熟年熟女の出逢い、いついつまでも男と女

<< February 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>

姫初めすら…ままならぬ

0

    長い間ブログが書けなかったが、それもこれも
    おだやかに過ごせるはずの年末年始の日々に
    あれこれとままならん異変が…。

    ユカさんの母親の暮れの突然の入院騒ぎ…。
    せっかくの年末の計画もキャンセル料が出る始末だ。
    正月すぐにはユカさんの家の湯沸かしの故障。
    その修理に手助けをしたのが正月明けで
    その日の夜には姫初めすらできないまま
    野暮用で別れて帰ってきたが
    その次の日の朝早く、
    小生に激しい腰痛が突然襲ってきた。

    最初は横になって寝ていても痛くて
    寝返りも痛くて眠ることも出来なかった。
    やっと服を着て起き上がってからも
    歩くことも階段を登ることもゆっくりしかできない。
    なんということだと気持ちも真っ暗になってしまった。

    冷えからくるものかもしれないが
    かがんで腰をひねったとき
    ずんと腰の痛みが襲った。

    いつも腰痛の兆候はあったにはあったが
    こんなに激痛をともなってきたことはない。
    ユカさんに悲鳴に似たメールを打ったが、
    逢瀬の約束があった日であっただけに
    彼女の心配もひと角ではなかった。

    彼女は心配で家まで押しかけて来そうな
    そんな様子に小生も少々慌ててしまったが
    この調子ではもう抱き合うことも出来ない。

    徐々にはよくなってきているが
    整形外科に行っても痛み止めをくれるだけだ。
    これも自業自得と思ってみるが
    ユカさんのやさしさがなんとも不気味だ。

    こないだ二人きりになった折には
    抱き絞めてキスを繰り返したが
    それ以上のことは腰に悪いからと
    サラリと彼女は逃げてしまった。

    優しく抱きしめてくれるだけでいいのよと言うだけで
    小生の腰の負担のことを気遣ってくれる。
    ベッドで裸の彼女を抱くことが出来なくなったら
    その時は小生が覚悟を決める時だと思っていたから
    そんな彼女の優しさを目の当たりにして
    微妙な気持のぐらつきを感じてしまう。

    だいぶん調子が戻り、よくなったので
    前の週、久しぶりに彼女の部屋で裸で抱き合ったが
    後のことを考えると、まさしく腰が引けて
    まだ姫初めすらままならぬ状態だ。

    彼女の優しさが小生には身に染みてくる。
    長い間の二人の真剣な関係が
    こんな時にこそ、本当の姿が
    見えてくるのかもしれないとおもうが…。

    暖かくなればもとの身体に
    再び戻ることもあるだろうと
    ささやかな期待もあるが…。
    一抹の老いの淋しさがうずむ。

     

    熟年・熟女 | permalink | comments(1) | -

    この年になっても処女に嫉妬する

    0

      この頃小生のユカさんを思う気持ちに
      微妙な変化が表れてきたことに気付き始めた。

      上賀茂神社にて

      それは考えてみるに彼女の昔の婚約者との婚前旅行のことを
      あれこれと詮索し始めたあの時から変化が現れ始めたと言える。
      それは昔の生身の若く綺麗な彼女を知っている過去の男に対して
      かすかな嫉妬が小生の頭にもたげたことによるのかも知れない。
      それほど、すでに小生はユカさんに惚れていたのだろう。

      ユカさんの生肌を抱きながら、あの何十年も前に
      あの真面目そうな写真の男の裸体の下に押しひしがれて
      彼女の白い肌身がくねくねと艶めかしく蠢いていたという、
      そんな妄想に似た絵が脳裏にちらついて仕方がない。

      あの当時のユカさんの若くて瑞々しくぷりぷりとした
      滑らかな生肌を想像するだけで
      小生の心が蓋がるように重く切なくなる。

      どうしても小生のこの目で見ることの出来なかった
      昔の20歳過ぎの彼女の透き通るようにふくよかな白い裸身。
      その肌にやらしく舌を這わせて、はち切れそうな太股の奥に
      ぬるぬるに割れた膣の襞の匂いを舐めまわる
      そんな男のやらしい顔がフラッシュバックするように
      小生の頭の中を駆けまわる。

      今までは彼女はセフレだからと、過去のことは
      さらっと聞き流すことが出来ていたはずだが
      彼女の婚前旅行の本当の成り行きを知るに至って、
      その男の顔を彼女のアルバムから見てしまったことで
      それが現実にあった事実として忘れなくなってしまった。
      彼女が浴衣の前を剥かれてまっ裸に抱きあったままの
      縺れ合った二人の姿が現実の映像として生々しく蘇ってしまう。

      今、小生がユカさんの唇を吸いながら考えてしまうのは
      あの夜にあの男がほとばしらせた射精の白い雫を口から滴らせたまま
      恍惚の艶めかしい表情を浮かべた彼女がフラッシュバックする。
      小生の脳裏からそんな姿が離れなくなってしまった。
      69で抱き合っていてもあの男に執拗に舐め続けられて
      ぬるぬるになった襞の匂いに混じっているように感じてしまう、
      そんな集中できない嫉妬に近い思いが小生から拭えない。

      その男とは過去のたった一回の交わりじゃないかと思ってみても
      小生より前に、しかもあのぴちぴちといちばん奇麗だった頃の
      そんな彼女の生身の身体を舐めまわった男がいると思うだけで
      嫉妬で今までになく心が乱れてくる。

      今更、こんなことを言えば
      いい年をしてと言われても仕方がないが
      いくつになっても男と女は歳ではない。
      とくに昭和の戦後すぐに生まれた男にとっては
      自分の惚れた女であればあるほど犯されたくないという思いが
      根強く潜んでいる。
      これは理屈ではないようだ。

      しかも最近、分かったことだが。
      あの時、見せてもらったエアメールに
      同封されていた彼女の写真は
      突然別れる直前に、あの先輩と言った彼と
      彼女の誕生日だという十月の日に
      鴨川のほとりにある老舗旅館で一夜を共に過ごした後、
      その次の朝、二人で訪れた近くの上賀茂神社での
      朝の光が眩しそうなスナップだということが分かった。

      その夜はあの先輩と夜通し抱き合って過ごしたという。
      「まだ汚したくない、処女のままでいてほしい」
      先輩はそう言って、結局は結ばれることはなかったらしい。
      雄の先は雌の襞の中にわずか深くかすかに沈み込んだが、
      ユカさんが痛そうに喘ぐたびに激しく唇を吸うだけで
      何度も優しく襞の周りにあてがったままじっと動かなくなったらしい。
      そのまま、何度も「君が欲しい」と囁いていたという。

      そしてそのあとすぐ、京都の旅館で共に一夜を過ごしたことは
      すぐに彼女の父親の知るところとなった。
      すったもんだの末、
      先輩とはもう会ってはならんと言い渡されてしまった。
      そして思わぬ方向に二人の仲はいってしまった。

      そんな先輩との深い仲のことも
      最近小生にさりげなく話してくれた。
      小生にも詳細が解ってくるようになって、
      小生はますますユカさんの若き頃の男たちの存在に
      彼女の裸身を見るたびに嫉妬している自分がいることを知った。
      そのたび男に犯されようと喘ぐ彼女の姿がトラウマのように
      目の前にフラッシュバックしてくるのは
      自業自得というものなのだろうか。

      それほどにユカさんに惚れてしまっているのだろうか。
      最近、ますます人生とは奥の深いものだと、
      そんなことを考えてしまう。

       

      熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

      滑るような肌の匂いに酔いそう

      0

        こないだ小生が体調を崩したころから
        ユカさんの生肌をベッドで抱き絞め軽く唇を合わせ
        ピロートークのような睦言を
        囁きあうことが多くなった。

        アマルフィにて

         

        ふつうは交わりの事後に囁かれる事を言うが
        小生は自分の不甲斐なさを隠すように
        濡れ場に入り込もうとする雰囲気を
        ほどよく演出できるように都合のいい噺を
        うまく囁きながら盛り上げようとしている。

        これは本当のピロートークにもならないけれど
        あれやこれやと出会った頃の思い出や
        激しかった逢瀬の記憶を蘇らせるように
        うまく楽しかった思い出を耳元でささやく。

        身体中に掌を柔くゆっくりと這わしながら
        「何か喋って!」と彼女が囁けば、
        ローマの夜や湯村温泉の夜のことなど
        いまから思えば艶めかしい二人の懐かしい
        濡れ場の光景を彼女の耳元で囁く。
        そして艶めかしい刺激を与えあう。

        そう言いながら情事の入り口へ彼女を誘っていく。
        興奮するとユカさんは体は急に汗ばんでくる。
        彼女の特徴として身体が急に汗ばんでくるときは
        何かにかっと艶めかしく興奮状態に入った時のようで
        ある意味判りやすい肉体の変化のようだ。
        更年期のフラッシュバックだと彼女は弁解するが
        汗がどっと吹き出すときは決まって
        襞の奥にはどろりと滑っぽい淫水が垂れている。

        しかし小生が体調を崩してからたしかに
        小生の雄の芯に急な中折れが襲ってくるようになった。
        何とか中折れが襲ってこないように用心しているが
        かえって急に柔らかく頼りなくなってしまうときがある。

        そんな小生の変化が二人の突き合いに
        今までと違った微妙な変化を与えたらしい。
        ユカさんはよく眠るまで裸で抱きしめていて欲しいと
        言うようになった。

        雌雄の出し入れを伴う情交の行為よりも
        抱き合ったまま最後はじっと動かずに
        ずっと抱いていて欲しいと言い出して
        小生の雄の限界を暗に解らしめようとしているのかと思ったが
        甘えるように言うその言葉からは
        それでも愛情を感じられて満足してると言うらしい。

        そんなことがあってから
        ベッドの中に素っ裸になったまま抱き合って
        最近は肌を優しく愛撫する時間が多くなった。
        彼女の肌がすべすべとふっくら張り付いてくる
        その感触がなんと愛おしくなってくる。

        身体が枯れてきたのか粘膜のぬるぬるとした喜びよりも
        生暖かな肌の滑っぽさが心休まる快感になって浸みてくる。
        これは小生の変化でもあるが、
        そう感じているのが伝染したように
        彼女の体がいつの間にか眠りに陥るような安らいの中で
        素晴らしく落ちついって気持ちがいいと呟く。

        こないだの彼女と昔の婚約者との濡れ場を詮索していた時に
        小生が聞き出すためにわざと素股で抱いたのが彼女には
        新鮮であったようだ。
        素股で抱きながら肌の隅々に掌をゆっくり這わすのが
        最高に楽しく感じたらしい。

        あまり使いこまれていない女体はいつまでも若々しいのか
        彼女の膣の中の潤いも今だ閉経の影響はあまりないように
        小生の雄の芯が雄々しくなっていればぬるりと迎えてくれる。

        最近とみに肌から匂うユカさんの匂いが
        小生には狂おしいものに思うようになってきている。
        小生の体の変調がそのような変化を起こしているのかもしれなが、
        彼女の匂いは最初から思えばサラリとした
        淡泊で香しいな匂いに変わってきた。

        小生の感じた最高にいい肌の匂いは若いころ山陰・丹後の
        温泉を3日にわたって婚前旅行をした女子大生だが、
        今でも彼女のさわやかな女陰の悩ましい匂いを思い出す。
        あんなに爽やかで男心を誘う匂いはなかった。
        のちにはそのこと結婚したいなとまで思ったが
        その頃は親に小生の自堕落な姿を知られるところとなって
        結局は別れていった。おしかったものだ。

        肌の匂いと相性は生物学的なものでどうしょうもないものらしい。
        それでもこの年になっても彼女の匂いが蘇ってくるのだから
        すぐに分かれていったのはこの年になっても残念だったと思う。

        そんなことを思いながら、昨今のユカさんとの
        付き合いのなかからあの若いころに感じた
        いい肌の匂いの爽やかさがユカさんの襞に唇を
        這わせながらふっと同じようなヘロモンに似た甘さを感じている。
        きっとユカさんとの精神的な絆がその思いを増長させているのだろう。

