下さいとそんな注意書きが壁に書かれていた。

                      外人向けに英語とハングルで書かれていた。
                      騒がしい話し声を出さないようにとか
                      壁が薄いので聞き耳を立てるようなこともないようにとか
                      日本では考えられないような注意が書かれていた。

                      二人は顔を見合わせて
                      もう寝ようよと笑い合った。
                      ユカさんもシャワーは朝にすると言って
                      意味しんに含んだ声で言って笑った。
                      ホテルを変えたので動きやすくなったが
                      二人にとっての大事なことが出来ない雰囲気になってしまった。

                      ホテルには浴衣も何もない。
                      ユカさんはいつも持ってくるパジャマに着替えて
                      洗面した後、ベッドにさっと横になった。
                      小生は下着になってそのままベッドにもぐりこんだ。

                      ユカさんはライトを落としながら
                      小生に近寄ってくると軽くキスをしてきた。
                      「楽しかった。今日はありがとう」
                      そう言ってにっこり笑ってベッドに潜り込んでしまった。

                      ちょっと変化をつけて見ようと思ったことが
                      とんでもなく調子が狂ってしまったようだ。
                      大晦日の姫初めはしばしお預けになってしまった。

                      小生は内心、ほっとしたこともあったが
                      ユカさんは一度のキスにすべての気持を込めて
                      小生を本当に気使ってくれたのかも知れない。
                      もう歳的に深夜を越えての姫初めは
                      不可能だと分かっていたのだろう。

                      どうせこの埋め合わせは
                      すぐにどこかですることになるだろうが…。
                      まずは今年の初めを幸せに
                      共に始められたことに乾杯だ!

                       

                       

                      熟年熟女の姫初め | permalink | comments(2) | -

                      イブの宵に

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                        ユカさんと初めて過ごしたX'masの思い出を
                        はっきりと覚えていないことが多々ある。
                        あれこれと手管をめぐらしたその後の年と重なって、
                        どうだったか記憶が定まらない。
                        それでこのブログの以前の記事をちょっと見返してみた。

                        「シニア男と熟女のイブは性夜の香り」
                        「イブの夜、やっぱり熟女の肌に溺れる」
                        「イブの夜、窓辺に浮かぶ熟女の生肌」

                        最初の年のイブの記録だ。
                        こんなこともあったあんなこともあったと
                        懐かしく思い出す始末だ。

                        つぎの年はトーンも落ちたのか記事はひとつきりだ。
                        「X’masイブは熟女の匂いに浸かりきる」
                        の記載がひとつになっていた。
                        ああそうだったなとは思うがどうも遠い昔に見える。

                        初めはたしかに何とか彼女を口説き落としたいと
                        あれこれとそんな迫力が小生の方にあって
                        若者顔負けの手管を繰り出していたことがわかる。
                        残念なことな去年など記事にもなっていない。

                        いまにいたっては懐かしいが
                        これもいい思い出になっていて話のタネになる。
                        初めは少なくとも週に一度の交渉でいいから
                        セフレの関係を継続することを望み
                        そのために必死に彼女の感心を維持しようと
                        がんばっている姿が涙ぐましい。

                        女のほうからは、必死になって身体を愛してくれる
                        そんな都合のいい雄に見えるだろうし、
                        男からは欲しい時に抱ける都合のいい雌になっている。
                        それでもいいと思うが
                        そんな姿がイブの宵のイベントに色濃く見える。

                        今年のイヴの宵は去年と同じ1号線沿いの
                        Yレストランにユカさんを連れて行った。
                        墨を流したような黒い雲にすけるような
                        宵から時雨れる肌寒い黄昏になった。

                        ユカさんも付き合い初めのころの硬さも
                        さすがにもうなくなってきていたから、
                        ゆっくりと軽いディナーを楽しむ様子に
                        余裕が滲み、緊張感もあまりない。

                        今年の思い出話に華が咲いた。
                        最近イベントとしてふたりで始めている
                        京都のラーメンの食べ歩きの話や
                        今度の除夜の鐘をどこのお寺にするかが
                        あれこれと話しのタネになった。

                        東山の奥の方に行こうかとも思ったが
                        人が少なくなったら寂しいから
                        やっぱり洛中のにぎやかなお寺にしようとか、
                        いまだになかなか定まらない。
                        五条坂の近くに今年の宿をとっているから
                        やっぱり四条から五条のあたりに
                        なるのではと思っている。

                        学生のころ銀閣寺のあたりの除夜の鐘を
                        聞きながら大晦日を過ごしたこともある。
                        明け方の銀閣寺の鐘を聞きながら姫初めをしたことも
                        懐かしい若い頃の思い出として残っている。
                        黒谷の光明寺や真如堂に行ってみようと言ってみたが、
                        洛中から離れて、きっと参拝の善男善女も少ないだろうし、
                        まだまだ東山あたりにもいいお寺は多い。

                        話もあれこれと飛び、
                        年越しの蕎麦よりむしろいい店で
                        いいものを食べようよということになったり、
                        それはそれでユカさんを嬉々と喜ばせた。

                        その後、レストランを出て、
                        細い時雨れの降るなかを
                        彼女を家まで送っていった。
                        もちろん、そのまま別れて済むわけでもない。
                        「X’masイブは熟女の匂いに浸かりきる」
                        で記録されたような濡れ場ほどでもないが
                        それはそれなりにユカさんを楽しませるだけの
                        心を砕くことに必死に汗をかいたことは
                        言うまでもないことだった。

                        ふたり、肩肘を張ることもなく
                        気の置けない時間を送れたことは
                        今年もいいセフレであったことの
                        充分の証だったようだ。

                        今年もあと三日。
                        ただ幸あれと願うばかりだ。

                         

                         

                        熟女のX’masイブ | permalink | comments(4) | -

                        「わろてんか」の崇徳院に思う

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                          NHKの朝の連ドラを週末まとめてよく見る。
                          吉本の噺家や芸人が面白おかしく演じられて
                          面白く気が楽で見ていられるのがいい。

                          最近、ドラマでは落語の「崇徳院」が
                          話のタネになっている。
                          百人一首の崇徳院の歌がネタになっている噺だ。

                          「瀬を早み
                          岩にせかるる 滝川の
                          われても末に 逢はむとぞ思ふ」

                          「われても末に」の「われても」は
                          滝川の水が分かれても又一緒になると
                          説明していたが、これは掛け言葉になっていると
                          昔あれこれと読み考えたことがあったのだ。
                          「われても」は「分かれても」という意味と
                          「なんとか必死に」という意味が掛かっている。
                          それほど切ない相聞歌になっているのだという。
                          小生にとっては懐かしい。

                          話は校庭から港の見える小生の中学卒業の頃に返る。
                          「望月の わかつことなむ
                          なるなれば われてもわけよ
                          君がやみごと」
                          この歌は今思えば初恋になる同学年の女生徒に
                          卒業の別れを記念しての書籍に添えた相聞歌である。

                          高校の入試を控えて体調を崩して
                          学校を休んでいる彼女に送った歌でもある。
                          彼女からも一冊の文学書とともに
                          長歌といえるような十数行の歌が添えられていたが
                          その歌はさすがに記憶の中にはすでにない。

                          その時に崇徳院を真似て「われても」という古語について
                          なんとか掛け言葉にしたいとこだわったのが懐かしい。
                          15歳の初々しい彼女の姿とともに残っている。