        彼女の匂いの中で安らうことの幸せを感じ始めて
        不思議なことに肌を寄せ合っているだけで
        安らいの中で微睡んでしまうのが
        幸せを感じていると思うようになった。

        肌の匂いに酔ってただひたすらお互いに抱き合っている
        そんな彼女と小生の姿が今日も続いている。
        老いとは言葉に言い尽くせぬ何かがあるのだろうか。
        解らない。

         

         

        熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

        約束した鞍馬の火祭が流れて

        0

          去年の秋は箕面の紅葉を見に行ったが
          箕面の滝までの道が豪雨のため
          道がとだされていて行けなかった。

          今年もユカさんと約束していた鞍馬の火祭が
          きつい台風の爪痕があまりにも大きく
          京福電車が長く運休していて
          直前、30年ぶりに中止となったらしく
          TVのニュースで知った。

          またまた残念なことだが、最近の日本は
          いかに災害が多いかと、いまさらながらに感じられる。
          火祭りに間にあわなかったが
          昨日、やっと全線開通したとのニュースがTVで流れていた。
          火祭りは残念だったが11月の末に
          鞍馬の紅葉を見に行くことで
          やっと盛り上がることができた。

          小生の体調もやっと元通りまで
          回復してきたように思うけれど
          雌雄の楽しみだけは微妙なところで
          まだまだ元通りにはいかないところがある。

          それでもユカさんと週に少なくとも一回は逢瀬を持っている。
          これは小生の雄の沽券にかかわることだけに
          何とか頑張っているが、それも彼女のやさしさに
          何とか辻褄を合わせてもらっているような所もある。

          火祭りの日は予定を変えて
          こないだ、あるTVの番組で紹介されていたという
          京都・吉田山の喫茶・お茶室「茂庵」に連れてと
          ユカさんのたってのリクエストに誘われて、またまた
          神楽丘の懐かしい界隈を散歩することになった。

          「茂庵」は場所柄からして席待ちの男女で長く待ったが
          二階のお茶室は予想以上に広々としていて
          停まったような時が自然の木々の中にゆったりとたゆたうように
          やすらうことのできる不思議な空間が生まれている。
          西には盆地のはるか彼方に西山の遠景が望め、
          東にはかすかに木漏れの間から大文字の「大」の字に
          集う人たちの姿が目の当たりに望むこともできる。

          そこでは時はゆったりと流れていた。
          時は今、10月の末の遠い昔のエアメールのことを
          小生はユカさんと話題にしてみた。
          ユカさんにすれば小生にあの激しい若き頃の思い出を話すことで
          思い出がどんどん蘇ってきたという。
          「思い出しながら自分にも生きたと言える
          青春の実感が蘇ってきたことは今、よかったと思う」
          ユカさんはそうさらりと言った。
          それからしみじみと小生を見ながら、
          男と女、いろいろな触れ合いがあって時が流れるけれど、
          身体の思い出はうつろになってしまうが
          心の中にじんとしみ込んだ感覚はいつまでも残っていくもんだと
          しみじみと言った後、
          小生との絆が雌雄の肉体だけのものではなく
          気持の中に育まれているものの存在を暗示するかのように
          「…ああ、よかったと思う」
          と付け足した。

          あの昔の思い出のなか、婚約までした男の肉体の感触は
          面影もなく、今では無味に何の跡形も残すことなく消えているが、
          あのパリからの便りはいまも強烈な思いとして
          彼の肉声を伴って強く脳裏に響くように残っている。…
          そんなことをユカさんは「茂庵」の静かな
          雰囲気の中で楽しそうに柔らかくそう語った。

          それは、小生とユカさんの間で今まで繰り返された
          何百回以上の生々しい雌雄の交わりよりも
          こうした時の流れの絶えるような狭間でゆったり
          見つめ合うこの時の思いが実感として絆を感じるのだと
          そう言うように、優しくうるんだ視線を絡ませ
          彼女はポツリポツリとそう囁いた。

           

           

          熟女の処女 | permalink | comments(1) | -

          大文字の紅い炎にお祈りしたのに

          0

            長いあいだ、ブログの便りを書けなかった。
            今年の過酷な暑さにとうとう負けてしまったのか
            8月の終わりに体調の異変が襲ってきた。
            一週間たっても治まることなく眩暈が襲ってきて
            歩くのがづっとしんどくなって困ってしまった。

            京都の大文字の送り火をユカさんと二人で
            吉田山の石段の上から真正面に見て
            小生は昔のさまざまな思い出に浸り
            ユカさんは小生と二人してみる大文字の炎に
            人生の不思議をしみじみと思って見ただろう。

            あの日はお互いにそのまま別れづらくて
            ついつい彼女の部屋まで送りついでに
            いつものように忍び込んでいくことになった。

            その夜、初めて会った頃のように愛し合った。
            年甲斐もなく何度もアクメを感じながら
            正体不明のていで彼女のベッドの上で
            深夜遅くまでどろどろと眠りに落ちていた。

            そして深夜遅くベッドから抜け出そうと身体をおこす
            小生の体調に異変があるのに感じてしまった。
            最初はいつもの持病が出たのかと思うぐらいだったが、
            いつまでもふらふらと心もとなかった。

            それでもいつものように
            生肌を晒して熟睡しているユカさんをそのままベッドに残して
            彼女の部屋を抜け出して帰った。

            しかし体調は依然と良くならなかった。
            脳梗塞のような症状ではないだろうかと
            気にしながらもしばらく様子を見ていたが
            身体が厚ぼったくふらふらするのが治らない。

            医者に行ってみたが脳梗塞のような怖い症状でもない
            そう言われて安心してみたが、なかなかもとに戻ってこない。

            そろそろ老いも曲がり角に来たのかなと
            いまはユカさんと会っても
            そっと手を握るだけの
            意気地なしだ。

            ユカさんは心配してくれるが
            そろそろ彼女との別れを考えなければならない
            そんな時期が来たのかなと
            一抹のさびしさが心のどこかに忍び込んでくる。

            何度も言うようだが、これも
            C'est la vie.
            なのかもしれない。

             

             

            熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

            婚前旅行の夜の艶々しさ

            0

              またまた、ユカさんの昔の婚前旅行の話題から始めるが、
              今までに分かったことを今回を最後にして書いてみたい。
              どきどきした自分の婚前旅行に思いを馳せる方もいるだろうし、
              このような人生の機微に興味ある人もきっといるかもしれない。

              婚前旅行の夜はそれが目的だからどきどきもんだ。
              誰にも邪魔されない艶めいた濃厚な情交が
              延々と時間の続く限り繰りひろげられるのが当然だろう。

              こないだからユカさんの婚前旅行の話が
              小生の関心の的になっていたが、
              小生の経験からも前回に書いたことがその夜の
              あらかたのことではないかと思っている。

              「じゃあそれがどうした」と言う事もあるが、
              それはユカさんが「熟女の処女」として
              何十年の後に小生の前へ現れる運命の糸に繋がるだけに
              そう簡単に「なんだ」とは言えない気持ちにもなっている。
              あの夜、深々と身体を貫かれてその男に犯されておれば
              昔のことだ、きっとその男と結婚する流れになっただろう。
              そうなれば後にこのように小生と出会う偶然もなかっただろう。

              誰もが若いころ、同じような事があるものだ。
              小生の経験から、3度ほど女と婚前旅行の経験があるが
              やはり夜毎に濃厚な情交があった。
              それが目的のような旅行で時間がたっぷりあるのだから
              しかも高い費用をかけて旅行に連れ出したのだから、
              寸暇も惜しんで女体に没頭するのはあたりまえだ。

              普通それが目的の大部分を占めていて当然だが、
              ユカさんの場合のように親に許可をもらったような
              お見合いでの二人の場合それはどうかは分からない。
              こんな経験をお持ちの方に是非聞いてみたいもんだと思う。

              それでこないだから小生の婚前旅行の思い出を
              逢瀬の寝物語に聞かしてみたりした。
              小生の時はすでに身体の関係ができてしまった女だけに、
              情交までのめんどくさい手続きはいらなかったから
              夜を徹しての艶めかしい情交の思い出だけが残っている。

              そんな雰囲気をユカさんに話しているうちに
              あまりにも生々しい表現になってしまった。
              聞いているユカさんもかなり興奮してきたし
              最近になく小生も興奮していていつものような
              穏やかな雰囲気はなくなっていた。

              こんな感じやったのかなと言いながら
              小生はユカさんの身体を素股の要領で抱き何度も息子を擦りつけた。
              「こんな感じでされたの?」
              最初は何も言わなかったが、相当彼女も感じ始めたのは確かで
              いつになくぬらぬらとした襞の滑りぐわいが異常になっていた。

              「こうして嘗められたの」
              ゆっくりとクンニをしていったが、
              もうユカさんは小生の語らいが耳に入っていない。
              69の姿勢に移行しながら
              「こんなこともされた?」
              それには答えなかったが小生の息子に
              いつになく激しく吸い付いてきた。

              小生の婚前旅行の話に嫉妬したのか
              身体にいろいろな反応を表し始めた。
              まるでその夜を再現しているかのようなユカさんの乱れようだ。

              女と違って男は射精をしなければ性交は終わらない。
              その夜どんな形でその男は終わったのか? そっと聞いた。
              なんども耳元でささやいてみたがもう何も言わなかった。
              「彼、射精はしたの?」
              「膣外に出した?、それとも射精せずに終わったのかな?」
              いまではユカさんとはどんなことでも言える。
              どんな表現でも受け入れることが出来るから
              いたずらっぽくちょっと下卑た表現で聞いてみた。

              どうも69のラーゲに進んでしまった末
              69のまま男はユカさんの口の中に突然、射精してしまったらしい。
              はっきりとはいわなかったが耐え切れずにそこで往ってしまった。
              なんと彼女はその夜、フェラチオまで経験していたようだ。

              小生は彼女には言わなかったがその男は
              けっして父親との約束を守ったから
              ユカさんを犯すことに躊躇したのではないと思う。
              もう相当彼女を好きになっていたのだろう。
              息子を嘗められているうちに我慢の限界に達してしまったのだ。
              本当はぐっと女体の奥深くに挿し込み一気に吹き出せばよかった。
              ユカさんはやっぱりこういう運のない男に当たる
              そんな星の下にあったのかもしれない。

              口の中に溢れた白い精の雫を唇の端から垂れ流しながら
              その頃、彼女はまだ生々しいセックスの行為は知らなかった。
              どうしても生々しい雌雄の行為が好きにはなれないと思ったらしい。
              それとともに男の生々しい行為に驚きと嫌悪感を感じたという。
              この婚約者の男は処女に対して、してはならない二重のミスをした。
              いま結婚をするとはこの男と毎日生々しく性交することだと気づき
              ユカさんを結婚の思いから一瞬にして覚めさせたのかもしれない。

              これが彼女のあの夜の総てだったようだ。
              朝起きて男と顔を合わすのもぎくしゃくして
              その日に感じた性の嫌悪感がやがては結納を直前にして
              急にその男との別れを決心することに繋がっていったのだろう。
              そして小生との赤い糸のつながりが
              かろうじて何十年も後に残されていったのだ。
              なんと感慨深いものだろう。

              彼女がこんなに可哀そうな青春を経験してきたと思えば思うほど、
              小生は何とか女の幸せを味わせてやらねばと
              ますます彼女を愛しく思う。

              この猛暑の夏。ユカさんのたっての願いは、
              京都、大文字の山焼きを見たいという。
              小生は学生時代、大文字の見える下宿にいたから
              よく友達とビールを飲みながら見たもんだが、
              ユカさんはこの年まで初めてらしい。
              昼間は暑くてたまらないが、
              宵の風に吹かれての風流な楽しみは
              また乙なものかもしれない。

               

               

              熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

              やっぱり濃厚な濡れ場があった

              0

                小生、地震、大雨、そのあとの殺人猛暑など、
                おまけに体調をくずしたりと、あれこれと雑用が尽きない。
                お天道様に文句を言っても始まらないと、
                そろそろ前回の話の続きをやっと分かっただけでも
                書かなければならないだろう。

                ユカさんの写真に残された婚前旅行の夜、
                彼女はやっぱり処女を喪失したのか?
                これがこのところづっと、小生の関心事であったが、
                何度かの小生との寝物語でそのあたりの
                それなりの婚約者の男と彼女の成り行きが見えてきた。

                  当時のユカさん

                「やっぱり濡れ場はあった」
                これがどうも真実であるようだ。
                小生の気持ちを察してか、あったとも無かったとも
                彼女ははっきりと言わないが、
                ぽつりぽつりとそれなりの艶めかしい
                男と女の濡れ濡れの様を語るに落ちるというように
                徐々にそのやり取りが明らかになってきた。

                小生が察していたように、やっぱり男はそれを我慢できない。
                二人が布団を並べて横になっていれば
                男女の濡れ場などいろいろなことは想像できるが、
                寝るようになってからナイトランプをつけたまま
                最初ふたりでぽつぽつと四方山話をしていたそうだ。
                やがて二人の将来のことが話題になった。

                結婚式はどんなにするか、新居を何処にしようかとか
                将来の子供の数まで話題になったそうだ。
                結婚を前提にしているのだから当然といえば当然であるが、
                ユカさんはまだ心のなかにいつも昔の男の影が巣くっていた。
                ユカさんがあいまいな受け答えに始終しているうちに
                それが余計に男を刺激したのか、
                ついに男のほうから布団越しに手をすっと伸ばしてきたらしい。

                布団の下から差し込まれた手がユカさんの手を握り
                嘘寝を装いつつ目をつぶったままの彼女の顔の横に
                男の顔がいつの間にかにじり寄ってきていたという。

                婚前旅行の夜の二人の姿はこのあたりから
                以前にユカさんが語っていた事とはすこし違ってきた。
                前に聞いた話は、疲れて先にぐっすり眠ってしまったら、
                そのまま朝になっていたということだが
                「あのままでは簡単に犯されていただろうに」
                というあの時の感想は想像ではなく
                やはり実際の出来事にそった言葉だったのだ。

                「結婚してください」
                何度もそう呟きながら布団の中に身体を滑り込ませてきて
                男はユカさんを抱きしめてきたという。
                結婚を前提で紹介されたが男の口から
                「結婚」の言葉が出たのはこのときが初めてだったから、
                ユカさんもなんとも返事に困って
                二人きりの部屋だ。ただ身体をすくめるようにしながら
                もう逃げ場がない状況に抗うこともできなかったらしい。

                情事は始まりだしたら進展は速い。

                いつのまにかユカさんは浴衣の帯を解かれて
                いややいややという間もなくショーツも脚より抜きとられて
                ふたりは素っ裸の姿で抱き合ってしまったらしい。
                なにも考えられないまま男に抱きしめられてしまった。
                ただ無意識にまだ好きでもない男に犯されるのは嫌だったから
                「結婚するまで、それはいやや」
                そう何度も呟き抗っていたそうだが、

                男はすでに極限の域にまでにユカさんのことが気に入っていたらしく
                抗えば抗えるほど荒々しく激しく彼女の肉体を求めてきたらしい。
                ユカさんにとっては学生時代に何度かペッティングの経験はあっても
                真っ裸で抱きしめられたまま、男に生肌を絡めながら
                身体の下に組みしだかれたことはない。

                雄のいきり立っものが何度もユカさんの濡れた割れ目にこすられたに違いない。
                もう何時の間にかユカさんの襞の奥からとろりと愛液の雫が流れ始めていただろう。
                「結婚するまで、それは駄目」
                そう言いながらも身体は男の身体の下で
                旅行を承諾したときから犯されるのを待っていたのではないだろうか。
                状況から小生はそう思うしかないが、何度聞いても
                好きでない男に犯されるのは嫌やったというばかりだ。

                男にとっては彼女との結婚を決めていたのだから
                このままどっぷり膣の奥深くにぬるりと射精しても何も困ることはない。
                むしろ彼女との結婚を完全に自分のものに出来たはずだ。
                いまから思えば彼はそうするべきだった。

                話の様子から男は自分の息子をユカさんの襞にあてがいながら
                なんども身を固めながらも腰にぐっと力を加えるのを躊躇っていたようだ。
                正常位でしっかりユカさんの生身を固めた体位になりながら
                何度も当てがいながら中に挿入しようかどうかと悩んだに違いない。

                ユカさんが言うには
                今でいう素股のようなかたちで男は自分の息子を
                膣の狭間に擦りつけるように動かせて何度も何度も膣の口にあてがい続けた。
                やがて体中を嘗め回るようにして身体を下の方にずり下げると
                バギナの襞をべとべとになるまで嘗め回っていた。
                「好きです、好きです」
                何度も男の興奮した声が下から聞こえていたという。

                男はユカさんの父親に旅行の前に手紙を出して
                旅行の許可をもらった条件として、
                「責任をもって」と一言を書いたことが、
                どうしてもユカさんを犯すことができなかった原因だろう。

                女は不思議なものだ。
                こんな激しい濡れ場を演じても雌雄の交わりがないだけで
                処女のつもりでいるのだろう。

                小生は複雑な気持ちにはなった。
                ユカさんを女として育て上げたことは
                確かなようだが、
                なんとなく彼女の心のなかに
                小生はどんな存在でいるのだろうか?
                ちょっと不思議になっていた。

                処女性など取るに足らないものだが
                古い昔の日本の男にはノスタルジックに
                なんらかの感傷を与えてくる。

                小生は確かにユカさんの処女を貰っただろう。
                昔風に言えば小生は
                「ユカさんの一番大切なものを貰った男」だ。
                しかしそれは真っ白なものではなかった。

                思うにあの男が父親との約束など反故にして
                あの夜、ユカさんを深々と犯して居れば
                いちばん良かったのにと思わずにはおれない。

                そうなれば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように
                今に残された何枚かの写真の映像が消えていっただろうに。

                なにはさておき、今の段階では
                彼女は「熟女の処女」であった…らしい。

                 

                 

                熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

                やっぱり濡れ場はあったの?

                0

                  北大阪に大きな地震が来た。
                  朝八時、忙しい時間にドカンと
                  直下型の激しい揺れが来た。

                  朝食中だったが部屋のすべてが
                  ぐにゃぐにゃになったかに見えた。
                  瞬間、東南海地震がきたかと思った。
                  なんと運のないことと呪ったが、
                  付けられたテレビの画面には震源地が
                  すぐに大阪北部と表示された。

                  すぐにユカさんから悲鳴のような携帯が入ってきた。
                  怖い怖いと泣き声になっていた。
                  小生も突然の災害のど真ん中にいて
                  どう行動をすればいいか判断ができなかった。
                  物が落下して割れたぐらいで被害はないようだが、
                  彼女は出勤前だったのと仕事の性格上
                  職場に行かなければならないと泣き声だった。

                  小生も場合が場合だけに家から動くわけには行かない。
                  その日の夜は怖いから来てほしいと言ってきたが
                  そうもいかない。不倫の仲では思うようにいかない。

                  ひとの人生なんて何で転ぶか
                  そんな先のことは誰も知りえない。
                  なんとか物が落下して破損したぐらいで
                  ユカさんも小生もラッキーだった。

                  若いころの悪友の一人が
                  「人生、一寸先は闇」と
                  口癖のように言っていたのを思い出す。
                  この地震で人生がころりと転がった人たちのことを
                  思ったりしてみるが、それも人生だ。
                  C'est la vie. だ。

                  C'est la vie. といえば、
                  ユカさんと先日の逢瀬の時は
                  地震はまだなく呑気なもんだ。
                  かねての思惑どおりユカさんの素肌をねっとり
                  抱きしめあれこれ囁きを試してみた。
                  何度もあの運命のメールについて
                  蒸し返すように耳元で囁いてみた。

                  初夏にかけて素肌で抱かれることが
                  ユカさんはことのほか好きになったようだ。
                  肌の生ま温かなさにつるりと滑らかな肌触りが
                  癖になってしかたがないと最近よく言う。

                  「小生のほかに、今まで素っ裸同士で
                  抱かれたことがある?」
                  そう耳元で囁いてみたが
                  「そんなことあらへん。いややは」
                  そう悶えに紛れてかすれ声で呟くのみだ。

                  「こないだの写真の男。彼との婚前旅行で
                  何もなかったというけど、信じられへん。
                  あそこに挿入されなかったとしても
                  素っ裸で抱かれたり濃厚なペッティングなんか
                  濡れ場に近い何かはあったのと違う?」
                  「………………………」
                  「それでないなら、なんで同じ部屋で泊まる?
                  そんな気がなかったら婚前旅行などせえへんやろうに?
                  まるで犯して頂戴というようなもんやで」

                  ユカさんは「昔のことやから細かいことは忘れたは」
                  そう言って小生の身体の下になったまま
                  はぐらかすようなうすらら笑いを見せてはっきりしない。

                  「ユカさんのことはなんでも知りたいねん
                  小生、けっこう嫉妬深いねん」
                  そんなこと耳元で低い声で囁いたりした。
                  すこしでも雰囲気を盛り上げたいために
                  何度かぎゅっと深く挿入しながら
                  「なんにもなかったなんて信じられへん」


                  「一つ部屋に布団を並べてねたんやろ
                  寝ながらなんか話さんかったん?
                  話しているうちに変な気にならへんのやろか
                  キスぐらいはされたんとちゃうの?」

                  そんなかんじで何度もささやき続けたが

                  ついにあいまいな返事に始終した。

                   

                  そしてそのあと何日かたって
                  こないだのきつい地震だ。
                  余震もまだのこっているから
                  会いに来てほしいといわれているが、

                  「最中に大きいのがきたら裸で逃げなならんな」
                  そんなことを言って笑い合った。またいちにもどって

                  詮索のし直しをせねばならん。

                   

                  何となくまだまだなにかありそうな

                  そんな含みのある表情が残る。

                   

                   

                  熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

                  事のおこりは一通のエアメール

                  0

                    話は前回のユカさんの話と続くが
                    ユカさんが9月の連休の婚前旅行から帰って
                    10月になるとすぐに彼がユカさんの家に現れ
                    父親にユカさんとの結婚の許しを求めてきた。
                    なかなかの行動派であったようだ。

                     当時のユカさん

                    父親は卒業して間もない娘をまだ嫁に出したくなかったらしいが、
                    今般の経緯や旅行を許可した手前から
                    断り切れずに結婚を認めたらしい。
                    ユカさんはそんな父親の姿を人ごとのように
                    ぼんやり横で聞いていたという。

                    まだ心のなかでは1年すこし前に別れた先輩のことが
                    旅行中でも何度も思い出されてくるそんな状態なのに
                    彼と並んだ布団に寝ながらこのまま身体を求められたら
                    嫌やと言って抗っても無理やり犯されるだろうなと
                    そんなことをぼんやり考えていたという。
                    そのうち旅の疲れからか深い眠りに陥ってしまった。
                    朝、目が覚めてユカさんはなにごともなかったことを知った。
                    「よく眠れたな」と状況に鈍感な自分に呆れたという。
                    ある意味初心なところをまだ残した娘であったのだ。

                    あの夜、彼に無理やりに処女を奪われていたら
                    先輩のことはその日から忘れることが出来たかと聞いてみたが、
                    彼とは本当に何もなかったから、それはわからないと
                    ユカさんは笑いながら何度も繰り返すだけだ。
                    その頃、捨て鉢な気持になっていたのかなとも言った。

                    小生も何度も婚前旅行の経験があるが
                    男女二人きりの旅館の部屋で女性と何もなく
                    一夜を静かに過ごすなんて絶対考えられない。
                    上の若々しいユカさんの写真を見て男なら到底諦めきれないだろうに。
                    昔の男女にはそんなケースも多少はあったんだろうか?