                          崇徳院の歌が落語になっていたのを知るのは
                          もうすこし後のことだが、いにしえの相聞の歌で
                          契り合う、ませた中学生であったこともしかりだ。
                          彼女も優等生の誉れ高く国語力に定評があった。
                          小生の私立高校の入試に必須だった古文の勉強を
                          そんなところに上手く使ったのだろうが
                          いま思えばまじめな中学生であったわけだ。

                          小生は晴れてその私立高校に彼女は県立高校へと進み
                          やがて大学は理学部と文学部にと進むことになるが
                          それからも大学の中頃まで明治の文学作品に綴られるような
                          さりげなく清らかな男女の付き合いが続いた。

                          この歳になって崇徳院の下の句に敏感に
                          反応している自分のほほえましい姿に
                          流石に「昭和は遠くなりにけり」と思う。

                           

                           

                          若いころの女たち | permalink | comments(0) | -

                          今年も無事に暮れていくような

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                            平成29年の師走も無事に暮れていこうとしている。
                            もうすぐ平成の世も終わることも決まったようだし
                            北の方から今のところは何も飛んでこない。
                            TVでは雌雄の秘め事や揉め事で姦しい。

                            大晦日のユカさんとの除夜の鐘のイベントは
                            今年で最後になるかも知れないが予定は立っている。
                            今年はいつもの御池のホテルを止めて
                            外人のバックパッカーなどが宿泊するような
                            そんな若もんのしけ込むような宿に予約を入れている。
                            はたしてどんなもんか不安だが面白そうだ。

                              

                            しかし今年の大晦日は果たして
                            姫初めまでいけるだろうか?
                            除夜の鐘の後、まだ元気が残っているだろうか。
                            交わった後、前後不覚に微睡むのはいいとして
                            なにも出来ないまま終わってしまうのではないのか?
                            そんな雄として、無様な姿を晒すのではないかと
                            どこかでそんな心配するのも事実だ。

                            箕面の逢瀬から、ユカさんの家ばかりで
                            デートをしているが、それこそ入れて出すだけの
                            そんな雌雄の付き合いになってしまう。
                            雌雄の関係とは男と女の習慣のようなものだ。
                            入れて出すことがないと思えば
                            無性に淋しくなるし不満になる。

                            ねっとりやらしく身体を撫ぜるだけですぐに
                            彼女は激しいアクメの大きな波が来るようになって
                            身体も気持もそれが当たり前になっているようだ。
                            小生の物しか知らないユカさんの割れ目は
                            雌雄の相性がぴったりと慣れ親しんでいて
                            締め付けはキュッと柔らかできつくすこぶるいい。

                            とみに小生の射精感の競り上げが少なくなり
                            そのまま交わっている時間も長くなっていて
                            それがかえって彼女のアクメの激しさを呼び
                            へんなアンバランスが余計に彼女を
                            入れて出すだけの世界に夢中にさせている。

                            職場の忘年会も面白くないから行かないと、
                            二人でイタメシでもということになっている。
                            逢って初めての頃のブログを読み直してみても
                            昔のほうがあれやこれやと心を砕き、
                            彼女の気を引きたいと秘策を巡らせて
                            セフレ以上の思いを寄せていたのを感じる。

                            しかも、’masプレゼントも
                            年々、簡単なものになってしまっている。
                            色っぽいランジェリーを恥ずかしながら
                            人目を忍びながらも一緒に選びにいったのが
                            いちばん気を入れた年のようだったが
                            今年は今だなにも考えてもいない。
                            これも「釣った魚には餌はやらぬ」の
                            男のケチな根性の表れかもしれない。

                             

                            あと二週間、びしっと今年の締めをしたいものだ。
                            ユカさんは二人だけの忘年会、’masのデート、
                            そして大みそかの除夜の鐘と姫初めと
                            ますます多くのイベントに嬉々としている。

                            精の雫を垂れ流したままの姿で抱き合って
                            そんな暮れの逢瀬を一つ一つまったりと
                            囁く彼女の艶めかしい声が耳から離れない。

                            さあ、今年最後の二週間を後悔のないように
                            前向きに頑張っていこうではないか。
                            「やらなくて後悔することはあっても
                            やって後悔することはない」

                            もう小生にも残された時間は少ない。

                             

                            熟年熟女の姫初め | permalink | comments(2) | -

                            紅葉の箕面、てんやわんや(2)

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                              昨日と打って変わって秋晴れの小春日和。
                              箕面公園に朝から人の群れが集まってくる。
                              残念ながら滝までに通行止めがあって行かれなかった。
                              先月の大雨で落石や倒木が激しく
                              今年中には復旧のめども立っていないようだ。

                              昨日の宵はひそりしていた遊歩道は
                              出店がいつの間にか軒を並べていた。
                              こんなににぎやかだったんだと思った。
                              焼き栗や紅葉の天ぷら。
                              どこかの縁日と同じ風景があった。
                              陰イオンたっぷりの爽やかな川沿いの道は
                              肌寒い風と温かな日の光が混じって
                              真っ赤な落ち葉を踏みしめ快い散歩になった。
                              紅葉はいま一つの感はあったが、
                              そんなことは誰も気にしていない。
                              街からちょっと入れば思わぬような
                              こんな自然があることが素晴らしい。

                              昼前にはホテルに帰って
                              吉本の若手漫才や舞踊劇団のショーを見て
                              3時ごろには帰路に着こうと思っていた。
                              さあ、ところがなんということだ。
                              それからがまたひと騒動になってしまった。
                              駐車場に帰ってきて車の起動ボタンを押しても
                              プスンとも車は反応しない。

                              爽やかなイメージで紅葉狩りを終えるかと思いきや
                              またひと騒動のトラブルに巻き込まれてしまった。
                              どうもバッテリーが上がってしまったようだ。
                              原因は分からなかったがにっちもさっちもいかない。
                              JAFのお世話になるしかない。

                              それから小一時間、JAFの到着を待った。
                              やっぱりバッテリーのトラブルだったが
                              その原因は元を正せばやっぱり昨夜の駐車場探しにあった。

                              地図を何度も確認するためにユカさんが
                              室内灯をつけては地図を見ていたが、
                              やっと駐車場が見つかりホテルに入っていけた時、
                              ほっとしたのかそのまま点けっぱなしにしてしまったようだ。
                              まる一日そのままだったバッテリーは
                              すっくり空っぽになっていた。

                              バッテリーがまだ新しかったので
                              そのまま走っていくだけで復旧するだろうと
                              やっとの帰路に就くことができたが、
                              しかしちょっとでも電気圧を溜めるためにも
                              エアコンやライトを極力使わない方がいいらしい。
                              さすがに短い日が夕暮れに近づいていた。
                              途中でまたエンストしてはたまらなかったから
                              暗くなってもスモールランプだけでできるだけ走り
                              エアコンも点けるのをやめた。

                              それでもユカさんは始終楽しそうに、

                              以外にもそんなに機嫌を損なったわけでもなかった。
                              「始めと終わりを除けば中身は満点よ」
                              そう笑って楽しそうであった。
                              「何かの代わりに魔除けになってくれたんやわ」
                              そういって色っぽく微笑んでくれた。

                              今回、小生はたびたびにわたるトラブルに
                              ぐったりと疲れてしまった。
                              だけどある意味では今度の箕面の紅葉は
                              忘れられないような刺激を与えてくれたのかも知れない。

                              ユカさんは始終上機嫌であった。
                              なにはさておき嫌なこともなく
                              昨夜は交わりながら「愛してる」を彼女の口から
                              何度も何度も囁かせてしっかり強く抱きあって果てた。
                              そんな思いを残して終わったことに乾杯!