                    しかしユカさんは俄然そう言ってはばからない。
                    しかしそのことが大きく影響するような
                    人生の選択が期しくもすぐ後に迫っていたのだから
                    ある意味驚きの人生だと言う。

                    11月になると婚約とその他の諸々のことが
                    彼女の思惑を越えて周囲でどんどん進められていったらしい。
                    もうこの先は後戻りができないまでになっていた。
                    ユカさんが興奮して言うには、そんなときだった。
                    棚の物を取ろうとして脚立を動かせたとき
                    ポロリとその座布団の隙間から落ちた一通の封筒があった。
                    それはなんといまだ心に残っていたあの先輩の
                    パリからのエアメールだった。

                    それはパリ発10月30日消印の先輩からの便りだった。
                    母親はユカさんに見せないようにとわざと隠していたらしいが
                    なんと皮肉なものか、ポロリと畳の上に落ちてしまったのだ。

                    それはなんと先輩のパリからの1年ぶりの便りだった。
                    ユカさんと別れてから先輩はパリに飛び出していったらしい。
                    さりげなく書かれた三枚の手紙には誕生日のお祝いと
                    前年の誕生日に会ったユカさんのスナップ写真が同封されていた。
                    封筒には写真も当時のそのままの形で残されている。
                    眩しそうに写る若いユカさんの表情がほほ笑んでいる。
                    ファインダーを向けている相手に投げる微笑みが優しい。

                    ユカさんが密かに何度も待ち望んでいた便りだ。
                    前の年の秋から約1年の空白を埋めるものだ。
                    手紙にはこの暮れに大阪に帰るつもりだと書かれていた。
                    具体的なことはそれだけだったが
                    その時のユカさんはびっくりして声も出なかったという。

                    すぐに今の自分の立場を思って愕然としたという。
                    結婚の約束まですでにしてしまっている。
                    婚前旅行まで済ましてしまっている。
                    真偽のほどはわからないが、せめてもの幸いに
                    肉体関係だけはかろうじてなかったとすれば
                    それだけがまだ彼女にはほっとさせることだったろう。

                    さあどうしよう。
                    先輩のメールには具体的な事はなにも書かれていない。
                    この暮れに日本に帰りたいということだけだ。
                    実家に帰るのかどこへ帰るのかも分からない?
                    今の所在すらわからない。

                    その日からユカさんの苦しい胸の内が
                    あれこれと急に激しく乱れ始めたという。
                    結納や結婚式の様式など無味乾燥な事々が
                    彼との間で話され始めていた時だけに
                    それも上の空に、ユカさんの苦悩する心の内は
                    誰にも相談することすら出来なかった。

                    写真の箱の中に納められたままのメモや
                    友達との間で交わされた当時の書簡を読みあげながら、
                    彼女は照れながらその当時の胸の内の苦しさを語った。
                    「そんな映画や小説の中にあるようなことが本当にあったの?」
                    小生が信じられないと言うと
                    ユカさんは古びたエアメールの封筒を取り出してきた。

                    「これを何度、読み返したことか…」
                    そういって小生の手に封筒を渡してきた。
                    先輩の手で横文字と日本語で住所が書かれていて、
                    PAR・AVIONと赤字であたかもエアメールという感じだ。

                    小生はこのブログの記事を書きたくなってこっそりと
                    彼女のスキをみてスマホで封筒を写しておいた。
                    これがこの写真だ。

                    こうしてユカさんは誰にも打ち明けることもなく
                    やがて重大な決心をしていくことになったらしい。
                    婚約を無かったものにして先輩の心の内をもう一度
                    自分の目と耳で確認しなければ
                    それからの自分の人生はもう送れないのだと思ったそうだ。

                    まだ自分は若いのだ。
                    納得いく結論もなく分かれていった先輩の
                    本当の気持をもう一度はっきり知りたい。
                    今はなにがあっても先輩ともう一度話し合ってみたい。
                    どうなるかわからないが、流されるように過ぎ行く
                    自分の人生にその時、はっきりNoを突き付けたのだという。

                    もう1か月遅かったら後戻りは出来なかっただろう。
                    だけど頑張れば今だったらもとに戻れる。
                    そう決心したユカさんは勇気をもって
                    結婚はなかったものにして欲しいと改めて彼に言ったそうだ。
                    もう一度やり直そうと彼は荒れ狂い大きなもめごとになったが、
                    がんと阻む彼女の姿に婚約相手の男は去っていった。

                    その時、ユカさんは自分の意志で真っ赤に燃えた。
                    彼女の青春の日だったのだろう。
                    しかしその後、先輩の消息はなかなかはっきりしなかった。
                    先輩の実家にも手紙を書いたし、
                    友達にも問い合わせの手紙や電話をかけまくった。
                    ても返事は帰ってこなかった。
                    どうも実家にすら連絡はないらしい。

                    共通の友達に問い合わせてみても
                    突然の連絡に戸惑うばかりで、
                    その所在すらわからなかった。
                    パリから帰る直前にスペインに行くことになったとか
                    いろいろな噂が耳に入ったが
                    ユカさんはなんとか先輩に連絡を取れるように
                    頑張ったが分からなかった。

                    「もう一度先輩に会って気持ちを確かめたい。
                    なんとかもう一度会って話しがしたい。
                    そうでなければ私はもう誰かに恋することも
                    お嫁にもいけない」
                    そのころ、そう何度も呟いていたという。

                    そうしてユカさんは先輩の夢を見ながらも
                    時間とともに先輩の姿は遠のいていった。
                    一通のエアメールを最後に姿を現すことはなかった。

                    そうしてユカさんは処女のまま熟女になっていった。
                    ほんとうに処女かどうかは小生には知る由もないが、
                    彼女が言うにはあの夜、なにもなかったという。
                    本当にそんなことってあるのだろうか。

                    これらのまるで小説のようなユカさんの恋の行方と
                    顛末を聞きながらやっぱりチャンスは前向きにつかむことが
                    人生どんな時でも大事だと思った。

                    婚約者の失敗はあの夜、どんなことをしてでもユカさんを口説き
                    彼女を犯せる絶好のチャンスをしっかりモノにするべきであった。
                    たった一突き出来なかったことが婚約の破棄に繋がり、
                    ユカさんの青春をあたら虚しくさせてしまったのだ。

                    「婚約者とあの時結ばれていたほうが
                    その方がなんぼも良かったのにね。
                    ユカさんもお嫁に行けたし婚約者も失恋しなくて
                    綺麗なユカさんをとっぷり抱けたのにね」
                    そう小生は冗談ぽく窯をかけてみたが
                    「いやね」
                    そう言ってユカさんは変にはにかむだけだった。
                    いくつになっても青春の苦い記憶は
                    懐かしく甘酸っぱいものだ。

                     

                    ユカさんの若かりしそのころの写真を一枚もらった。
                    婚約破棄をした直後の姿だという。
                    今回は特に、封筒の盗み撮りとこれらの写真をUPしてみたい。
                    これがユカさんの青春の墓標として…。

                    小生はそのようなユカさんの苦い青春を知れば知るほど
                    少しでも癒してあげようと
                    ますます彼女をやさしく可愛がって
                    やりたくなったものだ。

                    これこそまったく
                    C'est la vie. だ。

                     

                     

                    熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

                    熟女の処女ではなかったかも?

                    0

                      この連休中、ユカさんと大阪城の天守閣に上った。
                      後半は京都醍醐寺の新緑の桜並木の散策に出かけた。
                      二人の逢瀬は例年のごとく和やかに過ぎた。

                      暖かで穏やかな連休の休みは静かだった。
                      そのあと、埋め合わせもきっちり連休明けにさせられた。
                      母親のショートステイの宵に食事に呼ばれ、
                      いつものように二人きりで今までの思い出などに
                      あれこれと笑いさざめき話の華が咲いた。

                      今まであまりなかったことだったが
                      食後にゆったりコーヒの香りを嗅ぎながら
                      居間の檀卓に寄り添ってユカさんの
                      卒業アルバムや若い頃のアルバムなどを見せられた。
                      今までに何度か若いころの話をしたことがあったが
                      それはあくまで情交までの時間潰しで
                      アルバムを開けながらじっくり見て楽しんだのはない。

                      女子大生の頃から初々しい新入所員のころの写真が
                      何冊かのアルバムや写真の束にまとめられていた。
                      一枚一枚ページを捲りながら
                      横に寄り沿って丁寧にコメントを付けてくれた。

                      彼女の女子大生のころは色白の固太りで
                      脹脛などむっちりと男好きのする身体を
                      惜しげもなくさらけ出していた。
                      ミニスカート全盛の頃なのか
                      今ではびっくりするほどぴちぴちした
                      太ももを晒した写真が並んでいた。

                      女の子の友達と旅行先でポーズをとっている写真や
                      学生の集団写真がならんでいたりする。
                      そのなかに結構の男性の写真が紛れていた。

                      小生はさりげなく男性の写真に注意して
                      「この人は?」と聞いていったが、
                      友達の彼氏と一緒に写っているのだとか
                      当時のボーイフレンドの一人とか
                      多少のはにかみを交えながら教えてくれた。

                      そのなかに部屋に男と二人だけで写っているのがあった。
                      明らかに旅館の一室で表情は硬かったが
                      ツーショットで写っているのである。

                      「この写真は?」
                      小生はさりげなく訊いてみた。
                      お見合いで紹介されてちょっと付き合っていた人だという。
                      それでなくとも雰囲気は旅館の一室だ。
                      「旅行にいったときの?」
                      さりげなく窯をかけてみた。

                      それから小生の詮索が始まった。
                      はじめユカさんは飛騨高山に
                      何人かの友達といっしょに旅行に行った時の写真だと
                      はぐらかすように言っていたが
                      次々と問い詰めていくうちに
                      ふたりで旅行をした時の写真だという。
                      雰囲気が二人きりのツーショトまるだしだ。

                      別に小生が気にすることもない昔のことだから
                      ことさらに問題にすることではないが
                      小生には今やユカさんのプライベートのことは
                      昔のことであってもやはり気になる。
                      しかも二人きりの婚前旅行のような
                      写真が出てきたのではさすがに穏やかではない。
                      どきっとして、嫉妬で顔からかすかに汗が吹いた。

                      「若いころの婚前旅行?」
                      さすがにそう尋ねざるを得なかった。
                      以前、ユカさんは処女だといっていたのに、
                      だまされたような気になっていた。
                      婚前旅行にいって夜に何もなく終わることはない。

                      ユカさんは仕方がないなというように、
                      まだ22歳のころ、ある人の是非との紹介で
                      偶然を装って紹介された人なのだといった。
                      そのあと相手は結婚を前提にと付き合うことになったのだが、
                      ユカさんにはまだ卒業前に分かれていった年上の先輩のことが
                      気持ちの底にいつも忘れられないまま残っていた。

                      初めてプロポーズをされた3っつ年上の青年だ。
                      しかし仕事もないままの芸術肌の人で、
                      両親に卒業したらと紹介したのだが、
                      まったくけんもほろろで相手にならないほどに反対され、
                      先輩の卒業とともに疎遠になっていった。
                      それでもはっきり別れたわけではなかったから
                      いつまでも彼女には埋火のように彼のことが心の底にあった。

                      そんな状態が続いていた。
                      だから結婚前提と紹介されたものの彼とは
                      あやふやに惰性のような形で付き合っていたそうだ。

                      そんな形だが取巻きの話だけがどんどん進んでいった。
                      彼氏のほうは乗り気になって、
                      「二人で旅行にいって、もっとお互いのことをよく知りたい」
                      そうユカさんの両親に申し込みがあったそうだ。

                      彼女の父親に手紙でそう頼んでくると
                      父親は彼女のあやふやな気持ちを知ることなく
                      「責任ある行動」という言葉を信じて認めたらしい。
                      ある意味彼女には後許可をとるような形で
                      親と相手の主導する婚前旅行だったそうだ。
                      父親に許可を取ったことでどんどんスケジュールを
                      進めていく彼氏の言ううままになってしまった。

                      何枚かの写真にはやや硬い表情のユカさんと
                      なぜかそれ以上に緊張したような男性が並んで写ってる。
                      小生は妙な嫉妬を覚えた。
                      ユカさんの瑞々しくぴちぴちした姿が目の前にある。
                      この男が彼女の発モンを味わったかもと思うだけで
                      なぜか嫉妬の炎がうずんでくる。

                      たった一度や二度の交わいなど今までの
                      彼女との逢瀬を考えただけで取るに足らないものだが、
                      それが処女となると「なんでこの男やねん」
                      という気になってしまう。
                      初ヒットの記念ボールを横取りされた野球選手のようなもんだ。