                              熟年・熟女 | permalink | comments(4) | -

                              紅葉の箕面、てんやわんや(1)

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                                水曜日の宵から大江戸温泉物語・箕面観光にむかった。
                                5時過ぎに仕事を終わり、ユカさんとあたふたと車に乗った。
                                これがまた大変なことになった。

                                時間が悪かったこともあって渋滞にからまれたり
                                箕面観光ホテルがまったくわかりにくい所にあった。
                                ナビのしめす道が細かすぎてまさしく
                                F・カフカの「城」状態になった。
                                偶然見つけた看板をたよりに迷いに迷って
                                やっとたどりついたのは7時を大きく過ぎてしまった。

                                このホテルは車で行くときには注意のようだ。
                                後で聞いたのだがナビの設定は上のゴルフ場にしなければ、
                                このホテルの駐車場には案内してくれないらしい。
                                やっと着いたが、雨は降ってくるは大きく遅れるはで
                                最初のゆっくり温泉に入って自慢のバイキングを楽しむ、
                                そんなゆっくりした余裕は残っていなかった。

                                ホテルの車の誘導の不親切さにはがっかりだったが、
                                ユカさんはホテルのにぎやかなフロントに入ると
                                もう俄然とお楽しみムードになっていた。
                                まずは食事ということで荷物を持ったまま
                                レストランに入って、なにはさておき水をたっぷり飲みたかった。
                                ここは吉本の演芸や舞踊劇団などの出し物が有名で、
                                楽しみにしていたがそんな予定も狂ってしまった。

                                バイキングの料理はなかなか豪華だったが
                                それだけに駐車場への誘導のまずさなどは残念だ。
                                こうなったらと最後までゆっくり残って食事を取った。
                                ユカさんとふたりして苦笑いの連続だった。
                                それでもユカさんはよく笑って嬉しそうだった。

                                部屋から見下ろす大阪湾を望む夜景は見事であった。
                                「これだけでも値打ちがあるわ」
                                ユカさんは万感の感動であったようだ。
                                きらめく街の明かりを長いこと眺めていたが、
                                そのあと部屋でゆっくりした後、
                                噂の屋上露天風呂に入いりたいと浴衣に着替え始めた。
                                こればかりは一緒にというわけにはいかない。

                                もみじ狩りは明日のお昼になる。
                                明日はいい天気になるというようだから
                                そんな期待を残したまま、あとはユカさんを
                                充分思い出に残るように喜ばすだけだった。

                                どこから運んできたのか温泉はぬるりとした
                                肌触りが気持いい亀山の湯のような味がした。
                                紀州のアルカリ泉ではないだろうか。
                                調べたわけでもないが温泉の名に恥じない。

                                湯に浸かりながら今回、最初の不手際を挽回してあまりある
                                そんな何かをしなければと考え始めていた。
                                大したことも出来なかったが、それが
                                小生のささやかなこだわりでもあった。

                                若いころのようにボディソープの泡を掻き立て
                                小生はまだ垂れたままの息子の頭をなでながら
                                「もうすぐにお前の好きな
                                ユカちゃんのおまんちゃんのなかに
                                入らしてやるからな、しゃんと
                                元気に頑張らなあかんで」
                                そう息子の頭をなでながら
                                若く元気だったころに思いをはせていた。
                                女子大の子を旅行に連れて遊んだ意気盛んな頃の
                                そんなことを思い出してついついにやついていたもんだ。

                                湯上りの薄化粧をすませて浴衣すがたのまま
                                ユカさんは窓辺の夜景を見ながら椅子に座っていた。
                                小生は部屋の明かりをナイトランプだけに落とし
                                彼女を軽く促すように窓辺に誘って軽く抱き絞めた。
                                今日はどうしようかとその時にはすでに決めていた。

                                窓辺に抱き合いながら彼女の浴衣を足元に落とした。
                                挿し込む淡い三日月の光に肌が滑るように蒼く光り。
                                小生の気持も俄然せり上がってきた。
                                小生も浴衣を滑り落として抱きあったままに
                                ゆっくりと唇を吸い合った。

                                加湿器まで備えられた部屋は生肌は
                                寒さも感じず、すべすべと掌に快い。
                                「きょうは身体じゅうをゆっくり舐めさせて」
                                そう小生は彼女の耳元に唇をよせて囁いていた。
                                彼女はもう何も答えなかった。
                                ただ唇を這わしてべろりと舐め上げると
                                「いやん」と鳴くような声を柔く吐き出す。

                                いつもの流れと違う何かを感じさせたかった。
                                いつもは舐めなかった肌の流れに沿って舌を這わせていった。
                                唾液をたっぷりためて舐め上げていった。
                                彼女に肌は舐めれば舐めるほど
                                ぬるりと鋤あげる舌の先に苦い味がした。
                                これはアルカリ泉の味なのかもしれない。
                                そのときそんなことを思った。
                                城崎や湯村の夜では襞にうるむ軽い硫黄の味を覚えている。
                                そんなことがふと思い浮かんだ。

                                どれほど肌の上を舐め続けただろうか。
                                陰毛の生え際も刺激しながら舐め続けた。
                                襞の廻りを身体の向きを変えて今までにない愛し方で舐め続けた。
                                「もう頂戴」
                                ユカさんがきれぎれにそう囁くようになるころ
                                ぬるぬると溢れ出る愛液の中にぐっと挿し込んでいった。
                                彼女のなりふり構わぬ腰の突き上げが
                                いままで経験のないような激しさで迫ってきた。

                                新しい性感に彼女は我を忘れていた。
                                老体をむしろかばうためのテクニックが
                                彼女の新しい性感を刺激したのかと思う。
                                こんな愛し方もあったのかと
                                この年になってまだ新しい発見に驚いている。

                                抱き合ったまましばらくふたり正常位で固まってしまった。
                                ユカさんの膣の締め付けがきつく
                                痙攣するように何度も締めてきた。
                                そのたびに頭の先が痛くなるような絶頂感に襲われた。
                                ローマの夜やナポリの宵のような特別な興奮と違う
                                舐めつくすような食いつくすような生々しさがあった。

                                射精の量が少なくなってきているのも知っていた。
                                それがむしろ痛くなるような絶頂感につなっがているのだろう。
                                出そうとして出ない痛痒いまどろこしさが
                                かえって性感を切なくせりあげてくる。

                                正常位で固まったまましばらくまどろんでしまった。
                                ユカさんもいつものようにあとの始末もしないまま
                                小生の身体の下でしどけなく身体を開いたまま
                                掛け布団を小生が掻き揚げるまで
                                意識を失くしたように抱き着いたままだった。

                                途中で身体が熱くなって目が覚めた。
                                身体のどこかがだるく感じた。
                                それからしばらくは眠ることができなかった。
                                ユカさんは寝息を立ててまどろんでいた。

                                射精の激しさが小生の身体をむしばんで
                                調子を狂わし始めているのではないかと思ったりした。
                                そしていつのまにか朝を迎えていた。

                                夜景を見ながら愛し合った窓辺は
                                そのまま朝の光にあふれていた。
                                ユカさんはもう起きていた。
                                「もう一度お風呂にはいってくる」
                                そう言い残して部屋を出て行った。

                                体中にこびりついた小生の唾液の匂いや
                                精の匂いを落としに行ったのだろう。
                                次の情交のために匂いを落としていく。
                                まるで人間も動物と一緒だと思った。

                                朝のバイキングも素晴らしかった。
                                このホテルは駐車場に誘導してくれないこと以外は
                                充分満足のいくもんだった。

                                 

                                 