                      ユカさんはその時は
                      このまま同じ部屋で泊まれば簡単に犯されるだろうと
                      さすがそう思ったらしいが、彼はなにもしなかったという。
                      小生には信じがたいがユカさんはそう言って
                      「ほんとよ」とはにかんで笑った。
                      どうも父親に「責任ある行動」と宣言してしまった手前
                      かえって彼女の処女を味わうことが
                      出来なくなったのではないかと小生は想像してしまう。

                      それでもこの刺激的なシュチエーションを
                      知れば知るほどますます小生を
                      嫉妬させて次から次えと詮索の根を伸ばしてしまった。

                      この小生の嫉妬がユカさんの思わぬ話をほじくり
                      あれこれ詮索することに発展して
                      それがユカさんの熟女まで処女であったかどうかの
                      そんな過去を教えてくれることになった。

                      ユカさんには意外な人生の悪戯に巻き込まれ
                      激しい青春の息吹とからまって若き日の喜びも悲しみも
                      一気に青春の日々を駆け抜けていったという。
                      その証がこの婚前旅行の写真やその他の品に
                      充分残されているということらしい。

                       

                      熟女の処女 | permalink | comments(2) | -

                      新緑の頃が今年もやってきた

                      0

                        来週から今年も大型連休が始まる。
                        何時ものように四月は周囲がばたばたとしていて
                        予想をしていたが小生もその影響を少なからず受けた。
                        そんな感じで変更の手続きやなんやで
                        いつのまにか四月も半ばを過ぎてしまった。

                        ユカさんとは職場の部署が離れたせいか
                        メールがしょっちゅう来るようになった。
                        お昼を一緒に食べに行こうかとか
                        合いの日には逢瀬のお誘いがひんぱんにくる。
                        人の目が身近で少なくなって、かえって
                        自由度が増したような気になっているのだろう。

                        ついに今年、連休の京都のお泊りは無しとなった。
                        どちらからともなく京都のイベントは
                        去年の除夜の鐘で終わったようになってしまった。

                        今年は何度か日帰りデートをしようと言うが
                        むしろ彼女は二人で一緒に居れるだけでいいと
                        そんなユカさんの雰囲気になっていた。

                        連休にはいる前の週、
                        母親のショートスティの夜は
                        小生の仕事のない日だから
                        しつこいユカさんのお誘いもあって
                        そのまま彼女の家に会いにいった。

                        その気まんまんで時間休をとって
                        ユカさんは夕食の準備をしながら小生を待っていた。
                        彼女自らの手料理の夕食を頂いていつものように
                        座敷の畳の上で犯すように抱き合った。
                        この流れはいつものようだが
                        犯すように抱くのはまだまだ新鮮さを残している。

                        連休前の暖かい夜気に包まれた女体を、
                        すべすべとなめし皮のように人肌の温かさで
                        滑っぽく伸びる柔らかな肌を味わいつくした。

                        愛しく思う女の肌はつるつると白く
                        惚れ惚れと愛くるしいものに思える。
                        最近、とみに老いを感じるようになってから
                        ユカさんに嫌われないようにいろいろな手管を
                        その日も改めて駆逐してみようと試みてみた。

                        ⇒今までにないスチィエーションで抱く。
                        ⇒出来るだけじらしているように時間をかける。
                        ⇒性愛の基本はキスにあると思っている。
                        ⇒「愛しているよ」といいながら飽きるほどキスをする。
                        ⇒体じゅうを何度も何度も時間をかけて嘗め回す。
                        ⇒出来れば彼女の身体が挿入を促すまでは交わらない。
                        ⇒小生の体でユカさんを喜ばせられるタイニングを計る。
                        ⇒中折れしないように注意する。
                        ⇒中折れしたらうまく体裁をつける。
                        ⇒挿入したら頑張って抜かないようにする。
                        ⇒自分なりに彼女に嫌われないように精をだす。

                        最近再びこんなことを肝に銘じてユカさんを見つめる。
                        連休まえのその日逢瀬はこの心がけどおり頑張ってみた。
                        食後のほっこりしたあとコーヒを飲みながら
                        彼女の背後から這い寄り唇を吸い合いながら
                        座敷の畳の上に押し倒すように抱き据えた。

                        一枚一枚着衣のボタンをはずし丸い腰から抜き取り
                        まだまだまぐ合うことの興奮が激しかった頃の
                        そんな情景と同じような濡れ場を演出しようとした。

                        座敷はこうこうと二人の姿を照らし出していた。
                        ユカさんの身体は付き合い始めからいつも水っぽい。
                        最初の時、神社の回廊で目の前に広がる肢体は
                        蟻の門渡りまでぬるぬるに鈍く光って滴っていた。
                        そんなことを思うと小生も身体の先を硬く尖らせた。
                        嘗め廻る身体の部分をいままでより広くするようにした。

                        陰毛の生際を唾液を含ませてぬるぬると嘗め
                        出来るだけ襞の周りをゆっくりと嘗め廻った。
                        どんなに時間をかけても彼女は嫌と言わなかったが
                        その日は、情交のゆっくりした進展に
                        ユカさんの方から「入ってきて」と
                        耐えられないようにかすかに囁いてきた。
                        気づかぬように無視を続けると何度も囁き
                        腰をかすかに押し付けてくるばかりになった。

                        最近柔らかめになっている小生の身体も
                        彼女のささやきに刺激されてかぐっと硬くなり
                        ぶじゅっというような音がかすかに聞こえるかのように
                        ぬるぬるにしたたる襞の中に深々と根元まで挿入した。
                        それを待っていたようにユカさんの身体が
                        異様な動きをしながら固く抱きしめてきた。

                        「しっかり抱きしめてくれるだけでいい」
                        そんな小生の苦悩を知っているかのように
                        最近のユカさんは
                        抱かれながらなんども囁くようになった。
                        これは彼女のささやかな心遣いなのだろうか。

                        いろいろの手管を考えて
                        彼女の誘いに飲み込まれていきたい。
                        そんなことをますます思う。
                        若いころの思いとダブって
                        ユカさんのことが複雑に絡んで
                        人生を考えるようになったのであろうか?

                        老いとは淋しくも味のある
                        そんな時間なのだろう。

                         

                        熟年・熟女 | permalink | comments(2) | -

                        四月からふたりの仕事に変化が

                        0

                          何時ものように四月は周囲がばたばたとしていて
                          予想をしていたが小生もその影響を少なからず受けた。
                          そんな感じで変更の手続きやなんやで
                          いつのまにか四月も半ばを過ぎてしまった。

                          小生も年齢規定で非常勤の勤務体制になった。
                          週三日の非常勤になって微妙な変化にまだ慣れていない。
                          ユカさんの所属も移動になった。
                          知り合ってから初めての移動になって
                          毎日朝顔を合わすこともままならなくなった。
                          同じ部署に長くいたことから今年の移動は
                          予想はしていたがやっぱりという結果になった。

                          別に彼女の担当が移動したからといって
                          別棟になったわけでもなく
                          同じフロアの端と端になっただけだが
                          それでも好きな時に小生のデスクの周りに
                          彼女が来ることも難しくなった。

                          彼女の匂いがいつも嗅げなくなるのは残念だ。
                          そのほうが二人の付合いに変化を与えてくれるだろうが
                          今のところメールの遣り取りが頻繁になっただけで
                          毎週一度の逢瀬は何とか維持している。

                          小生にあり余る時間が出来たことで
                          これから生活にどんな変化が出るか想像ができない。
                          それでも仕事が一区切りとなったことで
                          いろいろな物の整理に時間を使てみたくなった。
                          誰もが思う気持なのかもしれない。

                          屋根裏に収納していた物を下ろし、
                          収納されたダンボール箱を開けて
                          整理しながら処分をするものは処分を、
                          残しておこうと思うものは
                          内容を記録しながら再度収納したり
                          処分する大量の過去の記録の数々を処分した。

                          そのなかで若いころの友人と交わした手紙や
                          色あせたノートの数々がごっそりと見つかった。
                          屋根裏にまとめて放り上げておいたとは
                          記憶にあったがどのような形で置いていたか
                          まったく記憶から消えてしまっていたから
                          宝箱を開けるような不思議な懐かしさを伴って
                          目の前にごっそりと現れてきた。

                          こないだ思いがけづ若いころの日記帳が出てきて
                          興奮して読みふけったのはどこかに書いたが、
                          今回の手紙類もやはり刺激的だった。
                          今と違って当時はメールもない時代だ
                          こまごまと手紙の中に男女の遣り取りが残っていた。

                          記憶の底に消えていったような事柄が
                          思った以上に消えた記憶を呼び覚ますように
                          リアルに蘇ってきたもんだ。
                          思い込んでいた記憶が思ったのと違っていたものもあった。

                          それぞれ昔、付き合っていた彼女たちとの別れは、
                          抜き差しならぬ切羽詰まった男女の局面になって
                          突然、彼女たちの決心が堰を切って溢れ出してくる。
                          そんな複雑な事情が手紙の文面として残っていた。

                          完全にそんな細かな綾はすでに記憶の彼方に霞んで
                          「ああそうなんだ!」
                          そう呟くようなびっくりの事が手紙に交わされていりした。

                          卒業にあたって独断で京都で就職を内定させ
                          くにの親と険悪な状態になっていると綴っていた彼女。
                          その手紙の後、突然の別れの手紙が来たのもわかった。
                          「なぜ京都で就職するのだ?好きな男でもいるのか?」
                          そう親に聞かれてもなんとも返事ができない私…。
                          そうなじっていた彼女。

                          もうひとつの別れの手紙は激しいことばが滲んでいた。
                          「真剣にあなたを愛しました。
                          私はただあなたを愛し続けました」
                          そのような言葉が続き
                          「思い出などではなく私が生きているかぎり
                          私の内にあなたが存在するのです…」
                          数か月、新婚の夫婦のように頻繁に愛し合った
                          その彼女の最後の書置きに綴られていた言葉。
                          小生をなじる親の介入を知り
                          去っていった彼女。
                          悲しいかなこんな激しく悲しい言葉も
                          小生の記憶から何時しか掠れてしまっていた。
                          今回読み直して、その衝撃は大きかった。
                          数十年の時を挟んで彼女の姿が鮮明に蘇ってきた。
                          どんな哲学書よりも、いま人生の何たるかを
                          教えてくれたような…。
                          これが男と女なのだと…。

                          人生の黄昏に自分の人生を
                          形作ったあの頃の
                          人生の些細なボタンの掛け違いで
                          別れていく。思わぬ偶然で人生の
                          綾が新たに交わっていくという
                          そんなことなども改めて思っている。

                          ユカさんとの生々しい絆の糸も
                          思い返しても不思議なちょっとした
                          偶然と思わぬ人生の悪戯が重なっていた。
                          小生の最後の人生に色を添えてくれたと
                          今では感謝している。

                          C'est la vie.
                          たった一度とはいえ
                          それが人生の生きる意味かなと思うのだが…。

                           

                          若いころの女たち | permalink | comments(4) | -

                          花のもと何時までも密かに

                          0

                            今年のホワイトデーは爽やかに
                            夜半を過ぎても皐月を思わす暖かな宵だった。
                            たしかに今年と言わずこの頃の陽気は悩ましい。
                            街が噴きこぼれるほどの雪に包まれて
                            その雪の狭間から菜の花の鮮やかな色が零れる。
                            陽だまりの中で白い肌が明るく映える
                            そんな中、心浮きたつホワイトデーになった。

                            ユカさんと出会うひと昔も前のことになるが、
                            ある懐かしい思いを残した彼女を思い出す。
                            それは小生初めての不倫になるのだが
                            春の日の陽だまりのなかで何度も抱き合った
                            シングルマザーの彼女のことだ。

                            「若いころの女たち」のカテゴリーの記載の
                            所どころに挿入している抱き合う男女の絵は
                            ユカさんと知り合うより十何年ほど前に
                            愛した元彼女の思い出のビデオ画像から撮っている。

                            残された動画から艶めいたショットを切り取った絵だ。
                            こっそり残された小生とその彼女との
                            貴重な情交の動画だが、今でもその貴重な動画からは
                            爽やかな二人の姿が彷彿させられる。

                            これらの絵に映る男は小生の今より二十何年も前の姿だ。
                            当時、シングルマザーと爽やかな関係を続けていた。

                             残された彼女の面影
                            セフレで始まった関係ではなく
                            ある偶然から彼女の小学生の娘に勉強を見るようになった。
                            母娘が中学受験に必死に頑張っているのを知って、
                            塾のことから勉強など色々相談に乗ったのが始まりだった。

                            国立の附属中学に娘が合格できたことなどがあり
                            何時の間にか彼女とは近しい関係になった。
                            ある偶然から突然、男と女の仲になった。
                            小生のほうから惚れてしまった女性であったから
                            情交のシーンでは爽やかな思いしか残っていない。
                            どんなときでもすこぶる明るい表情しか見せない彼女に
                            小生はまったく心を奪われてしまった。
                            抱き合うたびに憑かれたように何度も
                            「愛してる」を彼女の耳元に囁き続けただろうか。

                            小生には思い出に残る動画だが、
                            もちろん彼女はこんな録画が残っているとは知らない。
                            当時から小生はSONYのハンディ・カムの
                            かなり熱心なファンだった。
                            最初は彼女のきれいな肌身を映しておきたかっただけだが
                            何時の間にか生肌に晒された彼女の生き生きした
                            そんな姿がどうしても欲しくなった。
                            しかもカメラを意識させないためには
                            隠し撮りしかなかった。

                            娘が学校に行っている隙に
                            気持が合えば密かに彼女の家で抱きあった。
                            あらゆる手くだを凝らして彼女の家の二階で
                            ビデオをうまく設置した部屋に彼女を誘い込んだ。
                            隠して撮ることの高揚感は凄かった。
                            小生はいつもよりはげしく興奮していた。
                            そのように苦労して残されたたった一枚のDVDに
                            我々の逢瀬の艶めかしい姿が残った。

                            彼女の肌あいを映像に残したかったのもあったが
                            ブログを開ければすぐに彼女と逢えるように
                            密かに記録しておきたかった。
                            こんな思いに駆られたのは彼女が初めてだった。
                            小生が古くからのビデオ・マニアであったから
                            動画を残したくなるのはあたりまえかなと思っていた。

                            小生は当時、彼女のことが好きで好きで仕方がなかった。
                            いつも彼女を生肌の温かみをうかがえる姿を見ていたかった。
                            彼女の女体も匂いも肌も気に入っていたし
                            さらりと何ごとにもこだわらない肌合いが好きだった。
                            小生の胸の下に抱かれながら笑顔が尽きることがなかった。
                            このブログには所どころにそんな懐かしさをこめて
                            彼女との優しい情交の絵を散らばめている。

                            小生の好みは本来、
                            少しふっくらしたぐらいの肌が好きだったが、
                            好きになる女は生肌の透くように滑らかな肌に
                            硬太りのむっちりと匂う女がなぜか多い。
                            ふっくらと柔らかな福まんに吸われるように
                            交わるのがいいと憧れていたのだが
                            ユカさんも元カノの彼女も同じようにぬるりと
                            舐めるように締め付けてくるような
                            そんな交わりになってしまう。

                            学生時代に付き合いのあったK子たんが
                            体の相性では一番、小生の好みにあっていたのだろうが、
                            人生とは上手くいかないもんだと思う。
                            しかもK子たんの福まんは残念ながら
                            どうしても味わうことが出来なかった。
                            それはこの歳になっても思い残す後悔になっている。
                            (これは以前どこかに書いたかな)

                            初めて、取り留めなくこの元カノの事を書いてみたが
                            ユカさんもどこかそんな彼女に似ている。
                            ユカさんは処女だったから奥手なところが似ていたからか
                            二人はいつまでも羞恥の表情が零れてくる。
                            彼女は娘の父親と初めての時に
                            「なんでそんなところを触るの?」
                            そんなことを真顔で尋ねたのだと
                            面白そうに言って、けらけらと笑っていた。

                            しかし、女の匂いはユカさんのほうがいまでは濃い。
                            いつのまにか女の奥深い所から噴き出すような
                            そんな色気が色濃く匂うまでになっている。
                            小生と交わった日々はユカさんのほうが
                            比べものにならないぐらい多い。
                            元カノとはお互いに仕事を持ち
                            娘の影を気にしながらの付き合いだったから
                            僅か二十数回の交わりだった。

                            しかしその短い間に、
                            小生は身も心も一心に彼女に注ぎ込んだ。
                            だが男と女の別れは想像もできない事がからむから
                            突然どうしょうもなくなってくることもある。
                            やがてこの一枚のDVDを残して彼女は去っていった。

                            男女の仲はとわに続くことはないと分かっていても、
                            別れに彼女の悲しい涙を見ることがなかったのが、
                            せめてもの慰めといえる。
                            それがトラウマになっているのか
                            いまでも小生はいつも、ユカさんが突然、
                            小生から離れていく恐れに悩まされている。

                             

                            若いころの女たち | permalink | comments(2) | -

                            いつもの Birthday-mail に思う

                            0

                              二月の末、小生の??歳の誕生日がまた来た。
                              この歳になると冥土への一里塚みたいなものだが、
                              まだささやかなメッセージで祝ってくれる友もいる。

                              ちらほら高瀬川のさくら

                              もちろんセフレのユカさんからは若もん顔負けの
                              絵文字を散らばめたメールが送られてくる。
                              誕生日はバレンタインとホワイトディの間だから
                              今や色褪せてきたバレンタインより最近では
                              小生の誕生日にユカさんはご執心だ。
                              いつも値の張るささやかなプレゼントに
                              いい香りの匂う艶めかしい肌まで添えてくれる。

                              それとは別にづっと前から、毎年一度、
                              この日にTelかMailを送ってくる親友がいる。
                              中学から大学までの学生時代を共に暮らした親友だが、
                              今では大きな産婦人科病院を息子に譲って、
                              老医院長として悠々自適の隠居生活に入っている。

                              深夜遅く下宿の襤褸布団にくるまれて、
                              将来を語り合い、雨夜の品定めよろしく
                              男女の艶話を語らい続けた。

                              あの聖心女子大に通う恋人と学生結婚するときには
                              小生が何度も京都から東京まで駆けつけて
                              彼を助けて裏細工に助力したこともある。
                              とんでもなくお嬢さんだから大変だった。
                              今でもそんな事から「借り」を感じているのだろう。
                              年の一度、これだけはと今も思い込んでいるようだ。

                              学生時代の当時、定食屋で丼飯を頬張りながら
                              「俺とこの病院、年商4億やて、凄いことかな?」
                              そんなことをぽつりと言ったのを思い出す。
                              卒業直後のフリーターのような生活をしている
                              小生には想像のできない話だ。

                              それでも自分の生き様を頑なに貫く小生を
                              今でも認めているようなそんなところが残っている。
                              今では病院は数十憶の年商があるはずだが
                              小生の前ではジャガーを乗り回していることも
                              どこか恥ずかしそうにぽつりと言うだけだ。
                              「医者は外車に乗らんとバリューがつかんのや」
                              そんなことを言いながら、
                              「俺が医者でやっていけたのも…今も恩にきてる」
                              なぜかそんなことを最近特に言う。

                              一昨年、そんな学生時代の友の一人が先立った。
                              死後の連絡だった。我々には知らせるなと言っていた。
                              「俺も、連絡はしないからな」
                              小生もそういって笑ったが、
                              「わかった、わかった」と
                              彼は寂しく笑っていた。

                              誰ともこんな後ろ向きの話はしたくない。
                              今も昔も男と女の話は命の息吹があっていいものだ。
                              そんなことを思いながら彼との思い出話は尽きない。

                              解剖の実習にもぐりこんだこともあった。
                              昔は悠長なものだった。医学生に交じって
                              白衣を着ているだけで実習室に潜り込むことができた。

                              その年の大学入試では合格最低点は
                              医学部より理学部の方が高かったから
                              医学部に願書を出していれば医学部に受かっていた。
                              その後も何度もそんなことを彼から言われていたが、
                              解剖の実習を見て小生は医者にはなれないと思った。
                              医者になった彼を尊敬したもんだ。

                              産婦人科医の面白い話もいろいろ聞かされた。
                              当時から、医学生は女遊びが激しかったらしい。
                              そのなかでも、まったく女遊びのしなかったインターン生が
                              最初の患者の膣を診察したときに
                              慌てて指を膣の中に滑り込ませて慌てたとか。

                              街で赤ちゃんを抱っこした若い奥さんに挨拶されても
                              その若奥さんの名前はいつも分からなかったが
                              診察台に足を開いたままの姿を前にすると
                              誰かすぐ分かるもんだと…。
                              女のデルタの相は百人百様だと言っていた。
                              陰毛の相は大きく分けると3つになるらしい。
                              生理中の女性と性交すれば出血が止まらなくなるから
                              タオルを尻の下に引いて挿入せねばならない。
                              膣と肛門の筋肉は八の字につながっている。
                              肛門を絞めると膣は絞まる。
                              こんなことをいつも楽しく語らっていた。

                              彼にはユカさんのことは言っていない。
                              彼は小生を硬い男と思っているはずだ。
                              学生のころのイメージがいつまでも残るものだ。

                              「俺はいまでも現役だよ」
                              何年か前、彼はそう言った。
                              昔の若いころのようにいい女だなと思えば、
                              必死になって誘うそうだ。
                              有り余る医者の小遣いを注ぎ込んで必死に口説くのだそうだ。
                              そうすることが昔取った杵柄ではないが
                              彼の今を生きる糧になっているのだろう。
                              可愛いなと思う女の子がいれば歳は関係なく
                              必死に口説くのだそうだ。

                              小生はユカさんにどっぷり浸かることで
                              今を楽しむことに必死になっている。
                              彼は今だに現役であることにこだわっている。

                              庭の細かに散った梅の花びらが小雨に濡れて
                              小生の新しい年齢の日々に進んでいく。
                              いつもこの頃そんな気持ちで春を迎えてきた。

                              明日はユカさんの母親が
                              ショートステイに行く日で帰ってこない。
                              生温かな彼女の肌に溺れるもよし。
                              そんな気持ちにもなっている。

                               

                              熟年・熟女 | permalink | comments(2) | -

                              vosanovaさん、どうもです

                              0

                                やっと庭の梅もちらほらほころび、
                                ひよどりの影がその梅の花びらに挿して、
                                ようやく春の暖かさに憩える頃がきたようです。

                                さらりと快い生肌の触れ合いが楽しめる
                                そんな春の息吹をなごむ頃になってきました。
                                小生は彼女の生暖かい肌にさらりと触れる
                                そんな肌合いがたまらなく好きです。

                                 

                                男と女の性愛と情の絆が色濃く絡む
                                愛苦しいほどの刹那さを春は感じます。
                                肌と肌とがさらりと張りあうように
                                お互いの命の精を吸い合うかのような
                                そんな苦おしさを感じるぐらいです。

                                「女の肌が恋しくなる…いいですね。
                                それは特定の人へですか。
                                性愛自体がそういうものなのでしょうか。
                                シニアこそ語りたいですね。」

                                このvosanovaさんのコメントに
                                あれこれと応えているうちに、
                                とんでもなく生々しく長くなってしまったので
                                このブログの記事として転記してみました。

                                vosanovaさんへの語りとともに
                                小生の彼女との性愛の今までの感情を
                                懐かしく巻き戻してみました。

                                「女の肌が恋しくなる…」
                                最近、これは彼女の肌にしかありません。
                                肌の触れ合いの先には
                                彼女の膣の中にぐっと挿入していくときの
                                まだ初々しさの残る彼女の、うっと息を詰める
                                そんな切ない表情は堪らなく可愛くなります。
                                小生は昔からそのときの女性の表情が好きです。

                                男を受け入れる瞬間の女の表情は
                                この上もなく瑞々しく美しく可愛いものです。
                                何歳になってもすべての女性は
                                男にとってはこの上もなく魅力ある美女です。
                                一糸まとわぬ生身の肌は女の最高の魅力です。
                                女であることですべてが素晴らしいと
                                小生は熟年になってからいつも思います。