                                熟年・熟女 | permalink | comments(0) | -

                                いまは婚前旅行などあたりまえ

                                0

                                  ユカさんと付き合いはじめて、
                                  セフレと知りながら何度彼女と旅行をしたことか。
                                  温泉の一泊旅行から鳥羽・伊勢に始まり
                                  長々と二人きりの夢のような夜を過ごしたイタリヤ旅行。

                                  普通のセフレは逢えばラブホにさっそくしけ込み
                                  欲求を吐き出すように雌雄のぬるぬるの生身を突き合うだけで
                                  温泉や旅行に金を使うのはまったく無駄というよう。
                                  「釣った魚に餌やらない」のだろうが
                                  普通、セフレはそう思っているのかもしれない。

                                  セフレであれ恋人同士のカップルであれ
                                  最近は何処に出かけてもそれと分かる男女がいる。
                                  昔は婚前旅行と言われたりしたものだが
                                  ちょっと見ているとセフレか恋人かはすぐ分かる。
                                  もちろん既婚のふたりは微妙な仕草で雰囲気が違う。

                                  最近、そんな学生や若者のカップルを見ているうちに
                                  小生の若かりし頃の思い出が何度も甦ってくる。
                                  若もんが二人で旅に出るのは婚前旅行といわれ、
                                  まだ密かに白い目で見られた時代の話だ。

                                  いま学生や若もんのカップルがホテルや旅館で
                                  和気あいあいといちゃついているのを見ながら、
                                  ひそかに懐かしい昔の思い出に浸っている。

                                  天の橋立・日和山の彼女

                                  小生は婚前旅行のように二人の女の子と旅行に行っことがある。
                                  そのひとりの女子大生とは山陰に二泊三日の旅行に行った。

                                  山陰沿いに鳥取砂丘から天の橋立を巡った子とは
                                  浜田温泉と木津温泉のえびす屋旅館にそれぞれ一泊した。
                                  木津温泉のえびす屋旅館は松本清張が執筆に使った
                                  事で知られる旅館だが、駅前から田圃ぞいにぽつりと建つ
                                  その頃は鄙びた旅館だった。むしろ若いふたりにとって
                                  夕食に豪華な舟盛りが出たことでびっくりしたもんだ。
                                  広い座敷に敷かれた田舎風の大きな布団の上で
                                  若々しい生肌をかき口説き青い果実を剥くように
                                  心行くまでまろぶように抱いた。いい匂いを持つ子だった。

                                  割れ目をつたうぬるりとしたいい香りの愛液を舐めとっていた。

                                  もう一人の子とは五月に金沢の街を二泊三日でめぐり、

                                   

                                  金沢大学キャンパスにて


                                  夏には肌合が合ったのか東北を周遊券で十日あまり一緒に廻った。
                                  昔のJRに周遊券という安上がりのキップがあった。
                                  十和田湖のほとり、奥入瀬に近い大湯温泉の旅館では
                                  母親のような女将から「奥さん、奥さん」と呼ばれて
                                  彼女はまんざらではなさそうに頬を紅らめていた。

                                  金沢では老舗の旅館で身体の奥に深々と挿し込んだまま
                                  疲れから前後不覚に重なりそのまま眠りに落ち込んだのを覚えている。
                                  はっと目醒め、まだ襞の中に挿し込まれたままの息子を固くさせて
                                  夜が白むのも忘れて愛し合った姿が鮮明に心に残っている。
                                  その子の若くて一番きれいな生肌を身体全体にとっぷり味わった。

                                  三陸・龍泉洞にて

                                  さらに東北を七夜にわたり艶めく生肌の交わりを続けて周遊した。
                                  夜な夜なすべすべの生肌を絡ませ抱かれ続けたからか
                                  京都駅に帰り着き右と左に別れるときになって
                                  耐えれないほど淋しくなって思わず彼女は涙を浮かべたという。
                                  毎夜、飽きるほど抱かれ続けて身体が新妻のように
                                  艶めいたうるみがとろりと身体の奥から滲み出ていたのだろう。

                                  後を振り返ることもなくすたすたと去っていく
                                  小生の冷たい後ろ姿を後でなじったのも確かに覚えている。
                                  いまより四十数年前のそんな思い出が生々しく
                                  きのうのように鮮やかに甦ってくる。
                                  駅前の京都タワーのほのかな白い姿にやっと
                                  京都に帰って来たとやはりほっとしたのを覚えている。

                                  旅行中には旅館やホテルの温泉にゆっくりつかりながら
                                  妄想ですぐに硬くなる小生の息子をソープの泡でしごき
                                  「すぐにお前の好きな〇〇ちゃんのぬるぬるの
                                  オマンちゃんにぐっと奥に入らせたるからな。
                                  もうちょっと我慢しいや」
                                  そう言って柔らかな生肌を思いながら息子を慰めたもんだ。

                                  もう一人、温泉に行こかと誘った子もいたが、
                                  気が乗らなかったのかうまく実現しなかった。
                                  後でその子からいっしょに温泉に行きたかったのにと
                                  折に触れて恨み事のように囁かれた事も思い出す。
                                  昔も今も、旅行や温泉に誘うのは
                                  女の子を攻略する有効な手管だったようだ。

                                  ユカさんと十一月の末に箕面の紅葉を
                                  泊りがけで見に行く約束になっている。
                                  ユカさんは紅葉より二人で朝まで一緒に
                                  抱き合って居れるのが嬉しいようだ。

                                  最近は上手くやればいつでも二人きりになれるのに
                                  わざわざホテルに行かなくてもと思うが、
                                  ユカさんには楽しみの予定があるのが嬉しいのだろう。
                                  いままで続いた京都のお寺の除夜の鐘イベントは
                                  今年で最後とは言いながらもう準備万端だ。

                                  夜の雌雄のお楽しみが付いている旅行は
                                  老いも若きもそれはそれで刺激的なものに変わらない。
                                  今年ももうあと二か月になった。はやいものだ。
                                  何とか元気に過ごしたいものだ。
                                  女の艶めかしい匂いは男にとって
                                  何歳になっても元気と生きる源のようだ。

                                  箕面の夜はいい思い出として記録したいものだ。

                                   

                                  若いころの女たち | permalink | comments(0) | -

                                  いまが女ざかり

                                  0

                                    この週明けの深夜から今朝にかけて、
                                    最近にしてはかなりきつい台風が通って行った。
                                    窓サッシを叩く風雨に紛れて
                                    何度もエリアメールのコールで起こされたが、
                                    その合間合間にユカさんからの甘えるような
                                    メールが頻繁に入ってきた。
                                    「きつい雨風が怖いよ」
                                    「家が壊れそう」
                                    かなり大きいが古い彼女の家は
                                    日付の変わるころから強い雨風に煽られたことだろう。
                                    一人の心細そうな甘え声を投げかけてくる。

                                    こないだの彼女の様子から予想どおりだ。
                                    仕事中にもユカさんからことあるごとに
                                    頻繁に「家に来て」とお誘いのメールが入ってくる。
                                    再任の身では何処までも目立たないのが寛容だから、
                                    半休をそのたびに取るわけにはいかない。
                                    まず就業後、いつもの逢瀬で誤魔化そうとした。

                                    その日、就業後にいつものファミレスで待ち合わせた。
                                    それは前の週のショート・ステイの日のことだ。
                                    前の週に激しく精を抜き取られて久しかったし、
                                    小生の精の壺にまだまだ充分に実弾の装填はないから
                                    気分的には少し重い。

                                    週末の逢瀬を繰り返していた今までと
                                    付合いの流れの状況は急に思わぬ変化が起こったようだ。
                                    週末のデートでは普通に母親が家にいる。
                                    その方が彼女のテンションはまだましだ。
                                    最近、ショート・ステイの日は彼女にとって
                                    女ざかりを味わう二人きりの喜びでしかないのだ。

                                    木曜日はそのショート・ステイの日だ。
                                    サテンから家まで彼女を送ってきて
                                    ユカさんは何度もわかりきったように 
                                    「お茶、飲んでいって」
                                    と腕を引くように誘ってきた。
                                    そのたび何度も迷った。

                                    お茶を飲みに彼女の家に上がれば
                                    ぬるぬるしたバギナに滲みだす淫水を
                                    朝まで飲まされる破目になる。
                                    それを彼女はいつも願っているのだ。
                                    その時、小生は迷いに迷ってしまうが
                                    潤むような眼で誘われればどうしょうもない。

                                    「本当にお茶だけだよ」
                                    そういってその日も居間の団卓を挟んで
                                    コーヒーを飲むだけにしようと思った。
                                    本当に親のいない間に男を連れ込むような
                                    そんな爛れた関係にしたくないと思っていた。

                                    今度の日曜は鞍馬の火祭に連れていってほしいと
                                    そんなことを明るく話題にしながらお茶を飲んでいた。
                                    鞍馬の火祭は台風がきたので見に行くどころではなかったが
                                    コーヒーの匂いを嗅ぎながら
                                    ユカさんは意識的に誘うように何時もの沈黙で誘ってきた。
                                    小生は屈託のない話を慌てて挟んだ。

                                    当然、誰もいない居間に二人きりだ。
                                    なにも喋らなければどうしても頭の中には
                                    今までのこの居間で繰り広げられた濡れ場をどうしても連想させる。
                                    彼女はもうごくりと唾を飲み込み
                                    露骨にエロいスイッチが入ったような素振りになってくる。
                                    いままでは小生が淫靡な雰囲気に誘い込むために沈黙を使ったが、
                                    ユカさんもそのムードをよく感じているようだ。
                                    最近は誘いの沈黙の間を上手く交えようとする。
                                    その日、小生がやたらに合いの手を入れるものだから

                                    話の途中だが、仕事から帰ったままの恰好だったから、
                                    「ちょっと着替えてくるね」
                                    「待ってていて」
                                    そう言って彼女は奥に消えた。
                                    かすかにシャワーを使う音がしていたが
                                    透けるような白のブラウスに
                                    肌寒いからかピンクのカーデガンを羽織って
                                    艶めかしくミニのタイトスカートにさらりと
                                    衣装替えをして現れた。

                                    そこからはやっぱり彼女の思う壺だ。
                                    やがて誰もいない居間の畳の上で二人は縺れ合って
                                    唇を吸いあい、上になったり下になったり
                                    身体をくるくる反しながらむしろユカさんは激しかった。
                                    小生が一枚一枚薄皮を剥がすように脱がしていくのを
                                    さりげなく身体を反らしながら艶めかしくいやいやと囁き、
                                    いつの間にか生まれたままの雌雄の姿に剥けて縺れ合っていた。

                                    それからはいつものとおりだ。
                                    やっぱりユカさんの思惑どおりになってしまった。
                                    小生は週末だけにしたかった逢瀬が
                                    この環境の変化によって平日の逢瀬が当たり前になり
                                    ますます抜き差しならん関係に落ち込んでいきそうになった。

                                    彼女は正しく女盛りになっていた。
                                    何度でも逢いたいと言う感じで嬉々としていた。
                                    誰もいない居間の畳に長々とくねり、小生の身体を
                                    深々と受け入れて透けるように白い脹脛を絡みつけて
                                    ぐいぐいと下から押し付けてくる。
                                    少しでも雄の精を身体の奥深くに呑み込みたいと
                                    その艶めかし姿はまさしく雌を匂わせる
                                    女盛りそのものだった。

                                    「もう逃げれない」
                                    生肌を舐め合い絡み合いながら
                                    小生は何度もそう思った。

                                    その週末は二人は都合がつかなく逢わないことにした。
                                    ユカさんは理由をつけては逢いたかったようだが、
                                    小生にはこの変化を続けては到底駄目だと思った。

                                    このまま逢瀬が増えてくると、
                                    人の目が心配になってくるし、
                                    精の壺には到底彼女を満足させられるだけの
                                    実弾は備蓄できないと思った。
                                    性的に満足させられなくなったら別れなくてはならない。
                                    そう最初から思っていただけに彼女にそう感じさせるのが怖かった。
                                    「愛してるよ」
                                    何度この言葉を彼女に投げかけても、
                                    事後、彼女から耳元でそう囁かれても、
                                    そんなことはなんの気休めにはならなかった。

                                    彼女はますます艶やかで生々しい。
                                    いま、小生は心から彼女を失いたくなかった。
                                    そう思うにつれて、いまはもう少し
                                    雌雄の関係の進展をセーブをしなければと思った。

                                    彼女は今を盛りに雌の性の喜びに満ちている。
                                    透けるように白く柔らかな生肌の匂いに
                                    小生はぐんぐんと圧迫され続けている。

                                    いまの小生にはユカさんの
                                    美味しい女盛りを味わいながら
                                    上手く抜き差しならない淵に落ち込まないようにと
                                    そんなことで真剣に悩んでいる。

                                    雌雄の仲は本当に難しいもんだと思う。
                                    来月には箕面の紅葉を見に行く約束がある。
                                    ユカさんには今は楽しみのイベントが続くというわけだ。

                                    まだまだ悩みは続く。

                                     

                                     

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                                    再び新婚夫婦のように(2)

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                                      その日、夕食は駅前のファミレスで済ました。
                                      最初、夕食はユカさんが作ると言っていたのだが、
                                      何度も襲うアクメに女体はとろとろになったまま
                                      後に残る気怠さから夕食を作る気にはならなかったようだ。
                                      それほど彼女は精も魂も小生に向けて使い果たしたようだ。

                                      小生も息子の周りが別物のように重く凝ってしまった。

                                      ファミレスからは、まだ薄明りの道を
                                      別々に時間をずらして帰ってきた。
                                      近所の目をはばかって連れ添って歩くのは前からしていない。
                                      ユカさんは近所の目は気にしていないと言っていたが、
                                      小生は他人の目は避けておきたかった。

                                      今年の五月、爽やかな初夏の草いきれ漂う京の夜から
                                      もう早くも五か月も経ってしまっていた。
                                      三日前のその日、久しぶりにとっぷり二人きりになれたから
                                      ファミレスでも彼女は機嫌がよく明るく笑ってよく喋った。

                                      裸で長々と抱きあい続けた身体は熱っぽく火照っていた。
                                      もちろん彼女の透けるような張りのある柔肌からは、
                                      生き生きと、そんなに抱かれ過ぎた疲れは見えていない。
                                      これから後、この宵をまだまだ楽しもうとしている雰囲気だ。
                                      それに控え小生は心の隅にはいいタイミングで逃げ帰ろうと
                                      そんなことを考えている自分が確かにあった。

                                      まだ小生は最後の射精はしていなかったが
                                      長時間、女体に吞まれた息子を固く強張り続けた疲れは
                                      腰まわりにかなり重い疲れを残していた。
                                      若い女体はそんな意味では貪欲なもんだ。
                                      アクメの狭間にとっぷり濡れて夢の中を彷徨うだけで
                                      すべての幸せの時間がふっかりと移ろっていく。

                                      彼女の家に戻ると座敷の団卓を挟んで
                                      珈琲の焦げるような香りを嗅ぎながら
                                      ほっこりと和らいだ表情で安らうユカさんを眺めていた。
                                      彼女の濡れたように光る目の輝きから
                                      まだ雌のスイッチは入ったままに匂ってくる。