                                彼女はなににもまして日に日に美しく
                                小生にとっては艶めかしく悩ましいものです。
                                小生には可愛くて仕方がありません。
                                熟年になって性欲の落ち着きが
                                より彼女の細やかな女の魅力に触れて
                                嗅ぎ取るように気付いていったのかは分かりませんが、
                                確かに膣の中に入っている自分の物が
                                膣の中できゅっと強く締め付けられたとき
                                その彼女の深い情愛のほとばしりを感じながら
                                その気持よさは耐えられません。

                                深々と陰陽交わりながらお互いの
                                言葉なき囁きを膣の中で絡め合っている
                                そんなときが堪らなく興奮させられます。
                                彼女も「そのままじっとしていて」と
                                ぴくりぴくりと小生を締め付けながら語らい
                                奥に奥にと飲み込みながらしがみついてきます。

                                舌をからめ唇を吸い合いながらそのまま深々と交わり、
                                小生、苦おしげに大声で叫びあげたいような
                                そんな堪らなさに突かれることもあります。
                                たぶんそんな小生の切ない感情が
                                彼女にもぬるぬるになった肌合いに感じて、
                                小生を奥へ奥へと飲みこもうとするのでしょう。

                                性愛とは常にこのように彼女を抱きたいと
                                思っているから肌が欲しくなるのだと思います。
                                しかも男の方は一枚一枚とゆっくり
                                着衣を脱がしながらその女性のあらゆる
                                表情を楽しんでいくものと思っています。

                                雌雄の交わりだけで出し入れするだけの
                                性愛は男にとっても寂しいものでしょう。
                                男は特に熟年になれば肌の触れ合いの一齣一齣、
                                彼女のきれいな生身の透けるような姿を味わいながら
                                奥深く交わっていくのが出来るようになり
                                それが性愛と情愛を味わういい頃合い
                                となるのではと思っています。

                                小生は性愛と情愛とは同じものだと
                                彼女との触れ合いで思うようになっています。
                                ゆっくりと時間をかけて交わることが
                                多くなって、そう最近は思っています。
                                一糸纏わぬ姿でお互いの唇を吸い合いながら
                                深々と奥深くまじわったまま、同時に
                                無言の囁きを膣の中で締め付けられながら、
                                それに応えてピクピクと蠢かしたりして
                                切なく情愛の語らいを続ける。
                                性愛とはこのようなものではないでしょうか。

                                そして感極まり、
                                男は耐えられぬように激しくぐっと腰を突いて出し入れ
                                女はあえぎのけぞり男を抱きしめ
                                二人は一つの塊に固まったまま
                                やがて溶けるようにまどろんでいくのでしょう。

                                そしてまた
                                「彼女の肌が恋しくなる」頃、
                                わずかになった残りの時間も命も惜しむことなく…。
                                性愛は男にとってこんなものだと思うのですが。
                                としても、女性はすべからく美しくすばらしいと…。
                                そう思います。

                                 

                                熟年・熟女 | permalink | comments(4) | -

                                城崎温泉の蟹が「かに道楽」になった

                                0

                                  今年の厳しい冬の寒さはどうしたことか。
                                  何度も何度も日本中を寒波が襲い一月二月と
                                  とくに日本海側は記録ずくめの豪雪に見舞われている。

                                  ユカさんと姫初めをした日の別れ際に
                                  二月には城崎に蟹を食べに行こうとなった。
                                  箕面の大江戸温泉が気に入ったらしく
                                  城崎にも大江戸温泉があるから
                                  そこへ行こうと熱心におねだりをされた。

                                  惚れた弱みでもないだろうが
                                  またまたユカさんに押し切られて、
                                  城崎の大江戸温泉に予約を入れてしまった。
                                  まあうまいことに部屋をゲットすることができて
                                  「食えるぞ!…食えるぞ!…蟹が食えるぞ!…」
                                  そんな感じに盛り上がったが
                                  何度も何度も山陰にやってくる豪雪の寒波に
                                  遂に早々とキャンセルしてしまった。

                                  ユカさんはがっかりしていたが
                                  誰も自然の営みには勝てない。
                                  その代わりに京都の「かに屋」さんか「かに道楽」で
                                  蟹を食べさせてということになった。
                                  むしろリーズナブルになったことで小生、内心ほっとした。

                                  連休の日に一号線沿いの「かに道楽」に予約を入れて
                                  その埋め合わせをすることで何となく納まったが、
                                  「温泉はどうするの?」とユカさんは
                                  困らせるように悪戯っぽくにっこりと笑ったもんだ。
                                  温泉と蟹をペアで予約していたということらしい。
                                  本当に欲深で困ったものだ。

                                  連休の日はユカさんは上機嫌だった。
                                  やけに風の冷たい日だったが「かに道楽」の中は
                                  床暖のきいたあたたかな店だった。
                                  蟹のフルコースで彼女の機嫌は最高だった。

                                  蟹をつつきながら話は恒例になった
                                  五月の新緑のころの京都旅行になったが、
                                  もう行く所がなくなったのではないかと
                                  また新しいイベントを考えようよと言いだした。
                                  あれこれとユカさんはますます盛り沢山に
                                  小生を押しに押して困らせてくる。

                                  前の週の逢瀬では彼女のつるつると柔らかな
                                  生肌を抱きながらますます脂の乗った滑らかさに
                                  いつの間にかとろけるような柔らかい
                                  女体に変わったなとそんな事を感じていた。
                                  愛撫ばかりに執心している小生の耳元に
                                  「入って!…入ってきて!」
                                  あえぐような柔らかい彼女の囁きで
                                  初めてかもしれない挿入のおねだりをされた。

                                  ユカさんの肌の感触がきゅうに近頃変わり始めた。
                                  それが何を意味するのかは小生には分からない。
                                  ほかに男が出来たとかそんなこととは到底思えないが、
                                  透けるように白い柔らかな肌合いは清潔さを匂わせて
                                  まだ赤みを残した割れ目の生々しさがより艶めかしく、
                                  無性に愛くるしさを感じさせられて何度も抱きしめてしまう。

                                  熟女の生々しい女体の変化をじかに味わいながら
                                  雌雄の奥の深い味わいを心せかるる思いに感じるのは
                                  幸せなことなのだろうか。

                                  「かに道楽」を出てからまだ宵のうちに
                                  彼女を家に送りとどけてから
                                  彼女の家の都合で時間がとれなかったこともあるが
                                  何もなく分かれてきたのは珍しい。
                                  小生も複雑な気持ちになった。
                                  きっと彼女も何か感じているだろう。

                                  熟年の身の複雑な気持ちがますます
                                  露わに心の底に埋み始めていることに
                                  はっと気づかされることだ。

                                   

                                  熟年・熟女 | permalink | comments(5) | -

                                  今年は初めからすっきりといかないのかな

                                  0

                                    たった一年だが、去年と今年で
                                    ユカさんとの触れ合いに雌雄の関係ではないが
                                    何かがなんとなくしっくりこない違和感がある。
                                    体力が極端に落ち始めたのを自覚し始めたのか
                                    血圧が高かったり肝機能の検査値がよくなかったり。

                                    このように雄の身体は衰えがにじり寄ってくるのかなと
                                    そんなことを本当に実感として思うことがある。
                                    それよりも身体を動かすととにかく痛みが残る。

                                    ものを運んだりちょっとした作業に根をつめると
                                    いろいろと身体の痛みになって返ってくる。
                                    なんでこんなところが痛いのだろうかと
                                    じっくり考えてみると大量の資料をコピーしたときに
                                    何回も資料を押えつけていたから、その力が入っていたからと
                                    それは若い者には到底想像の出来ないものだ。

                                    それは当然のことに雌雄の艶めかしい行為にも言える。
                                    まず行為にのめり込む時間が長ければ肢体がダル重くなる。
                                    二日ぐらいの後の動きに微妙な影響を与えてくる。
                                    なんでここが痛いのだろうと思いをいたすと
                                    ユカさんとの身体のくねる絡みのなかであんな形で
                                    無理な力を入れていたりしたかなとか
                                    無理なラーゲの身体の入れ方がすぐに反映してくるなと思う。

                                    もう現役はあとわずかかと思う瞬間だが、
                                    このような痛みは少し経てば次ぎ次ぎと痛みが動いていく。
                                    これが老いというものなのか…。
                                    力任せのぬるぬるした雌雄の繋がりは汗ずくになるが
                                    そんな若いカップルたちにはとうてい分らぬだろう。

                                    本当の雌雄の深い喜びの行為には力はいらないことが
                                    本当に分かってくるのは熟年・熟女になってからだが、
                                    そのころには心身ともにとっぷりと睦会うことのできる
                                    パートナーのいないことがおおにしてあるのが残念だ。

                                    小生が性の深みを感じ始めたのはユカさんを知って
                                    百回を超える親密なまぐわいの経験した頃からだと思う。
                                    ユカさんは処女であったが男の身体を知ってしまうと
                                    目覚めたように女体が急激に生々しく熟していったことにもよる。

                                    ふたりには、まず避妊をする必要がなかったこと。
                                    雌雄の行為の触れ合う時間がたっぷりとれたことや
                                    やがて挿入にこだわらなくてもお互いの身体を愛することで
                                    充分に心が癒されるようになったことや、
                                    雌雄の挿入からじっと深々とまじわっているだけで
                                    抜き差しをすることもなくピクピクと生の触れ合いで
                                    雌雄の気持を語り合えることが出来るようになったころから、
                                    肌合いや匂いの中で性愛の深みを感じるようになったのだろう。

                                    前回、vosanovaさんからアクメのことについてお話があったが、
                                    今まで女体のそのことに考えが及んだこともなかったことだ。
                                    vosanovaさんが女の人だったから、そんな質問が出来たのだろうが、
                                    小生はユカさんが射精時にどのようなアクメの状態にあったのかは
                                    本当は分っていなかったことにハッと気付いたのだが、
                                    これはユカさんに改まって聞いてみるのも何故かおもはゆい。

                                    男には女の人のオーガズムがどんなものかはまったく分りえない。
                                    いろいろなすごい快感があることは聞いているが
                                    我々二人が精を放った直後に無我の境地にさすらっている
                                    そんな状態のときの彼女がどんな深いアクメの中にあるのか?
                                    はたまた、心理的に安らかにさまよっているだけで
                                    充分満足しているだけなのかどうかは分からない。

                                    ただいつも彼女が言っているのは
                                    「ふうっと前後不覚に微睡みの世界に落ち込んでしまう。
                                    体中がしゅわしゅわと泡立ってすっと空中に浮かび上がっていくように
                                    なにもかもが意識の外に飛んで消えてしまうようになって
                                    気が付くとあなたの腕の中でまどろんでいる」

                                    本当にアクメとはどんなものだろう。
                                    女の人に聞いてみたいが、これは人それぞれだろうし、
                                    そんな女体の奥の奥に隠れているような神秘を
                                    聞くことはできないだろう。
                                    本当にどんな時にどんなことを感じているのだろうか?

                                    我々ふたりはそんな思いとは別に元旦の姫初めの埋め合わせを
                                    その後すぐ、彼女の母親の初ショートステイの日に
                                    彼女のベッドの中でとっぷりと味わうことになった。
                                    今年も二人のセフレの生活が無事に始まった。

                                    そのあと、vosanovaさんの疑問をそれとなく
                                    ユカさんに囁いてみたが、ふふんと受けて
                                    そのままなにも言わずに再び微睡みに落ちていくばかりだ。

                                     

                                    熟年・熟女 | permalink | comments(2) | -

                                    大晦日の姫初め、初めてお預け

                                    0

                                      今年の除夜の鐘は方広寺になった。
                                      ユカさんと共に今年最後に突く
                                      メモリアル除夜の鐘に相応しい梵鐘だ。
                                      家康が大阪・夏の陣冬の陣の口実に使ったいう梵鐘は
                                      ある意味、不思議な思いが滲んでくるのも相応しい。

                                      方広寺の梵鐘は日本の三大梵鐘と言われている。
                                      素晴らしい迫力を持って鐘楼に静かに下げられていた。
                                      十時半を過ぎるころ方広寺の境内に向かったが
                                      もう二十組ばかりの行列が鐘楼の周りを
                                      ぐるりと取り巻くように並んでいた。

                                       

                                       Cafeより

                                      今年の大晦日は出足が遅れた。
                                      約束の時間を大きく遅れて京阪七条でユカさんと落ち合う。
                                      清水坂の下、東山通・馬町の近く、若者向けの
                                      バックパッカー達も泊まるような小さなホテルに向かった。
                                      あえて変化を狙って興味半分に選んだ。
                                      遅く、七時過ぎにチェックイン。

                                      いつものようにふたりで
                                      八坂さんにお参りすることから始まる。
                                      石段下の北西角にあるCafeにひとまず一息つく。
                                      ここは昨年にも一息ついたCafeだ。
                                      いつもクラシックが流れる素人っぽいCafeのようだ。

                                       

                                       

                                       

                                      東山のいつもの散歩道を辿って
                                      方広寺の方に移動を始めた。にぎやかな界隈を
                                      離れているから途中は人が少ない。
                                      出会う人はみんな外来種の人ばかり。
                                      本当に外人の多くなったことだ。
                                      除夜の鐘までなんで外人が突きに来るのだろう。

                                      ここは整理券もなく並んだ順に十五分前から
                                      般若心経の読経の音とともに除夜の鐘が鳴り始まる。
                                      紫の衣をまとった老僧侶が最初のひと突きを打つ。
                                      地の底から吹き上げるような柔らかな音だ。
                                      今まで打った梵鐘の中では特に
                                      柔らかで優しい鐘の音だった。
                                      流石にこれが日本三大梵鐘の響きだろう。

                                      われわれの一つ前の順番で
                                      今年のカウントダウンを告げるざわめきの声が起こった。
                                      ユカさんは残念そうに小生を見ながら
                                      去年の清水寺では二人が打ち終わったとき
                                      カウントダウンでワッと大きな歓声が上がったのを思い出して
                                      「残念やわ」と何度も言った。

                                      五人グループになってさあと引綱を握らされた。
                                      引綱は今回はとてつもなく重かった
                                      呼吸を合わせて掛け声よろしく一気に打ち込んだ。
                                      思ったより低く地を這うような柔らかな音が
                                      余韻を残してゆっくりと流れた。
                                      不思議な安らいだ気持ちが後に残った。

                                      「最後の除夜の鐘に相応しかったね」
                                      ユカさんは感慨深く何度もそう呟く。
                                      遠くに夜空に真っ白な京都タワーの輝きに
                                      ふっと大きく息を吐いていた。
                                      そんなユカさんの吐く息がかすかに白く見えた。

                                      隣の豊国神社の参拝の人の列を照らす明かりを後に
                                      ふたりはもう境内を離れることにしようとなった。
                                      例年になく寒さは感じなかったが年が改まるころになって
                                      ぐっと底冷えの風が肌寒かった。

                                      ホテルまでは近かった。
                                      いつもはタクシーで洛中のホテルまでとって返したが
                                      今年は近かったから楽に帰れた。
                                      さすがに小生はかなり疲れていた。
                                      寒さと列に並ぶ時間待ちは熟年の身には流石に疲れた。

                                      ホテルに帰ってから、
                                      ホテルに風呂がないことも分かった。
                                      シャワーがあるが深夜は音が立つので
                                      遠慮して下さいとそんな注意書きが壁に書かれていた。

                                      外人向けに英語とハングルで書かれていた。
                                      騒がしい話し声を出さないようにとか
                                      壁が薄いので聞き耳を立てるようなこともないようにとか
                                      日本では考えられないような注意が書かれていた。

                                      二人は顔を見合わせて
                                      もう寝ようよと笑い合った。
                                      ユカさんもシャワーは朝にすると言って
                                      意味しんに含んだ声で言って笑った。
                                      ホテルを変えたので動きやすくなったが
                                      二人にとっての大事なことが出来ない雰囲気になってしまった。

                                      ホテルには浴衣も何もない。
                                      ユカさんはいつも持ってくるパジャマに着替えて
                                      洗面した後、ベッドにさっと横になった。
                                      小生は下着になってそのままベッドにもぐりこんだ。

                                      ユカさんはライトを落としながら
                                      小生に近寄ってくると軽くキスをしてきた。
                                      「楽しかった。今日はありがとう」
                                      そう言ってにっこり笑ってベッドに潜り込んでしまった。

                                      ちょっと変化をつけて見ようと思ったことが
                                      とんでもなく調子が狂ってしまったようだ。
                                      大晦日の姫初めはしばしお預けになってしまった。

                                      小生は内心、ほっとしたこともあったが
                                      ユカさんは一度のキスにすべての気持を込めて
                                      小生を本当に気使ってくれたのかも知れない。
                                      もう歳的に深夜を越えての姫初めは
                                      不可能だと分かっていたのだろう。

                                      どうせこの埋め合わせは
                                      すぐにどこかですることになるだろうが…。
                                      まずは今年の初めを幸せに
                                      共に始められたことに乾杯だ!

                                       

                                       

                                      熟年熟女の姫初め | permalink | comments(2) | -

                                      イブの宵に

                                      0

                                        ユカさんと初めて過ごしたX'masの思い出を
                                        はっきりと覚えていないことが多々ある。
                                        あれこれと手管をめぐらしたその後の年と重なって、
                                        どうだったか記憶が定まらない。
                                        それでこのブログの以前の記事をちょっと見返してみた。

                                        「シニア男と熟女のイブは性夜の香り」
                                        「イブの夜、やっぱり熟女の肌に溺れる」
                                        「イブの夜、窓辺に浮かぶ熟女の生肌」

                                        最初の年のイブの記録だ。
                                        こんなこともあったあんなこともあったと
                                        懐かしく思い出す始末だ。

                                        つぎの年はトーンも落ちたのか記事はひとつきりだ。
                                        「X’masイブは熟女の匂いに浸かりきる」
                                        の記載がひとつになっていた。
                                        ああそうだったなとは思うがどうも遠い昔に見える。

                                        初めはたしかに何とか彼女を口説き落としたいと
                                        あれこれとそんな迫力が小生の方にあって
                                        若者顔負けの手管を繰り出していたことがわかる。
                                        残念なことな去年など記事にもなっていない。

                                        いまにいたっては懐かしいが
                                        これもいい思い出になっていて話のタネになる。
                                        初めは少なくとも週に一度の交渉でいいから
                                        セフレの関係を継続することを望み
                                        そのために必死に彼女の感心を維持しようと
                                        がんばっている姿が涙ぐましい。

                                        女のほうからは、必死になって身体を愛してくれる
                                        そんな都合のいい雄に見えるだろうし、
                                        男からは欲しい時に抱ける都合のいい雌になっている。
                                        それでもいいと思うが
                                        そんな姿がイブの宵のイベントに色濃く見える。

                                        今年のイヴの宵は去年と同じ1号線沿いの
                                        Yレストランにユカさんを連れて行った。
                                        墨を流したような黒い雲にすけるような
                                        宵から時雨れる肌寒い黄昏になった。

                                        ユカさんも付き合い初めのころの硬さも
                                        さすがにもうなくなってきていたから、
                                        ゆっくりと軽いディナーを楽しむ様子に
                                        余裕が滲み、緊張感もあまりない。

                                        今年の思い出話に華が咲いた。
                                        最近イベントとしてふたりで始めている
                                        京都のラーメンの食べ歩きの話や
                                        今度の除夜の鐘をどこのお寺にするかが
                                        あれこれと話しのタネになった。

                                        東山の奥の方に行こうかとも思ったが
                                        人が少なくなったら寂しいから
                                        やっぱり洛中のにぎやかなお寺にしようとか、
                                        いまだになかなか定まらない。
                                        五条坂の近くに今年の宿をとっているから
                                        やっぱり四条から五条のあたりに
                                        なるのではと思っている。

                                        学生のころ銀閣寺のあたりの除夜の鐘を
                                        聞きながら大晦日を過ごしたこともある。
                                        明け方の銀閣寺の鐘を聞きながら姫初めをしたことも
                                        懐かしい若い頃の思い出として残っている。
                                        黒谷の光明寺や真如堂に行ってみようと言ってみたが、
                                        洛中から離れて、きっと参拝の善男善女も少ないだろうし、
                                        まだまだ東山あたりにもいいお寺は多い。

                                        話もあれこれと飛び、
                                        年越しの蕎麦よりむしろいい店で
                                        いいものを食べようよということになったり、
                                        それはそれでユカさんを嬉々と喜ばせた。

                                        その後、レストランを出て、
                                        細い時雨れの降るなかを
                                        彼女を家まで送っていった。
                                        もちろん、そのまま別れて済むわけでもない。
                                        「X’masイブは熟女の匂いに浸かりきる」
                                        で記録されたような濡れ場ほどでもないが
                                        それはそれなりにユカさんを楽しませるだけの
                                        心を砕くことに必死に汗をかいたことは
                                        言うまでもないことだった。

                                        ふたり、肩肘を張ることもなく
                                        気の置けない時間を送れたことは
                                        今年もいいセフレであったことの
                                        充分の証だったようだ。

                                        今年もあと三日。
                                        ただ幸あれと願うばかりだ。

                                         

                                         

                                        熟女のX’masイブ | permalink | comments(4) | -

                                        「わろてんか」の崇徳院に思う

                                        0

                                          NHKの朝の連ドラを週末まとめてよく見る。
                                          吉本の噺家や芸人が面白おかしく演じられて
                                          面白く気が楽で見ていられるのがいい。

                                          最近、ドラマでは落語の「崇徳院」が
                                          話のタネになっている。
                                          百人一首の崇徳院の歌がネタになっている噺だ。

                                          「瀬を早み
                                          岩にせかるる 滝川の
                                          われても末に 逢はむとぞ思ふ」

                                          「われても末に」の「われても」は
                                          滝川の水が分かれても又一緒になると
                                          説明していたが、これは掛け言葉になっていると
                                          昔あれこれと読み考えたことがあったのだ。
                                          「われても」は「分かれても」という意味と
                                          「なんとか必死に」という意味が掛かっている。
                                          それほど切ない相聞歌になっているのだという。
                                          小生にとっては懐かしい。

                                          話は校庭から港の見える小生の中学卒業の頃に返る。
                                          「望月の わかつことなむ
                                          なるなれば われてもわけよ
                                          君がやみごと」
                                          この歌は今思えば初恋になる同学年の女生徒に
                                          卒業の別れを記念しての書籍に添えた相聞歌である。

                                          高校の入試を控えて体調を崩して
                                          学校を休んでいる彼女に送った歌でもある。
                                          彼女からも一冊の文学書とともに
                                          長歌といえるような十数行の歌が添えられていたが
                                          その歌はさすがに記憶の中にはすでにない。

                                          その時に崇徳院を真似て「われても」という古語について
                                          なんとか掛け言葉にしたいとこだわったのが懐かしい。
                                          15歳の初々しい彼女の姿とともに残っている。

                                          崇徳院の歌が落語になっていたのを知るのは
                                          もうすこし後のことだが、いにしえの相聞の歌で
                                          契り合う、ませた中学生であったこともしかりだ。
                                          彼女も優等生の誉れ高く国語力に定評があった。
                                          小生の私立高校の入試に必須だった古文の勉強を
                                          そんなところに上手く使ったのだろうが
                                          いま思えばまじめな中学生であったわけだ。

                                          小生は晴れてその私立高校に彼女は県立高校へと進み
                                          やがて大学は理学部と文学部にと進むことになるが
                                          それからも大学の中頃まで明治の文学作品に綴られるような
                                          さりげなく清らかな男女の付き合いが続いた。

                                          この歳になって崇徳院の下の句に敏感に
                                          反応している自分のほほえましい姿に
                                          流石に「昭和は遠くなりにけり」と思う。

                                           

                                           

                                          若いころの女たち | permalink | comments(0) | -


                                          お見合いパーティー
                                          にほんブログ村 大人の生活ブログ 夫婦生活(性生活)へ
                                          にほんブログ村

                                          熟年塾女の婚活


                                          恋愛・婚活マッチング