                                      団卓の横で寝ころびながら透けるスカートの裾を
                                      ひらひらさせて周りを歩き回る彼女の匂いを追っていた。
                                      風呂の用意ができたから入ってと言ってきた。
                                      まるで女房気取りだ。
                                      「今日は泊まれないよ」
                                      そう言ったが、彼女は何も言わずに、
                                      「風呂に入ってて」
                                      と促すのみだ。

                                      ローマに行ったときのパンツを置いておいたから
                                      履き替えておいてといって炊事場に離れていった。
                                      イタリア旅行の時にそろえてくれていた替えの下着が
                                      まだ彼女のタンスに残されていたのだろう。
                                      見たこともないパンツを履いて帰れない。
                                      そう思ったが何も言はなかった。

                                      彼女の家の風呂場は広いほうだった。
                                      いつぞや、確か朝日の中、鳥羽のホテルの風呂場で
                                      ユカさんと激しく抱き合ったなと思いながら
                                      湯船に浸かり、さてどうしたものかと思案する始末だ。
                                      これからこんな逢瀬がたびたびあるのではないかと
                                      多少心配になったが、あれもこれも
                                      今さら考えてもしかたがないことだと思うしかない。

                                      ユカさんの匂いのたっぷり染みついた身体を
                                      いまさら洗い去ることもなかったから
                                      湯船に浸かるだけで少しは身体をしゃきっとさせればと思った。
                                      「湯上りを置いておきますよ」
                                      ユカさんの声がして、ごそごそ彼女の影がしていたかと思うと、
                                      さっと前を押さえて彼女が風呂場に入ってきた。
                                      すでに裸になっている。
                                      「身体を洗いましょ」
                                      まるで新婚の夫婦のようなものだ。

                                      それからあたりまえのように石鹸の泡に塗れたまま
                                      洗い場の簀の子の上に彼女を組み伏し抱き合った。
                                      何時ぞやの鳥羽の朝のように根元まで深く抜き差ししながら
                                      そのたびにユカさんは泣くようなあえぎ声をあげ
                                      何度もアクメの絶頂に悶え続けた。
                                      その日、彼女の敏感な女体はすぐに絶頂の狭間に落ちこむ。
                                      底なしにぬるぬると吸い込む女体は恐ろしい。
                                      途絶えることのないオルガスムに女体が宙に浮き立っていた。
                                      何度もアクメの締め付けに堰を切りそうになりながら
                                      それでも小生は最後の射精まではぐっと耐えてこらえた。

                                      縺れるように一緒に風呂場を出ると
                                      ユカさんはこのまま二階のベッドに行こうと囁いた。
                                      「このまま朝まで私を抱いて…」
                                      そう甘え声で囁くと小生を抱くように肌を寄せて
                                      二階に引っ張って行こうとした。

                                      すっ裸の姿のまま家の中を動き回ることの
                                      爽やかな解放感は刺激的だった。
                                      唇を吸いあい階段を抱き合って登り詰め
                                      狂ったようにユカさんは舌の先を差し込んで吸ってきた。
                                      もう若い夫婦か恋人のような錯覚にはまり込んでいた。

                                      彼女の部屋は窓から涼しい風が入っている。
                                      小生を窓辺に誘っていくとカーテンの影で
                                      舌を激しく絡ませて外から誰かに見られてもいいように
                                      ものに憑かれたように艶めかしい声を上げ続けた。

                                      彼女は何かに憑かれたように興奮しきっていた。
                                      隣の窓から覗けば夜目にもはっきり裸の男女の絡みが分かる。
                                      長い間、窓辺で絡み合った後、ユカさんは自らベッドの中に
                                      身体を沈めるように赤裸々に肢体を広げたまま
                                      小生を誘うように手を伸ばせて促してきた。

                                      その日、彼女は小生の肢体を離してくれなかった。
                                      何度もきゅっと絞り切るように強く登りつめると
                                      わずかのうち、何度も何度もアクメの淫水を垂らして濡れていた。
                                      今までなかったほど激しい絶頂感に狂っていた。

                                      蟻の門渡りまで溢れたぬるぬるの愛液を滴らして、
                                      小生の口から鼻の先まで乾くまもなく淫水に濡れそぼっていた。
                                      「入ってきて」「入ってきて」
                                      最後は小生の挿入をせがむ艶めかしい泣き声が
                                      息を吹きかけるように柔らかく耳元に絡みつき
                                      息子を根元までずぶりと挿し込んだ刹那
                                      悲鳴に似た生々しいあえぎ声を漏らすとぐっと身を固めて
                                      息を詰めたままきつく抱き絞めてきた。

                                      そんな生々しい性交が押せば押す引けば引くように延々と続いた。
                                      ユカさんはこれから週に何回か二人きりになれる
                                      そんな環境の変化がこれ程までユカさんを刺激したのかと
                                      彼女のベッドの中で何度も陰陽抜き挿ししながら
                                      これは大変なことになったと思ったもんだ。

                                      そしてその日は深夜に至るまで耐えに耐え抜いた。
                                      何度かのたび重なるユカさんのオルガスムに引きずられ
                                      堰を切って女体の奥に精をほとばしらせば
                                      もう小生は動くことすらできないと思った。

                                      オルガスムに膣がきゅっときつく締まるのに合わせて
                                      射精をしてしまったように上でぐったりとなった。
                                      彼女の柔らかな肌の上に身体を重ねて
                                      さも射精したようにぐったりと大きな息をついていた。

                                      深い微睡から覚めた時
                                      小生は彼女のベッドからこっそりと抜け出した。
                                      ユカさんの耳もとに別れを告げたが、
                                      朦朧とした彼女の返事が虚ろに返っただけで
                                      もう彼女は身も心も満たされて夢の中に安らっていた。

                                      時計はすでに日付が変わっていた。
                                      階下はこうこうと明かりが灯されたままになっていた。
                                      明かりを消しいつもの隠された鍵で
                                      外から鍵をかけて帰ってきた。

                                      家に帰った後、疲れた体はすぐに微睡に落ちてしまった。
                                      「朝までいてほしかったのに」
                                      と朝になってメールが入っていたのを知った。

                                      彼女は突然、また再び新婚のような気持ちに
                                      満たされているようだ。

                                      すべてが変わった。急に総選挙が行われたり
                                      ミサイルが空を飛んで行ったり
                                      どしゃぶりの大雨が降り注いできたり、
                                      さあ、どおすると思っている今日この頃である。

                                       

                                       

                                      熟年・熟女 | permalink | comments(0) | -

                                      再び新婚夫婦のように(1)

                                      0

                                        彼女との逢瀬は顔を会わせた時いつもややよそよそしい。
                                        あれだけ親にも見せたことのもない身体の隅々を
                                        見せて舐めあい何もかも知り尽くした仲であっても
                                        逢えばいつも初めてのようなよそよそしさが滲む。
                                        それがかえって初々しさを残して、
                                        これほど長くセフレの突き合いを続けられた理由かも知れない。

                                        初めは小生にしても使い込まれていない処女の体に誘われた。

                                        ぬるりと濡れたうつぼかずらの香りに誘われた雄蜂のように
                                        艶めかしい生壺に滑り落ちながら地獄のる壺とも知らずに
                                        しばし老いを忘れて回春の喜びに酔いしれていた。
                                        彼女にしてもあの最初の京都の夜に鮮烈に処女を奪われて
                                        初めて身体を貫く性愛の喜びに我を忘れたのが始まりだ。

                                        逢えば彼女の瑞々しい張りのある生肌に溺れて
                                        糸を引いたぬるぬるの淫水の匂いに興奮させられた。
                                        身体の芯はまさしく鎌首を上げるように反り返り、
                                        根元まで柔らかな生壺にぬるりと挿し込む征服感はたまらない。
                                        逢瀬を重ねるたびに彼女の女体は透けるように生々しく変貌を遂げた。
                                        身体の奥から匂うように湧き上がる甘い香りに加え
                                        突き上げられ奥から締め付けるようなオルガスムの波に
                                        いままでにない痺れるような狂おしい心地良さに酔った。

                                        その日、軽く触れるように彼女の唇をついばみながら
                                        いつものように二人の長い情交の始まりの印が始まった。
                                        夏日の陽気が去らず動けばまだまだじっとり汗が浮いてくる。
                                        縁の窓ガラスを開け切って座敷にそよっと吹き込む風は心地よい。
                                        彼女の唇を押し開けてぬるぬると蠢く舌の先を舐め合った。

                                        彼女の透けるようなTシャツから
                                        ランジェリーの透けるフレアスカートまで
                                        一枚一枚薄皮を剥がすようにゆっくりと脱がしながら
                                        いつの間にか二人はすっぱだかになっていた。
                                        唇を吸ったまま、大きく硬くなった息子を
                                        彼女の脛の奥に差し込んだまま必死と抱き合っていた。
                                        もぞもぞと重なる身体を蠢かしながら
                                        息子の先に彼女のコリっと立ち上がった柔らかなバギナの襞の
                                        ぬるぬると濡れそぼった狭間に擦り合わせていた。
                                        吹き出す汗に濡れ身体の芯が熱くなってくるにしたがって
                                        陽の陰が落ちた畳の冷たい肌触りが
                                        火照った彼女の肌を冷やすように心地よかった。

                                        彼女は下から小生を脹脛に挟むように抱きしめて、
                                        息子が恥骨の下に触れ合うように襞の狭間をぬるぬる擦りつけ、
                                        いつもは受け身になっていた彼女の動きは
                                        はなから下から身体を擦るように激しく求めてきた。

                                        彼女の身体を上に抱きかかえるようにくるりと反して奥に
                                        開かれた脛の奥のぬるりとした潤みが息子の先に触れる。
                                        腰をぐっと押し上げると自然と柔らかい膣口に当てがわれる。
                                        慣れ親しんだ雌雄の身体は待っていたようにするりと咥えられて
                                        自然な動きでぬるっと奥に深々と挿し込まれていく。
                                        下から腰をぐっと突き出すだけで
                                        彼女のウっと漏らす挿入の時の身体の強張りが聞こえる。

                                        そうして二人の情交の時間が流れていく。
                                        下から腰を突き上げ、中に挿入したままじっとしているだけで
                                        彼女の性感はじりじりと高まっていく。
                                        抜き差しがなくてもじっと膣の中に差し込んだまま
                                        ぴくぴくと気を込めて蠢かしていくだけで
                                        やがて大きく抜き差しを促すような締め付けが始まり
                                        アクメに繋がる同じような性感に襲われるようだ。

                                        小生は射精感が競り上がってこないようにしているだけでいい。
                                        これは老いの身にはありがたかった。
                                        ユカさんはすでに、このように膣の中に根元まで挿し込んだまま
                                        クイクイっと息子から無言の語らいの信号を送るだけで
                                        何度もアクメの波に襲われるようになっていた。
                                        これは老体にはまことにありがたかった。
                                        アクメが襲ってくるときゅっと息をするように絞めつけた。
                                        なんどもキュキュと締め付け、急に膣の中がふわっと広がる。
                                        それとともにまさしく男の射精と同じように
                                        溢れるような淫水がぬらぬらと隙間を伝って溢れ出てくる。
                                        ぬめりも滑らかに、出し入れもスカスカになってしまう。
                                        これが彼女のアクメの印のようだ。

                                        その日、そんな淫水のぬらぬらと流れ、
                                        からだが強張る状態が何度か訪れた。
                                        そしてしばらく彼女は小生に肌を添わしながら
                                        やがてかすかな微睡に落ちていった。
                                        目を瞑った表情は穏やかに軽く上気した肌艶は
                                        抜けるように透けて若々しく見えた。
                                        これが彼女のオーガズムなのだろう。

                                        この日は三度ばかりアクメの微睡が襲っていた。
                                        小生は射精はしないまでも中折がこないように
                                        息子を固くこわばらせるように意識していたから
                                        それはそれでけっこう疲れを誘った。


                                        つまり三日前の午後、
                                        久しぶりにユカさんと示し合わせたように半休を取って、
                                        昼過ぎから彼女の家でこっそり逢ったわけだ。
                                        その日の逢瀬はなぜか彼女の姿は艶めかしく激しかった。

                                        彼女の家での逢瀬は以前には、
                                        彼女の母親が旅行や遠出をした時に
                                        二人が密かに情を通わす逢引の手だった。

                                        前の月の終わり頃から、彼女の母親が介護センターに
                                        週に二度ほどショート・ステイするようになった。
                                        彼女の介護の世話を少しでも軽くできるようにと
                                        ケア・マネージャと彼女が相談した結果らしい。

                                        その日、母親が介護センターへショート・ステイする日なので
                                        昼から彼女の家で二人きりの逢瀬が可能になったのだ。
                                        以前は何度も親の目をかすめて夫婦気取りで
                                        居間の明るい日差しのもとを畳の上に裸身を晒して抱き合った。
                                        ユカさんは言わなかったが、誰も居ないのだから
                                        泊まっていってほしいと暗に望むような雰囲気があった。

                                        ユカさんと小生のセフレの付き合いも今年で六年あまりになる。
                                        心身とも相性のあった男と女だったのか目立った紆余曲折もなく、
                                        いつのまにか二人の付き合いは初々しい緊張感も変わってきたが、
                                        いまも週に一度はどこかで二人きりで逢いたくなり、
                                        お互いのフジカルな触れ合いを求め合う深い付き合いは今も続いている。

                                        その間、お互いの身辺にもいろいろな変化がおこったが、
                                        それもその時その時の刺激的な出来事のひとつとなって
                                        ある時は不機嫌になったり、ある時はお互いを激しく求め合う。
                                        そんなきっかけになって、
                                        それは或る男と女の恋物語にも見紛うように
                                        ぬるぬると乾く間もなく激しく求めあうこともあった。

                                        彼女の母親が介護センターにショート・ステイするようになって、
                                        彼女は急に積極的に小生を家の内に引き込むような
                                        そんな雰囲気が急にし始めた。

                                        今まで二人が朝まで一緒に居れるのは旅行などの時しかなかったが、
                                        これからはその気になれば週に二度のチャンスが訪れてくるからだ。
                                        ちょっとした生活の変化が二人の関係を急に初々しく
                                        当初の雰囲気に甦らせていったのではないか。

                                        現に早速、まるで新婚夫婦のような初々しい宵が訪れたのだが、

                                        もう以前のサプライズに溢れた逢瀬ではない。
                                        しかしすぐにでも夜を通して二人が逢えると思うだけで
                                        ムードは以前の初々しい雰囲気に変わってしまった。
                                        彼女の肢体からは女の性の限りを尽くした情が匂ってくる。
                                        むせるような女の匂いはいまを盛りに漂ってくる。
                                        処女を奪われてから六年。
                                        一皮も二皮も剥けた艶めかしい女ざかりは眩しかった。

                                        久しぶりに何も気にしない情交にとっぷり浸りながら、
                                        疲れれば陰陽深々と交わったまま上下に重なって
                                        じっと唇を合わせてかすかに睦言を囁きあった。
                                        そのまま微睡むようにじっとしていると
                                        思い出したようにどちらからともなく上下に身体を蠢かし
                                        それに合図に、目覚めたように陰陽抜き差ししながら
                                        愛撫の動きを再び始める。

                                        部屋の明るさが落ちて、
                                        いつの間にか日が陰り始めているのを知った。
                                        夕食はユカさんが作ると張り切っていたがあまりにも長い間、
                                        小生の息子を咥え込んだまま何度も何度も寄せ来るアクメに
                                        朦朧としたまま何も纏わずそのまま裸身をしとどなく晒し
                                        二人が微睡からさめるまで
                                        そのまま座敷の畳の上にだきあったまま横たわっていた。

                                        彼女はいつものように事後の始末は最後までしない。
                                        ぬるぬるに艶ぶく潤みの後をかすかに残したまま
                                        栗の花のような匂いだけがかすかに漂っていた。
                                        夏日の日だけに裸のままに抱き合っていても
                                        乾ききった肌はむしろ生温かくすべすべとして快い。
                                        まるで新婚の若夫婦のように生肌を離さなかった。

                                        つづく

                                         

                                         

                                         

                                        熟年・熟女 | permalink | comments(0) | -

                                        今年の秋は紅葉を見にと囁く

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                                          今年の秋はぐっと早まりそうな様子。
                                          そんな朝夕、早々と肌寒い日が続いている。
                                          この前の週末、デートの後に誘われるままユカさんの匂いの滲みる
                                          ベッドの上で激しく交わり、珍しいことにそのまま朝まで寝入ってしまった。
                                          いつものように夜更けにこっそり靴を手に下げ
                                          密かに帰路につかなくてはと思っていたが
                                          真夜中を過ぎてもあまりにも肌合いが爽やかで
                                          度を過ぎた情交の手管に陰陽交わったままうとうとなった。

                                           


                                          知らず知らずのうちにお互いに素っ裸のまま
                                          身体をもつれるように肢体を絡ませているうちに、
                                          そのままぐっすりと寝込んでしまった。

                                          すでにローマの夜や京都の夜、
                                          城崎温泉や湯村温泉の夜と何度も白みゆく薄明りの中で
                                          思い出の夜を惜しむように、引き絞った精が
                                          膨らみ切った息子の先から彼女の襞の奥深くにどっとほとばしり
                                          二人はみっしりと身体を差し込んだまま至福の思いにやすらう。
                                          そんな思い出が何度も彼女に甦ってくるのだろう。

                                          性の交わりは生々しい感情の起伏がなければ
                                          野生の動物の交尾となんら変わらないものだ。
                                          本能の導くままの生殖のための陰陽の交わりでしかない。
                                          現にユカさんとセフレのような生活に入ってから
                                          すでにかなりの日時がたつが、
                                          いままでの何千何万回にわたる陰陽の抜き差しの手管や、
                                          柔らかな生肌を艶ぶくまで開けられた肢体をぬるぬるに嘗め回り
                                          最後は頭の芯が痛くなるほどの興奮と射精感の高ぶりに酔う。
                                          彼女の肉の中に奥深く包まれ、小生はそのぬるぬるした温かな深みに
                                          吸い込まれるように精をほとばせるそんな陰陽の交わりの思いは
                                          はかなくもすぐに薄れていく。

                                          性の欲の記憶が消え、やがて雄はまた雌を求める。
                                          そんなゲノムの生物的な本能のなせる業なのだろう。
                                          しかし人類は、感情に絡むとろけるような情の繰り返しで
                                          かろうじてゲノムの誘惑に対抗しているのだろう。

                                          はっきり小生に残っているのは
                                          彼女の処女をいただいたあの京都の夜。
                                          初めて一週間以上の長きに渡って、
                                          二人は陰陽が乾く間もなく絡み合いぬるぬると繋がり続けたイタリヤ旅行。
                                          何度も何度も深く交わり毎日のように愛し合った思い出は
                                          二人の記憶の中には消えることはない。
                                          むしろそれはきのうのように鮮明に甦ってくる。

                                          ナポリの月影に蒼白く輝く彼女の生肌の香りや、
                                          艶めかしく蠢く黒のTバックのそそるようなトルソの肌合い。
                                          それは時間とともにますます悩ましい絵のように
                                          小生の脳裏にしっかり焼き付いて離れない。
                                          生々しくも艶めかしい雌の香りが滲むだけに
                                          そっと口をつけて舐めまっわった彼女の割れ目の襞の匂いや、
                                          ぬるぬると唇にまとわりついた淫水のねっとりと糸を引く感触は、
                                          いつまでたっても生々しく昨日のように思い出される。

                                          また次の情交のためにきょうの交わりはある。
                                          そうは思っても少しでも生かされている証を望んで、
                                          柔らかく水っぽい彼女の身体の奥に入りたくなる。

                                          「最近は身体の奥にぴゅっと強く当たる感じはない?」
                                          そう小生は彼女に聞いてみる。
                                          最近は何でも聞いてみることができる。
                                          初めてのころ、彼女に挿入の痛みも残っていたが
                                          精のほとばしりを初めて感じたころの女体は一気に
                                          安らぎの目くるめき夢心地の甘さに染まっていったという。
                                          いつも射精がないときはなにか忘れ物でもした感じになるらしい。
                                          彼女はそんなこともさり気なく言っていたことがある。

                                          小生の腰に脛を巻きつけたまま恥骨をぐっと前にせり出し
                                          身体の奥に小生の雄の精を無意識に深々と受けたいと
                                          自然と体が雄を飲み込むような受けの形にそれを望んでいるという。
                                          そのとき何もかも忘れて小生を愛おしく欲しいと思うという。

                                          そんな変化が彼女は急に若くなり、じょじょに滑っぽい色気が滲み

                                          肌も姿形もしっとり艶めかしく塗り変えられていったようだ。
                                          肌の色もなぜか抜けるように白くふっくらと柔らかくなったし
                                          陰毛も綺麗に整えたころから恥骨のふくらみも柔らかく色気もぐっと増した。

                                          最近は夜がすずしいことから彼女からお誘いの匂いがぷんぷんと漂う。
                                          外でデートをすれば必ず家の近くの神社の森で
                                          ペッティングまでする日が多くなった。
                                          さすがに挿入までは控えるようになったが、やはり
                                          別れつらくなってこっそり彼女の部屋に忍び込んでしまう。

                                          そんな寝物語のなかで、今度は箕面の紅葉を見にいこうと
                                          彼女は提案するとすぐにそのままホテルに予約をいれた。
                                          なんやかやと朝までゆっくり一緒におれるように
                                          彼女の思惑が透けて見えるが、小生にはどうとも言えない。

                                          彼女は小生の気持ちを知り過ぎてしまっている。
                                          最近では彼女の身体が可愛くて仕方がないんだ。

                                          これももう行きつくとこまで行けばいいと思っている。
                                          こんなに具合のいい女を失くすぐらいなら
                                          少々は仕方がないのだろうと思う。

                                          今年の秋は早く来そうなだけに十一月になったら
                                          すでに紅葉の見頃は過ぎているかもしれない。
                                          彼女は二人でおれるならそれでもいいと
                                          あっさりと言う。

                                          大雨が降れば洪水がおこり、
                                          どこかのミサイルが空を飛んでいく。
                                          そんなことには関係なく
                                          一日でも長く残りの性活を楽しみたいと思うのみだ。

                                          熟年・熟女 | permalink | comments(0) | -


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